お疲れ曜日なその時は
「…」
つかれた。
マーモンは談話室のソファーの上でうつ伏せになり、近くにあったクッションに顔を埋めながら最近の忙しさを思い出す。
長期任務2連は別にどうって事はないんだけれど、その2つどちらともイレギュラーな事が多々あって対応に疲れた。
そのせいで、戻ってくるのも3日ほど遅れたし…。
まだ報告、スクアーロにしてないけどどやされそうだな。
それを考えただけでも気が重い…。
かといって、自室に引きこもるのはなんか嫌でベルの部屋にいようとしたら今日に限って任務だし。
いつもは人の都合なんて考えずに入り浸るくせに、今日に限っていないんだからあの王子。
僕の為に予定くらい空けといてよ(理不尽)。
…ルッスーリアがココア淹れてくれるって言っていたし、それ飲んだら部屋に戻ろ。
ここにいても、ルッスーリア以外誰も来ないだろうし。
がちゃ。
不意に扉が開く音が聞こえ、マーモンは考えるのをやめた。
微かにココアの甘い匂いが漂ってくる感じがする。
ルッスーリアかな、結構時間かかってたけどどうしたんだろ。
ココアでも切らしてたかな。
コトッ、とテーブルに置かれる音が聞こえ、マーモンはゆっくりと上体を起こした。
「ありがと、ルッスーリ…」
顔を上げてルッスーリアに礼を言おうとするも、そこにいた人物にマーモンは言葉を止めた。
「わりぃな、ルッスーリアじゃなくてよ」
「…スクアーロ…」
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