甘えるのが苦手なら
〜♪
「…んむ…ぅ…むむむ…」
部屋に響き渡るアラーム音。
マーモンは唸り声を漏らしながら手探りでベッドに置いてあるであろうスマホを手探りで探し当て、アラームを止めた。
…朝…朝かぁ…。
うとうとと未だに覚めない頭。
手にしたスマホの画面に表示された時刻は、現在6時。
今日の任務は昼過ぎだから、それまで寝ててよかったんだけど…アラーム、昨日のままで消し忘れちゃってた…。
ここ2週間、休みなくずっと任務だったし…ちょっと疲れたし…。
「…もう少しだけ…寝…」
モゾ。
「…?」
なんだ…?
布団に潜ろうとした瞬間、なぜか頭部に違和感を感じマーモンは動きを止める。
頭…今、布団被ろうとしたら変な感触が…。
そう思いながら頭にそっと手を伸ばすと、なにやら付いている。
なにか…毛のような…なんというか…。
…というか…この感触…身に覚えが…。
「ッ…まさか…!!」
マーモンはなにやら身に覚えがあり、ハッとした表情を浮かべながら慌ててベッドから飛び降りて洗面台へと走り出す。
「…やっぱり…」
洗面台の鏡に映し出された自分の姿。
そこには…。
「一体どうなっているんだ…これ…」
頭には白い耳と、尻の少し上あたりから生えているであろう白い尻尾。
それはまるで…。
「…猫…じゃないか…」
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