暴露話
「...それは本当なんだろうな」
視線をハオへと向けると、ハオはにこりと微笑みながら頷いた。
「あぁ、これについては本当さ
それとも君は、ホロホロの気持ちを疑っているのかい?
彼が人を騙す、なぁんて器用なこと出来るようには見えないけど」
「そうだな、この馬鹿に出来るわけがない」
"フゥ"と小さく息を吐きながら蓮はホロホロの頭に手を伸ばして"ポンッ"と優しく撫でる。ホロホロは驚いた表情を浮かべながら顔をあげて蓮を見つめた。
「れ...」
「ハオの言葉を信じるわけではない
今日のところは追求するのをやめるだけだ
この件については後々、貴様の口から話してもらうことにしよう」
「...おぅ...それは、ちゃんと言うから」
ホロホロの言葉を聞いた蓮はわしゃわしゃと少し乱暴に頭を撫でた後、耳元に唇を寄せる。
「...無理に聞こうとしてすまなかったな」
小さな声で謝罪の言葉を口にし、蓮はちゃぷんと湯に浸かった。
「さて、ハオ
話の続きを聞こうではないか...ムー大陸とやらの話をな」
---やっっっと、こいつらのいちゃつき終わって本題入れる。
by葉、竜、チョコラブ、リゼルグ
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