甘えるのが苦手なら


なんで…今回はヴェルデの治験も、なにもしていないというのに…。

マーモンは鏡に映った自分の姿を見ながら、自分の頭に生えている白色の猫耳へと触れる。
すると、触られた感触がありピクリと猫耳は反射的に動きを見せた。

…以前に治験した時と同じ…いや、少し感度が上がってる…?
2回目だからか、動きも結構スムーズに動かせても…じゃなくて。

「原因は一体、なんなのか…」

昨日、朝方から夕方までベルと任務があったけど特にヘマをしたりもしてないし任務も成功で終わってる。
その後はベルと晩御飯食べて、アジトに帰ってシャワー浴びて、風が来たから持ってきてくれたプリンを食べて…。
もしも、同じような薬であるならば仕込まれたとしても僕が口にするタイミングは…。

「…いや、待てよ」

…いるじゃないか。
薬の存在を知っていて、なおかつ僕に薬を飲ませられる人物が…。













ガチャッ。














「あぁ、マーモン
こちらにいらしたのですね?部屋に入っても姿が見えないのでまだ眠っているのか…と…」

「…来たな、元凶」

「…はい?」










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