日記(執筆裏話・日常)

文ストの夢小説の設定について

2018/02/01 23:12
執筆裏話
みなさん、こんばんは。神有です。

さてさて、今日は前回言っていた文ストの件を書いていこうと思います。
ふと見ている作品でこの作品に夢主を登場させるとしたら?妄想を日々行っている私ですが、今回は文ストに手を伸ばして見ました。

そしてできたのが、探偵社所属の夢主、【夢見 心(ゆめみ こころ)】です! 

異能名“二次創作(にじそうさく)”

見た目は雪のように白い(とにかく困るくらい白い)印象の連載時は20歳の青年。

今回は禁断?の“コピー能力”に手を出してしまいました。。まさに星のカービィみたいな異能です!

なぜ禁断に手を染めてしまったか…。これにはこの作品ならではの制約(に感じるそもそもの設定)に端を発します。
その制約は、登場人物が“文豪(実在する人)”&異能が“文豪の作品名”であることです!

ここは持論ですが、夢小説は読者が夢主に成りきったり、読者の好きな名前をつけて浸ったりできる、少し変わった性質を持っているので、現存されていて写真とかもある作家の誰々!として、果たして面白いのか。正直あまり自分は楽しくありませんでした。

その作家さんの過去を見て、妄想するのとかは嫌ではないのですが、史実と同じすぎるのも嫌だし、でもそうじゃなければ自分の技量だと嘘っぽい内容になりそうだしで、できればオリジナルにしたいと考えていました。しかも作品的に大御所的な作家はどんどん出てくるだろうから、下手なことしたらキャラ被りそうですしね。

そこで思ったのが、夢小説というIFならば、自身の作品を持たぬ者でもいいかなと。でも異能はもたせたいので、他人の異能を借りる・真似る的な能力がいいと。
そうしていくうちに、あ、なんだかんだ現在自分がやっているこの“夢小説(二次創作)”がそれにあたるのでは??という答えに行き着きました。

※二次創作とは…
原作に登場するキャラクターを利用して、二次的に創作された、独自のストーリーの漫画、小説、フィギュアやポスター、カードなどの派生作品(ウィキ調べ)



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さて、“二次創作”というお題から、どういう異能にするかというターンに入ります。能力者設定好きにはたまらん部分です。うまうまです。

まぁ、そもそもコピー能力という定義は頭にあるので、それを元に考えます。あと、以下は私が設定を考えるときに前提にしている設定です。

・キャラは【少し強いけど、最強ではない】くらいの強さ。

・強力な能力には反作用的なものを作る。

※この2点はこれは私が書いている夢小説全てに適用していることなので、また機会があれば書きますね。

パワーバランスを重視していると思っていただけるとありがたいですかね。その世界観に合う、ほんまにいても良さそうなレベリングを心がけています。

文ストは個々の能力もさることながら、経験値がものを言う場面が多いストーリーが多い印象にあります。
だから異能は未完、未発達でも問題ないと言うことも頭に入れます。

コピー能力はどんな世界でも強い部類にできる能力です。
まぁ、コピー能力はコピーした相手の劣化版だったり、主人公がそのコピーをさらに上回るレベルにパワーアップしたりするのが世の常ですが…。
それを差し置いても私は強いと考えています。

なので、反作用をつけます。すぐに真似られない方法を考えます。
パッと思いつくのは、“手に触れる”、“血を奪う(記憶を奪う的な要素)”とか相手から何かを得る方法ですかね。
でもそれだと近接が強くないと中々難しそう。中原中也とかの異能コピーできなさそう…。

ってな問題を感じたので、最終的にこうしました。
→コピーは「相手を観察・分析した上で、自身の想像力で作り上げる」ことができる。

コピーというか“再現”というイメージですね。頭をすごく使いそうな異能です。私無理。
この反作用があると、ただ表面を真似ていても本家には負けるので、同じステージに立つために障害が発生します。

なので、夢主の性格をこうしました。
→異能を愛しすぎている人

好きこそ物の上手なれ、という言葉があるように、好きであればいくらでもできるタイプの性格にしました。
もうオタクか狂愛かくらい異能好きーさんなら、この障害を突破できると思ったのです。

という訳で、最終的にはこうなりました。

異能【二次創作】能力…コピー(または再現)
「相手を観察・分析した上で、自身の想像力で作り上げる」ことができる。なんとなく真似をすることもできるが、自身の観察・分析段階で怠ると、うまく発動しない。自分なりに納得した見解で想像しないといけない。

人間失格とかの自動発動に比べたら、なんだかめんどくさい異能ですが、それくらいは必要かなという結論に至りました。

で、設定名の「夢見 心」は夢見心地という言葉から来ています。二次創作は夢を見るためのものですからね。ここら辺は自然に出て来た感じです。

ここまで来ると、あとは姿と他の性格ですが、
今回はコピー+異能を愛しすぎている設定なので、「何色にも染まる」白を基調に…基調しすぎるようにしました。イラスト描けないけど、頼んだらきっと困るくらい白ばかりの人にしました。

あと、私は15〜23くらいまでのキャラ設定が多いです。
多感な歳で揺れてしまうくらいの年齢が話として書きやすいんですね。不思議。なので、今回は20歳。お酒飲める歳にしました。

性格は興味津々タイプなので、人付き合いはいいだろう。目を輝かせて、異能見せて!!とか言いそうだからそれが通るくらいの可愛さがある青年だろうな、みたいな。
と、よく絡むであろうキャラとの会話をイメージします。それでいて、誰かと被ってしまうようなイメージにならないか、口調とか考えながら進めていきます。

ちなみに…上げてなかったので、後出しと言われてもしゃーないんですが、このキャラ作ったあと、今年の3月に公開される文ストの映画に出て来るキーパーソン「澁澤龍彦」さんと見た目がちょー似てるですよねー。焦ったわー困るわーってなったんですが、まぁ、あちらはちゃんとした文豪だし、さすがに異能は被らんし、こっちは若人(澁澤龍彦さんがいくつの設定か知らない)やからなんとかなるかな!!

ということで見ないことにしました。どうか責めないでいただきたい。澁澤龍彦さんのヴィジュアル公開前にはこれで固めていたので……(涙)

というところで、文ストのキャラ設定についてはここまでとします。
長文にお付き合い頂きありがとうございました!
追記
ちなみに本棚「文豪ストレイドッグス」にもう少し細かく書いた設定を載せていますので、よければご覧ください。
物語も載せていく予定です!

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