最近あいつらの様子がおかしい
「...」
今日は葉の家で宴会があり、蓮、ホロホロそしてチョコラブも呼ばれどんちゃん騒ぎをしていた。
いつも葉の家で宴会ある時はいつの間にかあいつ等消えてるからな...今日はこっそりあとついていって何してるのか確かめてやるぜ!!
葉と親しげに話しているホロホロと大人しく飲み物を飲んでいる蓮を見たチョコラブは"クックックッ"と笑いながら手にしていたコップに入っている麦茶を飲み干した。
「おうおう、なんだどーしたよチョコラブ
なんか、すげぇおもしれぇ顔してるぞ?」
チョコラブの様子に気がついた竜が隣へとやってきて腰を下ろした。
「んふっふっふ、今日は大事な用があるんだよ
だからわりぃけど、竜の相手をしてる暇はねぇのさ!」
「なんだつれねぇこと言うじゃねーか!
たまの本戦の休みなんだから敵味方関係なしに騒ごうぜ?」
"もう一杯飲めよ"と言いながら竜は麦茶の入ったポットを手にとってチョコラブのコップへと注いでいく。
「なぁー、竜に聞きたいことあんだけどさ」
「おう?なんだよ、俺の知ってることならなんでも教えてやるぜ?」
「俺は付き合い短いからあんま知らねーけどさ、蓮とホロホロって仲わりぃのか?」
「蓮とホロホロだ?そりゃまたなんで?」
「いや、あいつら結構喧嘩することあるからよ
もともと仲わりぃのかなって」
「まぁ、性格的には正反対だからなかなか合わねぇんじゃねーの?
だが、仲がわりぃってわけではないとは俺は思うぜ?」
「俺も自分で言っといてそうだとは思うけどさ
ホロホロはチームになるときに、"俺はお前が嫌いだ、蓮!"って言ってたからわりぃのかなって思ってたわ
でも、戦ってるときとか息ピッタリなことあるからそこまで嫌いじゃねーのかなーって」
「つか、俺はたまに思うんだがよぉ...」
「いってぇ!おいこら蓮!なんでいきなり殴るんだよ!」
「貴様があまりにも煩わしすぎるからだ」
竜が口を開くと同時にホロホロの大声が聞こえ二人は何事かと顔を向ける。
ホロホロは頭を押さえながら目の前で立っている蓮を見上げていた。
「おーおー、まぁたやってるなぁ」
「そうだなー、よくも飽きずに毎回毎回やるもんだ
そんで、竜はさっきなに言いかけてたんだよ」
「あ?あぁ、特に気にするとでもねぇんだけどよ」
竜は首根っこを掴まれ引きずられていくホロホロと蓮を見た。
「なぁんか、あいつらの喧嘩は前とは違くてよぉ...なんつーか...痴話喧嘩?的な?」
「...それな!」
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