複雑すぎる僕の思考
---5分後---
「もう少しですかねぇ」
---10分後---
「...けっこうかかってますね」
---20分後---
「…ちょっと流石にシャワーだけなのに長すぎでは?」
一向に出てこないマーモンが心配になり風は脱衣場へと近寄って扉を開けた。
シャワーの音は鳴り止まず、出続けているのがわかる。
「...マーモン、失礼しますね」
風は深呼吸をするとゆっくりとシャワー室の扉を開けた。
湯気が立ち込み、その中でシャワーを浴びた状態で座り込んでいるマーモンの姿があった。
「マーモン?!」
風は慌ててシャワーの蛇口を捻るとマーモンの体を支えて顔を見る。瞳は閉じており、声をかけても反応がない。
風は恐る恐るマーモンの口元へと耳を近づける。すると、微かに寝息が聞こえてきた。
「...ね、寝てる...?」
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