近くて遠い存在
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シャボンティ諸島、無法地帯。
「大変な事になった!!!」
「やべェぞ、この町!!この諸島もやべェ!!」
海賊達が大騒ぎする。
「“麦わらのルフィ”が天竜人をぶっ飛ばしたって!!!1番GRのオークションハウスで!!!」
「「何だと~~~!!?」」
「現場にキッドとローもいるそうだ!!」
その騒ぎを聞いてルーキー達が動き出す。
カポネ・“ギャング”ベッジは葉巻を吹かしながらクルーに言う。
「船のコーティングは!?」
「昨日すでに!!」
「今すぐ“魚人島”へ出航する!!“大将”なんぞに出て来られてたまるか……!!」
「はっ!!」
「………!!あんのバカ助の一味の船長は大バカ助だったか!!!」
ボニーは先程出会った麦わら一味の一人、ロロノア・ゾロを思い出しながら悪態をつく。
「新世界でもし、遭ったら…ぶっ潰してやる!!あいつら!!!」
「ハタ迷惑な一味だ……!!」
ウルージは武器を担ぎ、クルー達に伝令を出した。
「状況が状況…!!“大捕物”にはならねェんじゃねェか?狙いは“麦わらのルフィ”だろ」
“海鳴り”スクラッチメン・アプーは顎に手を置き、考えるしぐさをしながら言う。
「ちょっと大将っての見物していきてェな」
「アプーさん、そんな事言わずに逃げましょうよ!!!」
アプーの発言にクルー達は全力で否定する。
「ホーキンス船長!!!」
「落ち着け…今日おれの命日とは“出て”いない」
“魔術師”バジル・ホーキンスは静かにそれだけ言うと、歩き出した。
「出航準備だけしておけ」
「はい!!直ちにドレーク船長!!」
「さて…誰が出て来るか……!?」
ドレークは辺りに気を配る。
「(大将が来るならアルトは来ないか……?)」
マリージョア、会議室。
「……またあの小僧か……!!次から次へと…!!あの一族の血はどうなっとるんだ……!!!」
センゴクは頭を抱えていた。
「情報では“麦わらの一味”に加え、海賊ユースタス・キッドと仲間数名。
さらにトラファルガー・ローとその仲間数名、賞金首は13名まで確認。
――内5名は“億超え”のルーキーです」
将校が続ける。
「主犯格は当然“天竜人”に危害を加えたモンキー・D・ルフィと見られています。“人間屋(ヒューマンショップ)”…あ、いや“職業安定所”の衛兵達とも連絡が断たれ、全員やられてしまっているのではと……」
「「……」」
「―――とにかく天竜人3名を人質に取った前代未聞未聞の凶悪犯罪と判断しております」
「――何か要求はあるのか?」
「いえ、今の所は……!!」
センゴクが将校に尋ねる。将校は首を横に振った。
部屋のソファから黄猿が腰を上げる。
「――何がどうあれ、世界貴族に手を出されて…我々が動かん訳にはいかんでしょう。センゴクさん………」
「黄猿…」
「わっしが出ましょう、すぐ戻ります。ご安心なすって」
「わかった…頼む。後、アイツのことだが」
「アルトくんですかい?」
「ああ。アルトは…見つけたらすぐに戻らせろ」
「……?わっしの仕事を手伝って貰おうと思ってたんですがねェ~」
「アイツは職務放棄中だ、すぐに戻らせろ!!わしの命令を無視したら“強制送還”していい」
「……。わっかりましたァ。じゃあちょっと行ってきます」
.
「大変な事になった!!!」
「やべェぞ、この町!!この諸島もやべェ!!」
海賊達が大騒ぎする。
「“麦わらのルフィ”が天竜人をぶっ飛ばしたって!!!1番GRのオークションハウスで!!!」
「「何だと~~~!!?」」
「現場にキッドとローもいるそうだ!!」
その騒ぎを聞いてルーキー達が動き出す。
カポネ・“ギャング”ベッジは葉巻を吹かしながらクルーに言う。
「船のコーティングは!?」
「昨日すでに!!」
「今すぐ“魚人島”へ出航する!!“大将”なんぞに出て来られてたまるか……!!」
「はっ!!」
「………!!あんのバカ助の一味の船長は大バカ助だったか!!!」
ボニーは先程出会った麦わら一味の一人、ロロノア・ゾロを思い出しながら悪態をつく。
「新世界でもし、遭ったら…ぶっ潰してやる!!あいつら!!!」
「ハタ迷惑な一味だ……!!」
ウルージは武器を担ぎ、クルー達に伝令を出した。
「状況が状況…!!“大捕物”にはならねェんじゃねェか?狙いは“麦わらのルフィ”だろ」
“海鳴り”スクラッチメン・アプーは顎に手を置き、考えるしぐさをしながら言う。
「ちょっと大将っての見物していきてェな」
「アプーさん、そんな事言わずに逃げましょうよ!!!」
アプーの発言にクルー達は全力で否定する。
「ホーキンス船長!!!」
「落ち着け…今日おれの命日とは“出て”いない」
“魔術師”バジル・ホーキンスは静かにそれだけ言うと、歩き出した。
「出航準備だけしておけ」
「はい!!直ちにドレーク船長!!」
「さて…誰が出て来るか……!?」
ドレークは辺りに気を配る。
「(大将が来るならアルトは来ないか……?)」
マリージョア、会議室。
「……またあの小僧か……!!次から次へと…!!あの一族の血はどうなっとるんだ……!!!」
センゴクは頭を抱えていた。
「情報では“麦わらの一味”に加え、海賊ユースタス・キッドと仲間数名。
さらにトラファルガー・ローとその仲間数名、賞金首は13名まで確認。
――内5名は“億超え”のルーキーです」
将校が続ける。
「主犯格は当然“天竜人”に危害を加えたモンキー・D・ルフィと見られています。“人間屋(ヒューマンショップ)”…あ、いや“職業安定所”の衛兵達とも連絡が断たれ、全員やられてしまっているのではと……」
「「……」」
「―――とにかく天竜人3名を人質に取った前代未聞未聞の凶悪犯罪と判断しております」
「――何か要求はあるのか?」
「いえ、今の所は……!!」
センゴクが将校に尋ねる。将校は首を横に振った。
部屋のソファから黄猿が腰を上げる。
「――何がどうあれ、世界貴族に手を出されて…我々が動かん訳にはいかんでしょう。センゴクさん………」
「黄猿…」
「わっしが出ましょう、すぐ戻ります。ご安心なすって」
「わかった…頼む。後、アイツのことだが」
「アルトくんですかい?」
「ああ。アルトは…見つけたらすぐに戻らせろ」
「……?わっしの仕事を手伝って貰おうと思ってたんですがねェ~」
「アイツは職務放棄中だ、すぐに戻らせろ!!わしの命令を無視したら“強制送還”していい」
「……。わっかりましたァ。じゃあちょっと行ってきます」
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