おかしなお菓子にご注意を
「…んぅ…ぅ…んむ…」
…あれ…結局、あのあと寝ちゃってた…?
意識を戻したマーモンはゆっくりと瞳を開けると、未だに寝ぼけている頭を起こすかのようにソファーに顔を押し付けた後、小さく欠伸をする。
外の景色を見ると、まだ陽は高く昇っており、おそらく昼頃であることを確認した。
「…むくろ…」
……ん?
部屋の中にいるであろう骸の名前を口にすると、違和感を感じる。
…なんだ?僕の声…いつもより少し高い…気が…。
もぞもぞと身体を動かしてみると、今度は自分の着ている服が重い気がしてみて、視線を自分の身体へと移してみた。
すると、眠る前まではサイズがぴったりだったはずの服が、少し大きくなってしまっているのか自分の手も隠れてしまっている。
あ…ぇ…。
こ、これっ…て…。
「ッむ、むくろ!いないのかい、むく」
ぽふっ。
「!」
慌てて部屋の中、もしくは近くにいるであろう骸の名前を呼びながらソファーから降りようとした。
しかし、自分の足元の近くになにかがあるのか、足がぶつかってしまいマーモンは驚きながらもバッと勢いよく顔を向ける。
「…ん…」
するとそこには、骸が着ていたであろうTシャツを着た、パイナップルヘアの小さな男の子が眠っていた。
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