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第4弾拍手【鬼遊び・後半戦】
【拍手お礼小説:鬼遊び⑦高鬼 麦わら一味と渡り鳥】
「高鬼するぞ!!」
「ルールは手が届く相手ならタッチしてもいいわよ」
「じゃんけん…」「「「ぽい!」」」
「チョッパーが鬼だ!!」
「逃げろ~!!」
「お、おれ!!頑張って捕まえるぞ!!!」
「お~い!!こっちだ」
「はやく捕まえて見ろよォ~」
「う~……!!!みんなずっと高い所に居て捕まえらんねェぞ」
チョッパーがしゅんとなる。
『チョッパーくん…』
「おい、ジン。変な同情すんなよ。あいつだって男だ」
『それは了承しています。しかし…少し可哀想かと』
や~いや~いとチョッパーをおちょくるウソップとルフィ。
「ほーれほーれ!!捕まえれるもんなら捕まえみろ!」
「や~い。チビっ子チョッパー!!」
「!!おれはチビじゃねェ!!!!」
ドォン!!
「「「!!」」」
「「ギャー!!!」」
チョッパーは大きくなり、ウソップとルフィを追っかける。
「あら、やっと大きくなったわね」
「最初からやればいいのに」
「「ギャー!!!」」
「これでも心配か?」
『いえ……』
「おれはチビじゃねェ~~!!」
「「ギャー!!!」」
【チョッパーを怒らせてはいけません】
************
【拍手お礼小説:鬼遊び⑧ジャンクル鬼 三大将とゼロ】
『うわ~デカイ!!』
「これは~ジャングルジムだねェ~」
「新しい訓練設備ってコレ…?」
「皆、揃ったか」
「センゴクさん。わしらは何をするんじゃ?」
「お前達には、今からこのジャングルジムを使って陣取りをやってもらう」
「チーム戦で頂上のカモメを取ったチームの勝ちだよ」
「お前達の結果次第でこの施設を採用するか決めるからな。真剣にやるように!!」
まずは、チーム分けじゃんけん
『行くよ~。じゃんけん…』「「「ほい」」」
『あ、黄猿さんとチームだ!!』
「お~よろしくねェ、アルトくん」
「え~……おれもアルトが良かった」
「チーム分けくらいでグダグダ言うな」
「……。おれはアンタとだけはチームになりたくなかったんだよ」
ゲーム開始
『よっ…と』
「身軽だねェ~アルトくんは」
『それが売りだからね。それにしてもバーとバーの間が意外に広いな。いちいちジャンプしないけない』
「そうだねェ~わっしはまだ手が届くから平気だけど、背の低い子らは辛いかもしれないねェ」
『でも訓練の一環ってことならいいと思う。と言うか黄猿サンは能力使えばすぐ陣取れるね』
「ほんとにねェ~そしたら楽なんだけどォ、試しにならないからダメなんだってェ」
『まぁ、そうだろうね……って熱っ!!』
突然、ジャングルジムが熱を持つ。アルトは飛び退いた所を黄猿に助けられる。
「お~大丈夫かい?」
『ああ…問題ない。そこのバーが急に熱くなったんだ』
「ん~なんだろ。ねェ……って冷たっ!!」
黄猿はあまりの冷たさにアルトを抱えフッと違うバーに移動した。
「ふぅ~~冷たかったねェ」
『黄猿サンは冷たかったって……もしかして』
「だからおれはアンタと組みたくなかったんだ!!」
「わしもお前なんかと組むなんざ、ごめんじゃい!!」
「本当にムカつくな……!!ここでケリつけてもいいんだよ」
「ふん、氷ごときがマグマに勝てる訳なかろう。だがそこまで言うんなら始末しちゃる…!!」
バリバリと火花を散らす二人はそこら辺を凍らしたり、熱で溶かしたりしていた。
『……あ~…やっぱり。もう陣取りどころじゃなくなってるじゃないか』
「ほんと迷惑だよねェ~被害を受けるのはわっしらなのにィ……」
『……黄猿サン?』
不機嫌な声を上げた黄猿は二人に指を向ける。ピカーと光ったと思えばヒュンヒュンっとビームを放った。
「「!!」」
ドカーン!!
「ちょ、ボルサリーノ!!ビームは危ないでしょうが!!」
「なんのつもりじゃい」
「あのねェ~キミ達がケンカするのは勝手だけどさァ~
それでわっしらが火傷したり、凍ったりしそうになったんだよォ~覚悟は出来てるよねェ…?」
「「!!」」
『……。センゴクさん。身の安全を考えて、僕帰っていいかな…』
【三大将大暴れによりジャングルジム破壊】
*************
【拍手お礼小説:鬼遊び⑨影鬼 CP9とゼロ(仲良しver)】
「お前らCP9恒例、影踏み鬼するぞ!!」
「「「………」」」
「お、おい!!なんだやる気ねェなァ!!」
「またやるのか…」
「ブルーノ!文句言うな。おい、カリファ!!」
「セクハラです」
「え!?名前呼んだだけ……」
「へっ…あんなお遊び…」
「チャパパパ!!ジャブラは前回の影踏みでビリだったのだ」
「うるせェぞ!!フクロウ!!」
「長官」
「なんだカク?」
「なんでもいいが、あまり待たすとアルトが寝てしまうぞ」
「え!?それはダメだアルト!!起きろ!!お前呼ぶの大変だったんだぞ」
『だってスパンダムクン、口上が長いんだもん。暇』
「暇って……」
「アルトに同意する。さっさと始めましょう」
「ルッチまで…!!おおし、お前らしっかりやって来い!!」
ゲーム開始…??
『あれ?スパンダムクンもするんだろ?』
「え……??おれはしねェぞ」
『なんで?CP9恒例なんでしょ?しようよ』
「アルト。おれがお前達と……」
「長官、アルトは階級的にはあなたの上。上の命令に従う必要があるかと」
「いや、だ、だが…」
『そうなの?』
「まぁ、ルッチが言うならそうなんじゃないかのォ」
『なら、スパンダムクンもしよう!!みんなでやった方が楽しいよ』
「う……」
改めてゲーム開始!
「では、じゃんけんを」
「じゃんけん」「「「ほい!!」」」
「え!?」
「チャパパパパ。長官が鬼だチャパパパ」
「ちょっと待て!!これはさすがに」
「逆に良かったんじゃないかのォ~。わしらが鬼になったら長官なんぞ瞬殺じゃろうからな」
「ひぃ!」
『でもスパンダムクンにはファンククンがいるじゃないか』
「そ、そうだ!!おれにはファンクがいる!!」
「決まりだな。さっさと始めようぜ!!」
「では、長官は10秒数えてくださいね」
「おう!お前らに目に物を見せてやるぜ!10…」
「「「『“剃(ソル)”!!』」」」
シュンッ…!!
「あ………いや、“剃(ソル)”ってファンクいても無理じゃね?」
【長官絶対絶命の危機!!】
************
【拍手お礼小説、鬼遊び⑩マイルールで鬼ごっこ:一部ルーキー・渡り鳥とゼロ】
「“能力”で鬼ごっこだ!!」
『ルールは1つ。鬼が子の体を“直接”タッチすること!です。
能力は使い放題ですよ』
「じゃんけん」「「「ほい!!」」」
『僕が鬼か…』
「海軍が鬼…。おれ達にとったらまさしく鬼だな」
『そうだねー。じゃあ10秒数えるよー110…109…108……』
「……数え方変わってんな」
『…107…これの方が正確に…106、計れるんだ』
「フフ、なんだユースタス屋。細かい男だな」
「あんだとトラファルガー!喧嘩売ってんのか!!?」
『…105…』
「よぉし逃げるぞ!!ジン!!」
『はい、ルフィさん!』
「フッ…売られることをわざわざ確認するとは、3億1500万の賞金首とは思えん細かさだな。1500万は税別だろ?」
「(カチーン)…!!税込に決まってんだろ!!」
キッドはこめかみをピクピクさせ、手に金属を集め出す。
『102……101…』
今にも飛びかかって来そうなキッドと数を数えるアルトを交互に見てローはニヤッと口角を上げた。
「“ROOM”…」
「覚悟しやがれ!!」
『0…!!』
「“シャンブルズ”」
ローは手をひねり、自分とキッドを入れ換える。
「あァ!?トラファルガーなんのつもり…!!」
『でん!』
ポンッとアルトは目の前の“キッド”の肩に手を置く。
「なっ!?」
『はい、ユースタスクンが鬼だよ!』
「あれ?もう鬼交代かぁ…?」
『その…様ですね』
「……まさか!!トラファルガー!てめェ、謀りやがったな!!!」
「フフ。頭とはこう使うものだ、ユースタス屋」
『よし、逃げよう』
「無様だな、ユースタス屋」
「!!!殺してやる!!1…2…3……」
こっからが本番!!
「待て!!トラファルガー…!!」
「フフフフ」
「おお!!こっち来たぞ!」
『キッドさんが鬼だと迫力ありますね』
『でも追っかけてるの、トラファルガークンだけじゃない?』
「“反発(リペル)”」
ドカァン…!!
「あ、くまの奴が」
『……あれは痛いだろうなぁ』
『(ロー…)』
キッド、ローを攻撃後タッチと言う名のパンチを浴びせる。
「チッ……」
『あれだけ殴られて生きてるんだ。すごいね、トラファルガークン』
「次はくまの奴が鬼か」
『そろそろ来そうですね』
「ユースタス屋…予想以上に律儀な奴だ。このおれが鬼とはな。1…2……」
『(皆さん、律儀に数は数えるんですね)』
「――10」
ローはルフィ達に向けて手を伸ばす。
『『「!!」』』
「“ROOM”…!」
『この円は…』
「おお!!くまの奴の変な能力!!」
『なんだか危なそうだな』
「フフ、選り取りだな」
ズパンッ!!
「うわぁ…!!斬られた!!」
『……っ』
「??なんだ海軍、それは…!!」
『……“聖域(ジ・ハード)”。
なんの能力か知らなかったから、悪いけど完璧にガードさせてもらったよ』
「ジン!!斬られたのに痛くねェ!!不思議だな!」
『ははは、ルフィさんはポジティブですね』
「仕方ねェ。ジン、標的はお前だ!」
『ロー。貴方はお忘れの様ですね……“無数の聖書(ミリアド・バイブル)”』
「「!」」
『!……“紙”って自然系なんだ』
『残念でしたね、ロー』
「……チッ」
「ジン、ずりぃ~ぞ~!!」
『フフ…失礼しますね』
観戦中の麦わら一味
「なんかすごいわねェ~能力者って」
「おれ…あの中で生き残れる気がしねェ」
「ウソップ!!おれもあの中じゃ生き残れねェぞ」
「確かに全員無茶苦茶だな」
「ヨホホホホ~私なんておっそろしくて目が飛び出すかと思いました!ああ私、目ないんですけど!!」
「うるせェよ!!」
「ヨホホ~手厳しィ~!!」
「あら、ルフィが鬼になったわね」
「目がキラキラしてんな」
「あいつらしいって言うか。ちょっとジン!!アンタ逃げ切りなさいよ!!」
『??』
「アンタが一回も鬼にならないってのに100万ベリー賭けてんだからね!!捕まったら承知しないわよ!!」
『……。わかりました。善処しま…』
「でん!!」
「「「『!!!』」」」
「シシシ。捕まえたぞ!!ジン!」
『あー……ルフィさん、逃げた方がいいですよ』
「ん??なんでだ??」
『それは………』
【“本当の鬼がやって来るから”とはとても言えませんね】
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【拍手お礼小説:鬼遊び⑦高鬼 麦わら一味と渡り鳥】
「高鬼するぞ!!」
「ルールは手が届く相手ならタッチしてもいいわよ」
「じゃんけん…」「「「ぽい!」」」
「チョッパーが鬼だ!!」
「逃げろ~!!」
「お、おれ!!頑張って捕まえるぞ!!!」
「お~い!!こっちだ」
「はやく捕まえて見ろよォ~」
「う~……!!!みんなずっと高い所に居て捕まえらんねェぞ」
チョッパーがしゅんとなる。
『チョッパーくん…』
「おい、ジン。変な同情すんなよ。あいつだって男だ」
『それは了承しています。しかし…少し可哀想かと』
や~いや~いとチョッパーをおちょくるウソップとルフィ。
「ほーれほーれ!!捕まえれるもんなら捕まえみろ!」
「や~い。チビっ子チョッパー!!」
「!!おれはチビじゃねェ!!!!」
ドォン!!
「「「!!」」」
「「ギャー!!!」」
チョッパーは大きくなり、ウソップとルフィを追っかける。
「あら、やっと大きくなったわね」
「最初からやればいいのに」
「「ギャー!!!」」
「これでも心配か?」
『いえ……』
「おれはチビじゃねェ~~!!」
「「ギャー!!!」」
【チョッパーを怒らせてはいけません】
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【拍手お礼小説:鬼遊び⑧ジャンクル鬼 三大将とゼロ】
『うわ~デカイ!!』
「これは~ジャングルジムだねェ~」
「新しい訓練設備ってコレ…?」
「皆、揃ったか」
「センゴクさん。わしらは何をするんじゃ?」
「お前達には、今からこのジャングルジムを使って陣取りをやってもらう」
「チーム戦で頂上のカモメを取ったチームの勝ちだよ」
「お前達の結果次第でこの施設を採用するか決めるからな。真剣にやるように!!」
まずは、チーム分けじゃんけん
『行くよ~。じゃんけん…』「「「ほい」」」
『あ、黄猿さんとチームだ!!』
「お~よろしくねェ、アルトくん」
「え~……おれもアルトが良かった」
「チーム分けくらいでグダグダ言うな」
「……。おれはアンタとだけはチームになりたくなかったんだよ」
ゲーム開始
『よっ…と』
「身軽だねェ~アルトくんは」
『それが売りだからね。それにしてもバーとバーの間が意外に広いな。いちいちジャンプしないけない』
「そうだねェ~わっしはまだ手が届くから平気だけど、背の低い子らは辛いかもしれないねェ」
『でも訓練の一環ってことならいいと思う。と言うか黄猿サンは能力使えばすぐ陣取れるね』
「ほんとにねェ~そしたら楽なんだけどォ、試しにならないからダメなんだってェ」
『まぁ、そうだろうね……って熱っ!!』
突然、ジャングルジムが熱を持つ。アルトは飛び退いた所を黄猿に助けられる。
「お~大丈夫かい?」
『ああ…問題ない。そこのバーが急に熱くなったんだ』
「ん~なんだろ。ねェ……って冷たっ!!」
黄猿はあまりの冷たさにアルトを抱えフッと違うバーに移動した。
「ふぅ~~冷たかったねェ」
『黄猿サンは冷たかったって……もしかして』
「だからおれはアンタと組みたくなかったんだ!!」
「わしもお前なんかと組むなんざ、ごめんじゃい!!」
「本当にムカつくな……!!ここでケリつけてもいいんだよ」
「ふん、氷ごときがマグマに勝てる訳なかろう。だがそこまで言うんなら始末しちゃる…!!」
バリバリと火花を散らす二人はそこら辺を凍らしたり、熱で溶かしたりしていた。
『……あ~…やっぱり。もう陣取りどころじゃなくなってるじゃないか』
「ほんと迷惑だよねェ~被害を受けるのはわっしらなのにィ……」
『……黄猿サン?』
不機嫌な声を上げた黄猿は二人に指を向ける。ピカーと光ったと思えばヒュンヒュンっとビームを放った。
「「!!」」
ドカーン!!
「ちょ、ボルサリーノ!!ビームは危ないでしょうが!!」
「なんのつもりじゃい」
「あのねェ~キミ達がケンカするのは勝手だけどさァ~
それでわっしらが火傷したり、凍ったりしそうになったんだよォ~覚悟は出来てるよねェ…?」
「「!!」」
『……。センゴクさん。身の安全を考えて、僕帰っていいかな…』
【三大将大暴れによりジャングルジム破壊】
*************
【拍手お礼小説:鬼遊び⑨影鬼 CP9とゼロ(仲良しver)】
「お前らCP9恒例、影踏み鬼するぞ!!」
「「「………」」」
「お、おい!!なんだやる気ねェなァ!!」
「またやるのか…」
「ブルーノ!文句言うな。おい、カリファ!!」
「セクハラです」
「え!?名前呼んだだけ……」
「へっ…あんなお遊び…」
「チャパパパ!!ジャブラは前回の影踏みでビリだったのだ」
「うるせェぞ!!フクロウ!!」
「長官」
「なんだカク?」
「なんでもいいが、あまり待たすとアルトが寝てしまうぞ」
「え!?それはダメだアルト!!起きろ!!お前呼ぶの大変だったんだぞ」
『だってスパンダムクン、口上が長いんだもん。暇』
「暇って……」
「アルトに同意する。さっさと始めましょう」
「ルッチまで…!!おおし、お前らしっかりやって来い!!」
ゲーム開始…??
『あれ?スパンダムクンもするんだろ?』
「え……??おれはしねェぞ」
『なんで?CP9恒例なんでしょ?しようよ』
「アルト。おれがお前達と……」
「長官、アルトは階級的にはあなたの上。上の命令に従う必要があるかと」
「いや、だ、だが…」
『そうなの?』
「まぁ、ルッチが言うならそうなんじゃないかのォ」
『なら、スパンダムクンもしよう!!みんなでやった方が楽しいよ』
「う……」
改めてゲーム開始!
「では、じゃんけんを」
「じゃんけん」「「「ほい!!」」」
「え!?」
「チャパパパパ。長官が鬼だチャパパパ」
「ちょっと待て!!これはさすがに」
「逆に良かったんじゃないかのォ~。わしらが鬼になったら長官なんぞ瞬殺じゃろうからな」
「ひぃ!」
『でもスパンダムクンにはファンククンがいるじゃないか』
「そ、そうだ!!おれにはファンクがいる!!」
「決まりだな。さっさと始めようぜ!!」
「では、長官は10秒数えてくださいね」
「おう!お前らに目に物を見せてやるぜ!10…」
「「「『“剃(ソル)”!!』」」」
シュンッ…!!
「あ………いや、“剃(ソル)”ってファンクいても無理じゃね?」
【長官絶対絶命の危機!!】
************
【拍手お礼小説、鬼遊び⑩マイルールで鬼ごっこ:一部ルーキー・渡り鳥とゼロ】
「“能力”で鬼ごっこだ!!」
『ルールは1つ。鬼が子の体を“直接”タッチすること!です。
能力は使い放題ですよ』
「じゃんけん」「「「ほい!!」」」
『僕が鬼か…』
「海軍が鬼…。おれ達にとったらまさしく鬼だな」
『そうだねー。じゃあ10秒数えるよー110…109…108……』
「……数え方変わってんな」
『…107…これの方が正確に…106、計れるんだ』
「フフ、なんだユースタス屋。細かい男だな」
「あんだとトラファルガー!喧嘩売ってんのか!!?」
『…105…』
「よぉし逃げるぞ!!ジン!!」
『はい、ルフィさん!』
「フッ…売られることをわざわざ確認するとは、3億1500万の賞金首とは思えん細かさだな。1500万は税別だろ?」
「(カチーン)…!!税込に決まってんだろ!!」
キッドはこめかみをピクピクさせ、手に金属を集め出す。
『102……101…』
今にも飛びかかって来そうなキッドと数を数えるアルトを交互に見てローはニヤッと口角を上げた。
「“ROOM”…」
「覚悟しやがれ!!」
『0…!!』
「“シャンブルズ”」
ローは手をひねり、自分とキッドを入れ換える。
「あァ!?トラファルガーなんのつもり…!!」
『でん!』
ポンッとアルトは目の前の“キッド”の肩に手を置く。
「なっ!?」
『はい、ユースタスクンが鬼だよ!』
「あれ?もう鬼交代かぁ…?」
『その…様ですね』
「……まさか!!トラファルガー!てめェ、謀りやがったな!!!」
「フフ。頭とはこう使うものだ、ユースタス屋」
『よし、逃げよう』
「無様だな、ユースタス屋」
「!!!殺してやる!!1…2…3……」
こっからが本番!!
「待て!!トラファルガー…!!」
「フフフフ」
「おお!!こっち来たぞ!」
『キッドさんが鬼だと迫力ありますね』
『でも追っかけてるの、トラファルガークンだけじゃない?』
「“反発(リペル)”」
ドカァン…!!
「あ、くまの奴が」
『……あれは痛いだろうなぁ』
『(ロー…)』
キッド、ローを攻撃後タッチと言う名のパンチを浴びせる。
「チッ……」
『あれだけ殴られて生きてるんだ。すごいね、トラファルガークン』
「次はくまの奴が鬼か」
『そろそろ来そうですね』
「ユースタス屋…予想以上に律儀な奴だ。このおれが鬼とはな。1…2……」
『(皆さん、律儀に数は数えるんですね)』
「――10」
ローはルフィ達に向けて手を伸ばす。
『『「!!」』』
「“ROOM”…!」
『この円は…』
「おお!!くまの奴の変な能力!!」
『なんだか危なそうだな』
「フフ、選り取りだな」
ズパンッ!!
「うわぁ…!!斬られた!!」
『……っ』
「??なんだ海軍、それは…!!」
『……“聖域(ジ・ハード)”。
なんの能力か知らなかったから、悪いけど完璧にガードさせてもらったよ』
「ジン!!斬られたのに痛くねェ!!不思議だな!」
『ははは、ルフィさんはポジティブですね』
「仕方ねェ。ジン、標的はお前だ!」
『ロー。貴方はお忘れの様ですね……“無数の聖書(ミリアド・バイブル)”』
「「!」」
『!……“紙”って自然系なんだ』
『残念でしたね、ロー』
「……チッ」
「ジン、ずりぃ~ぞ~!!」
『フフ…失礼しますね』
観戦中の麦わら一味
「なんかすごいわねェ~能力者って」
「おれ…あの中で生き残れる気がしねェ」
「ウソップ!!おれもあの中じゃ生き残れねェぞ」
「確かに全員無茶苦茶だな」
「ヨホホホホ~私なんておっそろしくて目が飛び出すかと思いました!ああ私、目ないんですけど!!」
「うるせェよ!!」
「ヨホホ~手厳しィ~!!」
「あら、ルフィが鬼になったわね」
「目がキラキラしてんな」
「あいつらしいって言うか。ちょっとジン!!アンタ逃げ切りなさいよ!!」
『??』
「アンタが一回も鬼にならないってのに100万ベリー賭けてんだからね!!捕まったら承知しないわよ!!」
『……。わかりました。善処しま…』
「でん!!」
「「「『!!!』」」」
「シシシ。捕まえたぞ!!ジン!」
『あー……ルフィさん、逃げた方がいいですよ』
「ん??なんでだ??」
『それは………』
【“本当の鬼がやって来るから”とはとても言えませんね】
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