お前の隣で
「...」
「...」
「おい、ホロホロ」
「なんだよ、蓮」
「これは一体どういうことだ」
蓮は眉間にシワを寄せながら目の前の光景をジッと見据える。
場所は民宿『炎』、葉達の家に呼ばれてチーム・THE・蓮のメンバーで来てみればふんばり温泉チームにリゼルグといつもの面々が揃っていた。
...揃っていたのだが...。
「俺に聞かれても知らねーよ
俺達、お前と一緒で"用があるから来いよ"って言われたんだし」
ホロホロはめんどくさそうに頭をかきながら蓮の隣へと立つ。
「チョコラブ、お前なんか聞いてるか?」
「いや、俺もお前達と同じだからわからねぇよ!
それにしたってこれどーいう状況なんだよ...」
部屋全体を見渡しながらチョコラブは嫌そうな表情を浮かべながら鼻を押さえた。
「なんでこいつらこんなに酒くせぇんだ...?!」
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