僕を好きな君と君が嫌いな僕
理不尽な呪いを受けたあの日を境に、貴方は私達の前から姿を消した。
貴方の姿が、声が忘れられない私は世界各地を旅しながら探し続けました。
しかし、貴方を探し当てることが出来なかった。
...幻術で人を欺く事を得意とする貴方らしい。
そう思うもなかなか姿を探し出せず途方にくれ、さらに長い年月が過ぎる。
「バイパーを見つけた」
ボンゴレ10代目候補の沢田綱吉の家庭教師をしているリボーンからそう連絡があった。
どうやら、ボンゴレ独立暗殺部隊"ヴァリアー"の幹部をし、名を"マーモン"へと変えて行動をしていたよう。
とりあえず、生きていることがわかって一安心。
その日から数ヶ月が経ち、その間に私達アルコバレーノの戦いも終わりを迎え...。
本来の姿に戻ることができた。
「...この日を私は」
どれだけ心待していたことか。
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