【スキット】CP・准将・少将時代
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【一発勝負!!】
日が昇ったばかりの海軍本部射撃場。ここにいるのはアルトと青キジ。
バンバンバン
『………』
バンバンバン…カチャ
『………』
アルトは銃のシリンダーをあけ、弾を込めなおす。
「………アルト。ちょっと待って」
『何……クザンクン?』
アルトは青キジに顔を向け、かけていたスナイパーグラスを上げた。
「何で撃ち方教えたのに、命中率が1割なの……?ちゃんと狙ってる?」
『狙ってるよ……』
「……もう1回。ちゃんと飛距離と着弾のイメージ持って」
『……わかってる』
アルトはスナイパーグラスを下ろし、銃を構えた。
バン…バン……バン
アルトは的を狙う。青キジは手にあったアルトの資料をパラパラと見る。
[【身体能力】…Aランク。
反射神経が異常、これに関しての数値化不能。
【格闘】…測定不能、S級。
【射撃】…10%、E級。]
「………。普通はこれだけ身体能力が高ければ射撃も上手いハズなんだが…」
バン……カチャ
『……ん~』
アルトは銃を置く。的は致命傷を与えない肩や腕、足の部分ばかりボロボロになっていた。
「おお~~やってるねェ」
射撃場に入って来たのは黄猿。
『………?』
「黄猿…!?」
「久しぶりだねェ、アルト君」
『……黄猿サン!久しぶり』
「なんでアンタがここに?」
「こんな朝からココで音が聞こえたからねェ~練習は進んでるのかい?」
『……残念だけど』
アルトは肩を落とす。黄猿は的を見て頷く。
「そうかいそうかい。なら、気分を変えてわっしと勝負するかい……?」
『「はっ!!?」』
「アルト君が勝ったら好きな物をあげるよォ~~」
『本当!!?』
「おいおい…」
青キジの言葉も虚しく、アルトと黄猿は的に立つ。
「一発勝負だよォ~」
『わかった』
アルトは銃を構える。深呼吸する。
バン………!!
「「!!」」
アルトの弾は人形の心臓から数センチズレた位置に当たる。
『やった!!』
「……今日一番の当たりだな…。勝負がかかると強いねェ、アルトは」
「すごいねェ~~アルト君」
黄猿はアルトの頭を撫でる。
『次は黄猿サンの番だよ!!』
アルトは声を弾ませながら黄猿に言う。
「わかってるよォ~」
黄猿はニコニコと笑い、右手の“人差し指”を的に向ける。
『………??黄猿サン銃は……??』
「ちょ……待て、アンタ!!まさか……!!」
ピカー―……ピュン
『?』
黄猿の指先がピカピカと光出したかと思えば、的に向かって光が飛ぶ。
『……何した…の?』
ドカァァン!!
『………っ』
「………」
黄猿の放ったビームは的どころか射撃場の半分を吹っ飛ばした。
その衝撃がビリビリと青キジとアルトに当たる。二人はガードする。
しばらくして衝撃がやみ、二人は状況を目の当たりにした。
『なに……何が起こったの……??』
「………はぁー」
アルトは状況が飲み込めず唖然とするばかり。青キジは頭を抱えた。
「こりゃ~やり過ぎたねェ」
「のんきに笑ってる場合じゃないでしょーよ」
『ねェ、黄猿サン。何をしたの?あの光は何??』
アルトは黄猿の裾を引っ張る。黄猿は笑って言う。
「わっしはピカピカの実の“光人間”だからねェ」
『能力者……!!すごい!!』
「コラッ!!アルト、感心してる場合じゃない」
『………痛っ!?』
青キジはアルトの頭をコツンッと叩く。
そしてアルトを脇に抱えた。
『…??』
「黄猿!!これアンタが責任取りなよ…!!」
「え~~~わっしがァ…!!?」
青キジは黄猿を残し、その場から消えた。
後日。
「それで……ああなったのかい」
「はい……」
「すいませんねェ……」
「はぁ………」
ため息をつく、つる。
大将二人は大参謀の部屋に呼び出されていた。
「射撃場はとりあえず、建て直しになったよ」
「よかった…!!」
青キジは安堵する。
「但し、建て直しの経費はお前達二人の給料から引くからね」
「「ええー―っ!!」」
こうして無事キレイな射撃場が建て直しになる。
アルトはこの事実を知らない……
.
日が昇ったばかりの海軍本部射撃場。ここにいるのはアルトと青キジ。
バンバンバン
『………』
バンバンバン…カチャ
『………』
アルトは銃のシリンダーをあけ、弾を込めなおす。
「………アルト。ちょっと待って」
『何……クザンクン?』
アルトは青キジに顔を向け、かけていたスナイパーグラスを上げた。
「何で撃ち方教えたのに、命中率が1割なの……?ちゃんと狙ってる?」
『狙ってるよ……』
「……もう1回。ちゃんと飛距離と着弾のイメージ持って」
『……わかってる』
アルトはスナイパーグラスを下ろし、銃を構えた。
バン…バン……バン
アルトは的を狙う。青キジは手にあったアルトの資料をパラパラと見る。
[【身体能力】…Aランク。
反射神経が異常、これに関しての数値化不能。
【格闘】…測定不能、S級。
【射撃】…10%、E級。]
「………。普通はこれだけ身体能力が高ければ射撃も上手いハズなんだが…」
バン……カチャ
『……ん~』
アルトは銃を置く。的は致命傷を与えない肩や腕、足の部分ばかりボロボロになっていた。
「おお~~やってるねェ」
射撃場に入って来たのは黄猿。
『………?』
「黄猿…!?」
「久しぶりだねェ、アルト君」
『……黄猿サン!久しぶり』
「なんでアンタがここに?」
「こんな朝からココで音が聞こえたからねェ~練習は進んでるのかい?」
『……残念だけど』
アルトは肩を落とす。黄猿は的を見て頷く。
「そうかいそうかい。なら、気分を変えてわっしと勝負するかい……?」
『「はっ!!?」』
「アルト君が勝ったら好きな物をあげるよォ~~」
『本当!!?』
「おいおい…」
青キジの言葉も虚しく、アルトと黄猿は的に立つ。
「一発勝負だよォ~」
『わかった』
アルトは銃を構える。深呼吸する。
バン………!!
「「!!」」
アルトの弾は人形の心臓から数センチズレた位置に当たる。
『やった!!』
「……今日一番の当たりだな…。勝負がかかると強いねェ、アルトは」
「すごいねェ~~アルト君」
黄猿はアルトの頭を撫でる。
『次は黄猿サンの番だよ!!』
アルトは声を弾ませながら黄猿に言う。
「わかってるよォ~」
黄猿はニコニコと笑い、右手の“人差し指”を的に向ける。
『………??黄猿サン銃は……??』
「ちょ……待て、アンタ!!まさか……!!」
ピカー―……ピュン
『?』
黄猿の指先がピカピカと光出したかと思えば、的に向かって光が飛ぶ。
『……何した…の?』
ドカァァン!!
『………っ』
「………」
黄猿の放ったビームは的どころか射撃場の半分を吹っ飛ばした。
その衝撃がビリビリと青キジとアルトに当たる。二人はガードする。
しばらくして衝撃がやみ、二人は状況を目の当たりにした。
『なに……何が起こったの……??』
「………はぁー」
アルトは状況が飲み込めず唖然とするばかり。青キジは頭を抱えた。
「こりゃ~やり過ぎたねェ」
「のんきに笑ってる場合じゃないでしょーよ」
『ねェ、黄猿サン。何をしたの?あの光は何??』
アルトは黄猿の裾を引っ張る。黄猿は笑って言う。
「わっしはピカピカの実の“光人間”だからねェ」
『能力者……!!すごい!!』
「コラッ!!アルト、感心してる場合じゃない」
『………痛っ!?』
青キジはアルトの頭をコツンッと叩く。
そしてアルトを脇に抱えた。
『…??』
「黄猿!!これアンタが責任取りなよ…!!」
「え~~~わっしがァ…!!?」
青キジは黄猿を残し、その場から消えた。
後日。
「それで……ああなったのかい」
「はい……」
「すいませんねェ……」
「はぁ………」
ため息をつく、つる。
大将二人は大参謀の部屋に呼び出されていた。
「射撃場はとりあえず、建て直しになったよ」
「よかった…!!」
青キジは安堵する。
「但し、建て直しの経費はお前達二人の給料から引くからね」
「「ええー―っ!!」」
こうして無事キレイな射撃場が建て直しになる。
アルトはこの事実を知らない……
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