近くて遠い存在
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黄猿の“光速”の蹴りを受けたホーキンスは建物にめり込む様に突っ込んで行った。
ホーキンスが突っ込んだ建物の向かいに位置する建物の屋上からアプーが黄猿の様子を窺っていた。
「……コリャ強ェ…!!ん?オイ、まだやる気か」
黄猿がホーキンスが突っ込んだ建物に人差し指を向けるのを見て呟く。
アプーの予想通り、黄猿の人差し指からは光が輝く。黄猿はピュン!とその光を放った。
ズムッ!!!
「!!!」
ホーキンスに追い討ちをかけた黄猿のビーム。隠れて見守るアプーやクルー達はヒヤヒヤしていた。
「………」
「!」
ガラ…っと瓦礫が落ちる音がして黄猿は目を向ける。
「船長……」
ホーキンスのクルーが息をのむ中、ホーキンスは立ち上がる。
立ち上がったホーキンスは服が汚れているだけで、無傷だった。
「さすがだ…想像の遥か上を行く…」
無傷のホーキンスを見て、黄猿は目を細める。
「おっかしいねェ~~~………」
「――“大将”相手に“たった10体じゃ”心許ないな……」
そう言いつつホーキンスの右腕から焼け焦げた者と顔が半分吹き飛んだ者、2体の藁人形がバリバリと音を立てながら這い出てくる。
そしてドサ…と地面に落ち、動かなくなった。
「うわァアっ!!!どうっ…!!!」
「!?」
ドサッとホーキンスの横を滑り込む様にウルージが倒れてきた。
「あれは!……“怪僧”ウルージと………バーソロミュー・くま!!!!」
突然の二人の乱入にホーキンスのクルーがどよめく。ウルージは倒れたまま、言う。
「ハァ…ハァ……!!まいった…何て強さ…!!―――!?」
ウルージは倒れた頭の上にいる人物を見て驚愕する。
「まさか…あれは…“黄猿”!!!…何と言う悲運…!!前方に“海軍大将”…後方に“七武海”ゼェ………。ここまでか…!?」
ウルージの嘆きの言葉にホーキンスが平然と答える。
「…そうでもないぞ。お前にはまだ死相が見えない」
「!?」
ウルージは体を起こす。
「“ノースブルー”のホーキンスか…ふふふ。敵ながら冗談でもありがたい……!!」
ウルージは笑う。そして何かの気配を感じた。
「!」
「………」
ドゴォン!!!
「!!?」
ウルージの目の前でまたまたパシフィスタが吹っ飛ぶ。ドレークが再び乱入して来たのだ。
「また…」
「何だァ!!?また誰か乱入してきたぞ!!あれは…」
「X(ディエス)・ドレーク!!!……なぜ!?」
新たな乱入者にまた周りは騒然とする。ただ一人、黄猿は笑みを浮かべた。
「ドレーク少将…」
ドレークはパシフィスタが起き上がってくるのを武器を構え牽制する。そして後ろにいる人物を見て眉をしかめた。
「しまった…“黄猿”と出遭うつもりはなかった」
「あァ~~……」
「!」
ホーキンスの隣にいた、ウルージがモコモコと巨大化する。
「ずいぶんやられたが……。さて本当に希望はあるのかどうか…ボチボチ反撃してみよう……!!!」
「……!!」
「うはァ!!見ろ、スゲー状況になって来たぞ!コリャ面白ェ!!」
「ヤベーっすよ!!あいつらみんな死にますよ!!コレ逃げるチャンスでしょ!!」
屋上から下を見るアプーとそのクルーがそんな会話をする中、ウルージが反撃を開始した。
「ずいぶん痛めつけてくれなさったな…さっきまでの私とは思いなさんな!!」
そう言うとさっきよりも数倍筋力が上がったであろう拳をパシフィスタに向ける。
「“因果晒し”!!!」
「!!!」
ドゴォン!!っとパシフィスタのボディに強烈なパンチを浴びせたウルージは攻撃の手を緩めない。
次に顔を殴る。そして体勢が崩れた所でさらにボディに1発入れ、パシフィスタは建物へ吹っ飛んだ。
「今の今までくたばり損ないだった男が…巨大化した上にこの力(パワー)……。
――どういうわけだ…?」
ホーキンスはウルージを観察しながら言う。
土煙が舞う中、ウルージはパシフィスタを見下ろしていた。
すると、土煙からキラッと何かが光る。
ピュン…ズバッ!!
「!!?」
パシフィスタが倒れた所から飛んできた光が、ウルージの左肩を射ぬいた。
ウルージは痛みと熱さに悲鳴をあげ、倒れる。
「ぐわァっ!!!熱つ」
「!!?」
建物から立ち上がったパシフィスタの左手からは煙が一筋立っていた。
「あれは黄猿の“レーザー”……!!」
ドレークはパシフィスタの左手を見ながら呟いた。
.
ホーキンスが突っ込んだ建物の向かいに位置する建物の屋上からアプーが黄猿の様子を窺っていた。
「……コリャ強ェ…!!ん?オイ、まだやる気か」
黄猿がホーキンスが突っ込んだ建物に人差し指を向けるのを見て呟く。
アプーの予想通り、黄猿の人差し指からは光が輝く。黄猿はピュン!とその光を放った。
ズムッ!!!
「!!!」
ホーキンスに追い討ちをかけた黄猿のビーム。隠れて見守るアプーやクルー達はヒヤヒヤしていた。
「………」
「!」
ガラ…っと瓦礫が落ちる音がして黄猿は目を向ける。
「船長……」
ホーキンスのクルーが息をのむ中、ホーキンスは立ち上がる。
立ち上がったホーキンスは服が汚れているだけで、無傷だった。
「さすがだ…想像の遥か上を行く…」
無傷のホーキンスを見て、黄猿は目を細める。
「おっかしいねェ~~~………」
「――“大将”相手に“たった10体じゃ”心許ないな……」
そう言いつつホーキンスの右腕から焼け焦げた者と顔が半分吹き飛んだ者、2体の藁人形がバリバリと音を立てながら這い出てくる。
そしてドサ…と地面に落ち、動かなくなった。
「うわァアっ!!!どうっ…!!!」
「!?」
ドサッとホーキンスの横を滑り込む様にウルージが倒れてきた。
「あれは!……“怪僧”ウルージと………バーソロミュー・くま!!!!」
突然の二人の乱入にホーキンスのクルーがどよめく。ウルージは倒れたまま、言う。
「ハァ…ハァ……!!まいった…何て強さ…!!―――!?」
ウルージは倒れた頭の上にいる人物を見て驚愕する。
「まさか…あれは…“黄猿”!!!…何と言う悲運…!!前方に“海軍大将”…後方に“七武海”ゼェ………。ここまでか…!?」
ウルージの嘆きの言葉にホーキンスが平然と答える。
「…そうでもないぞ。お前にはまだ死相が見えない」
「!?」
ウルージは体を起こす。
「“ノースブルー”のホーキンスか…ふふふ。敵ながら冗談でもありがたい……!!」
ウルージは笑う。そして何かの気配を感じた。
「!」
「………」
ドゴォン!!!
「!!?」
ウルージの目の前でまたまたパシフィスタが吹っ飛ぶ。ドレークが再び乱入して来たのだ。
「また…」
「何だァ!!?また誰か乱入してきたぞ!!あれは…」
「X(ディエス)・ドレーク!!!……なぜ!?」
新たな乱入者にまた周りは騒然とする。ただ一人、黄猿は笑みを浮かべた。
「ドレーク少将…」
ドレークはパシフィスタが起き上がってくるのを武器を構え牽制する。そして後ろにいる人物を見て眉をしかめた。
「しまった…“黄猿”と出遭うつもりはなかった」
「あァ~~……」
「!」
ホーキンスの隣にいた、ウルージがモコモコと巨大化する。
「ずいぶんやられたが……。さて本当に希望はあるのかどうか…ボチボチ反撃してみよう……!!!」
「……!!」
「うはァ!!見ろ、スゲー状況になって来たぞ!コリャ面白ェ!!」
「ヤベーっすよ!!あいつらみんな死にますよ!!コレ逃げるチャンスでしょ!!」
屋上から下を見るアプーとそのクルーがそんな会話をする中、ウルージが反撃を開始した。
「ずいぶん痛めつけてくれなさったな…さっきまでの私とは思いなさんな!!」
そう言うとさっきよりも数倍筋力が上がったであろう拳をパシフィスタに向ける。
「“因果晒し”!!!」
「!!!」
ドゴォン!!っとパシフィスタのボディに強烈なパンチを浴びせたウルージは攻撃の手を緩めない。
次に顔を殴る。そして体勢が崩れた所でさらにボディに1発入れ、パシフィスタは建物へ吹っ飛んだ。
「今の今までくたばり損ないだった男が…巨大化した上にこの力(パワー)……。
――どういうわけだ…?」
ホーキンスはウルージを観察しながら言う。
土煙が舞う中、ウルージはパシフィスタを見下ろしていた。
すると、土煙からキラッと何かが光る。
ピュン…ズバッ!!
「!!?」
パシフィスタが倒れた所から飛んできた光が、ウルージの左肩を射ぬいた。
ウルージは痛みと熱さに悲鳴をあげ、倒れる。
「ぐわァっ!!!熱つ」
「!!?」
建物から立ち上がったパシフィスタの左手からは煙が一筋立っていた。
「あれは黄猿の“レーザー”……!!」
ドレークはパシフィスタの左手を見ながら呟いた。
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