拍手アンケート第二弾
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【やきもちはほどほどに】
ジンに想いを打ち明けて、晴れて恋人となって1ヵ月…サンジは悩んでいた。
ジンは本当に自分が好きなんだろうか、と。
「あ~わかんねっ!!あいつポーカーフェイスだからな…」
タバコを吹かしながら考えるサンジ。好きだと言ってはくれるがはぐらかされている感は否めない。 そんな悩みをナミとロビンに打ち明けるとこう返って来た。
「“やきもち”やかせてみたらどうかしら?」
「それ、いいかも!!サンジくん一応モテるんだから、女の子に声掛けらる所をジンに見せたらいいじゃない」
「でも、どうやって……??」
「デートの時、女の子がいそうな所に行けばいいのよ」
「そう……かな?」
「とりあえず、やってみたら?ジンの反応が見れるのは確実よ」
サンジは頷いた。
作戦開始だ!!
次の日。サンジはジンを連れ、街に来ていた。
「悪ィな…おれの仕事なのに」
『そんな。サンジの仕事を手伝えるのはとても嬉しいです』
ジンはさらりと笑顔で嬉しいことを言う。サンジはにやけそうな顔を引き締め、そうか、っと冷静を努めた。
「ジン、こっちの道に行こう」
サンジが指したのは、大人の世界が広がる道。
「近道なんだ」
『そう、なんですか』
ジンは首を傾げつつも頷き、サンジに着いていく。今は昼間だと言うのに、客引こうとする女性は沢山いた。
「ねェ、金髪のお兄さん、寄ってかない?」
「こっちにしなさいよ~」
「いやァ~キレイなお姉さん達!!寄っちゃおうかなァ~~!」
サンジはメロリンと目からハートを飛ばす。ジンは息をつき、シルクハットを下げた。
「ねェ。そっちの坊やもどう……?」
ジンにも声がかかるが手を挙げ断る。
「連れないわねェ。顔を見せないし!!」
『………はぁ』
ジンは気にせず行こうとした時には、すでにジンとサンジはすっかり女性に囲まれていた。
『サンジ。行きましょう、買い物が……』
「そんなこと言わないで、買い物ならいつでも出来るわよ、ねェ金髪のお兄さん♪」
「そうだなァ~~次にしようかァ!!!」
『………』
ジンはデレデレするサンジを信じられないと言う目で見ていた。
『………そうですか』
ジンは静かにシルクハットを取り、眼帯に手をかけた。
そしてサンジの首に後ろから腕を回した。
「ジン!!?」
サンジは突然抱きつかれたことに驚く。ジンはサンジに抱きつき、サンジの肩に顔を乗せ、“両目”で女性達を見た。
『皆さん申し訳ありませんが、彼は僕の“大切な方”です』
女性達はオッドアイの美しい青年の不敵な笑顔に顔を赤らめる。
左手でサンジの頬をなぞるジン。
『なので、皆さんは手を引いてください』
女性達は頷く。ジンはさらにサンジにだけ聞こえる様、耳元で話す。
『サンジ、貴方もよろしいですね』
「……!!」
ジンの確認の言葉にすっかり真っ赤になった、サンジは何度も頷く。
『では、参りましょう』
ジンはサンジをエスコートする様に手を引き、その道を抜けた。ジンはサンジの手を引いてスタスタと歩く。
サンジの顔はトマトのように真っ赤になり、同時に目は後悔の色をしていた。
“彼は僕の大切な方です”
「なァ…ジン」
『………』
「……ジン……?」
ジンはサンジを引っ張り、横路に入る。 そして足を止めた。
「ごめん、ジン。おれ…お前が本当におれのこと好きなのか知りたくて……」
『……サンジ』
バツが悪そうに下を向くサンジ。ジンは歩み寄り、サンジの名を呼ぶ。
サンジは顔を上げるとジンの唇と重なった。サンジは飛び上がるくらい驚いた。
「!!?………」
『………』
静かに目を瞑り、キスをするジンをサンジは驚きながらも見惚れていた。
「(キレイだ……本当に)」
ゆっくりと唇が離れる。同時にジンの瞳が開き、サンジを見る。
『……サンジ。“愛してます”これを確実に、“心に留めて”ください』
「………!!」
ジンの言葉が頭に染み込む。とても優しい気持ちが伝わる。
『………しかし』
ジンは極上の笑顔で続けた。
『あの様なこと……“次は”許しませんよ』
ジンのマジな目にサンジは本気で悪寒が走った。
「……!!はい、すいません。もうしません!」
頭を下げつつサンジは満足だった。だって、ジンの気持ちがしっかり自分に向いていたとわかったから…。
『よろしい』
ジンは微笑む。嬉しい気持ち溢れたサンジはジンを思いっきり抱き締めた。
『………サンジ!?』
「スゲー嬉しかった!おれもジンのことクソ愛してる!!絶対離さねェ!!」
『……はい。離さないでください』
ジンは笑顔でサンジの背中に手を伸ばした。
fin
ジンに想いを打ち明けて、晴れて恋人となって1ヵ月…サンジは悩んでいた。
ジンは本当に自分が好きなんだろうか、と。
「あ~わかんねっ!!あいつポーカーフェイスだからな…」
タバコを吹かしながら考えるサンジ。好きだと言ってはくれるがはぐらかされている感は否めない。 そんな悩みをナミとロビンに打ち明けるとこう返って来た。
「“やきもち”やかせてみたらどうかしら?」
「それ、いいかも!!サンジくん一応モテるんだから、女の子に声掛けらる所をジンに見せたらいいじゃない」
「でも、どうやって……??」
「デートの時、女の子がいそうな所に行けばいいのよ」
「そう……かな?」
「とりあえず、やってみたら?ジンの反応が見れるのは確実よ」
サンジは頷いた。
作戦開始だ!!
次の日。サンジはジンを連れ、街に来ていた。
「悪ィな…おれの仕事なのに」
『そんな。サンジの仕事を手伝えるのはとても嬉しいです』
ジンはさらりと笑顔で嬉しいことを言う。サンジはにやけそうな顔を引き締め、そうか、っと冷静を努めた。
「ジン、こっちの道に行こう」
サンジが指したのは、大人の世界が広がる道。
「近道なんだ」
『そう、なんですか』
ジンは首を傾げつつも頷き、サンジに着いていく。今は昼間だと言うのに、客引こうとする女性は沢山いた。
「ねェ、金髪のお兄さん、寄ってかない?」
「こっちにしなさいよ~」
「いやァ~キレイなお姉さん達!!寄っちゃおうかなァ~~!」
サンジはメロリンと目からハートを飛ばす。ジンは息をつき、シルクハットを下げた。
「ねェ。そっちの坊やもどう……?」
ジンにも声がかかるが手を挙げ断る。
「連れないわねェ。顔を見せないし!!」
『………はぁ』
ジンは気にせず行こうとした時には、すでにジンとサンジはすっかり女性に囲まれていた。
『サンジ。行きましょう、買い物が……』
「そんなこと言わないで、買い物ならいつでも出来るわよ、ねェ金髪のお兄さん♪」
「そうだなァ~~次にしようかァ!!!」
『………』
ジンはデレデレするサンジを信じられないと言う目で見ていた。
『………そうですか』
ジンは静かにシルクハットを取り、眼帯に手をかけた。
そしてサンジの首に後ろから腕を回した。
「ジン!!?」
サンジは突然抱きつかれたことに驚く。ジンはサンジに抱きつき、サンジの肩に顔を乗せ、“両目”で女性達を見た。
『皆さん申し訳ありませんが、彼は僕の“大切な方”です』
女性達はオッドアイの美しい青年の不敵な笑顔に顔を赤らめる。
左手でサンジの頬をなぞるジン。
『なので、皆さんは手を引いてください』
女性達は頷く。ジンはさらにサンジにだけ聞こえる様、耳元で話す。
『サンジ、貴方もよろしいですね』
「……!!」
ジンの確認の言葉にすっかり真っ赤になった、サンジは何度も頷く。
『では、参りましょう』
ジンはサンジをエスコートする様に手を引き、その道を抜けた。ジンはサンジの手を引いてスタスタと歩く。
サンジの顔はトマトのように真っ赤になり、同時に目は後悔の色をしていた。
“彼は僕の大切な方です”
「なァ…ジン」
『………』
「……ジン……?」
ジンはサンジを引っ張り、横路に入る。 そして足を止めた。
「ごめん、ジン。おれ…お前が本当におれのこと好きなのか知りたくて……」
『……サンジ』
バツが悪そうに下を向くサンジ。ジンは歩み寄り、サンジの名を呼ぶ。
サンジは顔を上げるとジンの唇と重なった。サンジは飛び上がるくらい驚いた。
「!!?………」
『………』
静かに目を瞑り、キスをするジンをサンジは驚きながらも見惚れていた。
「(キレイだ……本当に)」
ゆっくりと唇が離れる。同時にジンの瞳が開き、サンジを見る。
『……サンジ。“愛してます”これを確実に、“心に留めて”ください』
「………!!」
ジンの言葉が頭に染み込む。とても優しい気持ちが伝わる。
『………しかし』
ジンは極上の笑顔で続けた。
『あの様なこと……“次は”許しませんよ』
ジンのマジな目にサンジは本気で悪寒が走った。
「……!!はい、すいません。もうしません!」
頭を下げつつサンジは満足だった。だって、ジンの気持ちがしっかり自分に向いていたとわかったから…。
『よろしい』
ジンは微笑む。嬉しい気持ち溢れたサンジはジンを思いっきり抱き締めた。
『………サンジ!?』
「スゲー嬉しかった!おれもジンのことクソ愛してる!!絶対離さねェ!!」
『……はい。離さないでください』
ジンは笑顔でサンジの背中に手を伸ばした。
fin