認定!七武海“黒ひげ
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「「………」」
会話が中断され、気まずい空気が流れる。 センゴクは受話器を取った。
「なんだ?」
[あっ、センゴクサン??]
「アルトか!?」
受話器から聞こえてきたのはアルトの声。青キジが驚き、つい声を上げた。アルトが答える。
[クザンクン? 話を割ってすまない。早めに連絡を取るべきだと思って連絡したけど、今電話しても大丈夫かい?]
「大丈夫も何も……アルト、今どこにいるの?」
青キジがセンゴクから受話器を貰い、尋ねる。
[今は……えっと“リコル”って言う島にいるよ]
「“リコル”!!?」
柄にもなく大きな声を上げた青キジ。電話口のアルトは戸惑った声をあげる。
[……どうしたの? この島何か問題でもあるのかい?]
「………。いや、何でもない。連絡待ってたよ、状況を教えて」
[ああ]
アルトは青キジに促され、ガープに投げられた後の状況を一通り伝えてきた。
[とりあえずそんな感じかな……麦わらの一味の件は、ごめんなさい]
アルトは麦わら一味を捕まえなかったことを謝る。青キジは真面目だなと微かに苦笑しながらも、今はそれどころでない心境に眉をひそめる。
「そうか。……まぁ、麦わらは今はいいよ」
[そう?]
そっけなく言う青キジに受話器から聞こえるアルトは不思議そうに返事を返す。そして少し間をあけてからアルトが言った。
[とりあえず、ここから歩くのは無理だから船の手配をしてもらえないかい?]
「ああ、ちょっと待って。今、センゴクさんに代わるから」
[うん]
青キジは受話器をセンゴクに差し出す。センゴクは頷き、受け取った。
「アルト、話はわかった。今からロールをそちらに寄越す。ロールと合流次第、任務に入ってくれ」
センゴクの言葉に受話器のアルトはすぐに言葉を返す。
[任務? 何かあったの??]
「お前は“黒ひげ”ティーチを覚えているか?」
[……ティーチ?]
アルトは考えてる様だ。少しの沈黙の後、声が聞こえる。
[ああ。七武海召集の時に出てきた名前だね]
「そうだ。そのティーチが昨日付で正式に“七武海”に認定された」
電話口のアルトは驚く。
[僕が少し居なかった間にえらくことが動いたね。認定の理由は…?]
「“ポートガス・D・エースをインペルダウンに収監”したと言えばわかるか?」
[……なるほど。“白ひげ”の…]
アルトは納得する様な声を出した。そしてすぐに尋ねてくる。
[じゃあ任務は、召集かい?]
「そうだ、話が早くて助かる。白ひげとの“戦争”に備え、七武海を召集する。連絡は既に入れたが、1名…色好い返事ではなかった奴がいる」
[……誰?]
「“ジンベイ”だ」
[ジンベイ? 彼は確か……]
「海賊嫌いだ。しかし今回に限って断って来おってな。お前に直接出向いてもらうことになった」
アルトはへぇっと相槌をうった後、少し言いづらそうに尋ねる。
[……ちなみに、僕の仕事は交渉かい?]
「そうだ」
センゴクは即答する。受話器からため息が聞こえた。
「なんだ? 命令が不服か?」
センゴクの言葉にアルトは間を置かず、取り繕う様に返事を返す。
[いや。不服じゃない、元帥命令だしね。それじゃあ、ロールクン達に準備を整える様連絡してくれないか?]
「手配は既に済んでいる。すぐに出発させるぞ」
[さすが、センゴクサン。じゃあ、僕は待っていればいいの?]
「ああ。子電伝虫は持ってるな? ロールから連絡が入る様にしておく。2~3時間で着くだろう」
[わかった。あ、あと大きめのガラスを用意して欲しい。盗賊の確保の際にこちらの店のガラスを割ってしまってね]
「まったく…。で、その盗賊は?」
[縄で縛って転がしている。彼らの回収も頼みたい]
「わかった。ロールともう1隻別の部隊を向かわせる。ガラスと盗賊はそちらに任せていい」
[助かる。じゃあ僕からはこれで。クザンクンもまたね]
「ああ」
青キジはアルトに短い返事をした。
「ロールと合流したら連絡を入れろ」
[了解]
センゴクはそれだけ言うとガチャッと受話器を置いた。青キジは電伝虫が沈黙したのを確認して肩を落とす。
「よりによって…」
「まぁ、あの調子では、何も“思い出してない”様だがな。ロールに出発を急がせろ」
「ええ。わかってます」
青キジはため息をつく。そしてセンゴクを見た。
「で、センゴクさん。さっきの答えは…?」
「アルトの“行動”次第だ」
センゴクの言葉に青キジは眉間にしわを寄せた。
会話が中断され、気まずい空気が流れる。 センゴクは受話器を取った。
「なんだ?」
[あっ、センゴクサン??]
「アルトか!?」
受話器から聞こえてきたのはアルトの声。青キジが驚き、つい声を上げた。アルトが答える。
[クザンクン? 話を割ってすまない。早めに連絡を取るべきだと思って連絡したけど、今電話しても大丈夫かい?]
「大丈夫も何も……アルト、今どこにいるの?」
青キジがセンゴクから受話器を貰い、尋ねる。
[今は……えっと“リコル”って言う島にいるよ]
「“リコル”!!?」
柄にもなく大きな声を上げた青キジ。電話口のアルトは戸惑った声をあげる。
[……どうしたの? この島何か問題でもあるのかい?]
「………。いや、何でもない。連絡待ってたよ、状況を教えて」
[ああ]
アルトは青キジに促され、ガープに投げられた後の状況を一通り伝えてきた。
[とりあえずそんな感じかな……麦わらの一味の件は、ごめんなさい]
アルトは麦わら一味を捕まえなかったことを謝る。青キジは真面目だなと微かに苦笑しながらも、今はそれどころでない心境に眉をひそめる。
「そうか。……まぁ、麦わらは今はいいよ」
[そう?]
そっけなく言う青キジに受話器から聞こえるアルトは不思議そうに返事を返す。そして少し間をあけてからアルトが言った。
[とりあえず、ここから歩くのは無理だから船の手配をしてもらえないかい?]
「ああ、ちょっと待って。今、センゴクさんに代わるから」
[うん]
青キジは受話器をセンゴクに差し出す。センゴクは頷き、受け取った。
「アルト、話はわかった。今からロールをそちらに寄越す。ロールと合流次第、任務に入ってくれ」
センゴクの言葉に受話器のアルトはすぐに言葉を返す。
[任務? 何かあったの??]
「お前は“黒ひげ”ティーチを覚えているか?」
[……ティーチ?]
アルトは考えてる様だ。少しの沈黙の後、声が聞こえる。
[ああ。七武海召集の時に出てきた名前だね]
「そうだ。そのティーチが昨日付で正式に“七武海”に認定された」
電話口のアルトは驚く。
[僕が少し居なかった間にえらくことが動いたね。認定の理由は…?]
「“ポートガス・D・エースをインペルダウンに収監”したと言えばわかるか?」
[……なるほど。“白ひげ”の…]
アルトは納得する様な声を出した。そしてすぐに尋ねてくる。
[じゃあ任務は、召集かい?]
「そうだ、話が早くて助かる。白ひげとの“戦争”に備え、七武海を召集する。連絡は既に入れたが、1名…色好い返事ではなかった奴がいる」
[……誰?]
「“ジンベイ”だ」
[ジンベイ? 彼は確か……]
「海賊嫌いだ。しかし今回に限って断って来おってな。お前に直接出向いてもらうことになった」
アルトはへぇっと相槌をうった後、少し言いづらそうに尋ねる。
[……ちなみに、僕の仕事は交渉かい?]
「そうだ」
センゴクは即答する。受話器からため息が聞こえた。
「なんだ? 命令が不服か?」
センゴクの言葉にアルトは間を置かず、取り繕う様に返事を返す。
[いや。不服じゃない、元帥命令だしね。それじゃあ、ロールクン達に準備を整える様連絡してくれないか?]
「手配は既に済んでいる。すぐに出発させるぞ」
[さすが、センゴクサン。じゃあ、僕は待っていればいいの?]
「ああ。子電伝虫は持ってるな? ロールから連絡が入る様にしておく。2~3時間で着くだろう」
[わかった。あ、あと大きめのガラスを用意して欲しい。盗賊の確保の際にこちらの店のガラスを割ってしまってね]
「まったく…。で、その盗賊は?」
[縄で縛って転がしている。彼らの回収も頼みたい]
「わかった。ロールともう1隻別の部隊を向かわせる。ガラスと盗賊はそちらに任せていい」
[助かる。じゃあ僕からはこれで。クザンクンもまたね]
「ああ」
青キジはアルトに短い返事をした。
「ロールと合流したら連絡を入れろ」
[了解]
センゴクはそれだけ言うとガチャッと受話器を置いた。青キジは電伝虫が沈黙したのを確認して肩を落とす。
「よりによって…」
「まぁ、あの調子では、何も“思い出してない”様だがな。ロールに出発を急がせろ」
「ええ。わかってます」
青キジはため息をつく。そしてセンゴクを見た。
「で、センゴクさん。さっきの答えは…?」
「アルトの“行動”次第だ」
センゴクの言葉に青キジは眉間にしわを寄せた。