「ふはぁ...ただーいまー」

外の寒さで鼻の頭を赤くしながらホロホロは玄関を開けて中へと入り、片手に持っていた荷物の入ったレジ袋を一旦床へと置きながら中にいるであろう蓮へと声をかけた。

「外けっこう冷え込んでるわ、寒いの苦手な蓮は買い物一緒に行かなくて正解正解」

いつもだったらホロホロが家から出るときに必ず着いてきている蓮なのだが、今日は外の寒さに負けてしまい留守番をしていた。
ﾍﾟﾀﾍﾟﾀと廊下を歩きながらｶﾁｬﾘとリビングに通じる扉を開いた。

「れー...あん？」

「あぁ、帰ってきたのか」

蓮の名前を呼びながらリビングを見渡すと蓮の姿を見つける。










...見つけたのだが...。










「なんでこたつあんの？」










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