近くて遠い存在
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シャボンティ諸島1番GR“人間屋(ヒューマンショップ)”ステージ裏。
「笑い事じゃないでしょう………!!?」
[フッフッフッフッフッフッ!!]
「…あんたの店じゃねェかよ!!」
鼻や口から血を流しながらオークションの司会者、ディスコは電話の主に訴える。
「ハァ……ハァ…Mr.ドフラミンゴ。あんた今、どこにいるんだよ……!!!
――もう店の信用も失ったし…あのロズワード一家の事だ。おれ達にも難クセつけて来るに違いねェ…!!
あんた何とか治めてくれよ!!」
その言葉に電話の主、ドフラミンゴは笑う。
[フッフッフッフッフッフッフッフッ…!!おめェなァ…“人身売買”なんてもう古いんだよバーカ…!!]
「え!??…!!?」
[時代は“スマイル”さ。もうおれんトコへかけてくんじゃねェ…。ディスコおめェにやるよ、その店は…!!フッフッフッ!!]
「何だと!!?……この過去最悪の危機におれ達を見捨てる…」
[黙れ…面倒臭ェ野郎だ]
ドフラミンゴはディスコの言葉を切り捨てる。
[てめェが…自分の不幸をおれのせいにしている間にも“新時代”は近づいて来てるのだよディスコ君]
「………!!?」
ディスコは状況が飲み込めず、口を閉ざす。ドフラミンゴの話は続いた。
[おれは今――――いや、“おれ達”は今…海軍の“強制召集”を受けている]
「……」
[お前は…この未来をどう読む?―――“白ひげ海賊団”VS“王下七武海”…!!!]
「!!?」
ディスコは驚愕して固まった。
[…フッフッフッフッ。それになァ、ディスコ。海軍に面白い奴がいるんだ]
「……はあ?」
[フフ…てめェらよりも何千倍もな。今はアイツがおれのお気に入りなんだよ。じゃあな]
ドフラミンゴは楽しそうに話し、電話を切った。
「はっ、間抜けた声出しやがって。使えねェ野郎だ…」
ドフラミンゴはグラスに口をつける。
そしてもう一方の手に持っていた書類を握り潰し、高らかに笑った。
「フフフフ。それに比べてアルト、お前は最高だ!!フッフッフッフッ…!!」
21番GR、無法地帯街。
『なんだ、やけに騒がしいな…』
アルトが21番GRに着いた時、街が慌てふためていた。特に海賊達が逃げる様に動いている。
アルトは横を通り過ぎる海賊を捕まえた。
「な、なんだてめェ!!離せよ!!」
『ねェ、X(ディエス)・ドレークがどこにいるか知らない?』
「し、知らねェよ!!大将が来るんだ!!もう島出たんじゃねェか!!?」
『え…大将?なんで大将が来るの??』
「おめェ知らねェのか!!?1番GRの人間屋(ヒューマンショップ)にいた麦わらって言うルーキーが天竜人をぶっ飛ばしたんだよ!!!
もうすぐ大将が軍艦引き連れてくるんだよ。おれ達は巻き込まれる前に逃げんだ!!離せ!!!」
バッとアルトの手を振り払い逃げる海賊。アルトはポカンとしつつ、呟く。
『……。麦わらクン、すごいことするな。でも…』
アルトは苦虫を噛み砕いた様な気分になった。
『参った、大将か…。誰が来るにしても厄介だな』
アルトは逆流する人の波を避けながら22番GRへ突き進む。
同時に逃げる海賊を捕まえ、ドレークの居場所を尋ねるが皆知らないの一点張りだ。
『……ったく。一人くらい見ててもいいのに…』
苛立ちを隠せないアルトは24番GRに入ろうとしていた。
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「笑い事じゃないでしょう………!!?」
[フッフッフッフッフッフッ!!]
「…あんたの店じゃねェかよ!!」
鼻や口から血を流しながらオークションの司会者、ディスコは電話の主に訴える。
「ハァ……ハァ…Mr.ドフラミンゴ。あんた今、どこにいるんだよ……!!!
――もう店の信用も失ったし…あのロズワード一家の事だ。おれ達にも難クセつけて来るに違いねェ…!!
あんた何とか治めてくれよ!!」
その言葉に電話の主、ドフラミンゴは笑う。
[フッフッフッフッフッフッフッフッ…!!おめェなァ…“人身売買”なんてもう古いんだよバーカ…!!]
「え!??…!!?」
[時代は“スマイル”さ。もうおれんトコへかけてくんじゃねェ…。ディスコおめェにやるよ、その店は…!!フッフッフッ!!]
「何だと!!?……この過去最悪の危機におれ達を見捨てる…」
[黙れ…面倒臭ェ野郎だ]
ドフラミンゴはディスコの言葉を切り捨てる。
[てめェが…自分の不幸をおれのせいにしている間にも“新時代”は近づいて来てるのだよディスコ君]
「………!!?」
ディスコは状況が飲み込めず、口を閉ざす。ドフラミンゴの話は続いた。
[おれは今――――いや、“おれ達”は今…海軍の“強制召集”を受けている]
「……」
[お前は…この未来をどう読む?―――“白ひげ海賊団”VS“王下七武海”…!!!]
「!!?」
ディスコは驚愕して固まった。
[…フッフッフッフッ。それになァ、ディスコ。海軍に面白い奴がいるんだ]
「……はあ?」
[フフ…てめェらよりも何千倍もな。今はアイツがおれのお気に入りなんだよ。じゃあな]
ドフラミンゴは楽しそうに話し、電話を切った。
「はっ、間抜けた声出しやがって。使えねェ野郎だ…」
ドフラミンゴはグラスに口をつける。
そしてもう一方の手に持っていた書類を握り潰し、高らかに笑った。
「フフフフ。それに比べてアルト、お前は最高だ!!フッフッフッフッ…!!」
21番GR、無法地帯街。
『なんだ、やけに騒がしいな…』
アルトが21番GRに着いた時、街が慌てふためていた。特に海賊達が逃げる様に動いている。
アルトは横を通り過ぎる海賊を捕まえた。
「な、なんだてめェ!!離せよ!!」
『ねェ、X(ディエス)・ドレークがどこにいるか知らない?』
「し、知らねェよ!!大将が来るんだ!!もう島出たんじゃねェか!!?」
『え…大将?なんで大将が来るの??』
「おめェ知らねェのか!!?1番GRの人間屋(ヒューマンショップ)にいた麦わらって言うルーキーが天竜人をぶっ飛ばしたんだよ!!!
もうすぐ大将が軍艦引き連れてくるんだよ。おれ達は巻き込まれる前に逃げんだ!!離せ!!!」
バッとアルトの手を振り払い逃げる海賊。アルトはポカンとしつつ、呟く。
『……。麦わらクン、すごいことするな。でも…』
アルトは苦虫を噛み砕いた様な気分になった。
『参った、大将か…。誰が来るにしても厄介だな』
アルトは逆流する人の波を避けながら22番GRへ突き進む。
同時に逃げる海賊を捕まえ、ドレークの居場所を尋ねるが皆知らないの一点張りだ。
『……ったく。一人くらい見ててもいいのに…』
苛立ちを隠せないアルトは24番GRに入ろうとしていた。
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