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聖地マリージョア、円卓の間。今日、ここで七武海と海軍の合同会議が開かれるのだ。
『悪い、遅れた』
コツコツコツコツと早い歩調で円卓の間に現れたのはアルト。海軍本部中将で七武海を担当している将校だ。
海兵達は将校の到着に安堵の声をもらす。
「アルト!待っていたぞ」
『!』
そんなアルトにギュッと熱い抱擁をするのは七武海の一人、"鷹の目"ジュラキュール・ミホーク。
『びっくりした。"鷹の目"クン、早いね。七武海の召集時間は30分後なのに』
「ミホークだ」
『ああ、ごめん。ミホーククン』
ミホークはさらにギューッとアルトを抱きしめる。
「……構わん。アルトをこう抱きしめられたのだからな。おれはお前からの連絡をいつもいつも楽しみに……」
「"鷹の目"、離れろ」
低く、落ち着いた声が聞こえる。その声の主はミホークの肩に手を置くと、ベリッと音がなるくらい乱暴にミホークをアルトから離した。
「ぬ!貴様は……」
『やぁ、クロコダイルクン。アラバスタからわざわざ悪いね』
アルトはクロコダイルを見上げる。ミホーク以上の身長差で自然に上目遣いになった。
「フン。相変わらず誘ってやがってんのか?」
『?』
「フフ。冗談だ。今日はてめェからの召集。センゴクの野郎よりもずいぶんいい」
そう言うとアルトの前髪を上げ、額にキスを落とす。ミホークは目をカッと見開いた。
『!』
「!!クロコダイル、貴様!黒刀のサビになりたいようだな」
「んあ…てめェこそ枯れてェのか、"鷹の目"…!!」
ミホークは黒刀に手をかけ、クロコダイルは手をサラサラと砂にする。一触即発の空気が漂った。
しかし……
「「!!」」
2人の動きが止まる。アルトの後ろにピンクのモコモコしたコートを羽織ったドンキホーテ・ドフラミンゴが立っていた。指を歪に動かす。
「フッフッフッ…!!クロコダイル、鷹の目…てめェら誰のモノに手出してんだァ…?」
「……ああ?」
「お前のものでもない」
「フフフフフ……!!」
「コラ、三人共!よさんか。ここで暴れたらアルトくんが困るじゃろうが」
「キィーシシシ……!!相変わらずだりィ野郎共だなァ」
部屋に現れたのは"海峡"のジンベエとゲッコー・モリアだ。
「「!!」」
「約束の時間になんとか間に合ったようじゃ」
『十分だよ。召集応じてくれてありがとう、ジンベエくん』
ジンベエと握手を交わすアルト。ジンベエはアルトの頭を撫でた。
「大きくなったのォ。子供の成長にはいつも驚かされるわい」
「「!!」」
『ありがとう』
「ヘッ!おれには挨拶はないのかァ、ああ?」
甲高い声のモリアが言う。アルトは首を横に振った。
『そんなことないさ。拗ねないでくれ。ああ、そうだ。今度スリラーバークに遊びに行っていい?』
「ああん?いいに決まってんだろうが!!いつでも歓迎してやるぜェ。キィシシシ…」
『良かった。じゃあまた連絡す……』
「退かぬか!!わらわはアルトに会いに来たのじゃ!!」
「「「失礼しました!!」」」
海兵達はバッと道を開ける。その真ん中をカツカツカツカツと高いヒール音が円卓の間に響いた。
『あ、ハンコッククン』
アルトは手を上げた。
「アルト!!わらわのアルト……!!ハッ。つい口をついて出てしまった。」
『構わないさ。真実だからね』
「……アルト!!それは誠か?」
『ああ。僕はずっと前からキミの虜なんだ。誰よりも何よりも、キミがスキだ』
キラキラと輝くアルト。ハンコックの額に優しくキスをする。
「!!アルト…!ああ!!アルト!!その様な場所にキ、キスなどど…これが世に言う"結婚"……!!」
「「「……」」」
あらぬ方向に妄想が膨らみ、顔を赤らめるハンコック。アルトは頭をポリポリかいた。
『ハンコッククン、いつもああだけど、大丈夫かな…??』
「「「(気付いてないのか?)」」」
首を傾げるアルトに頬を緩めながらも、皆はアルトの鈍感さに驚いていた。ドフラミンゴはそんなアルトに手を回す。
「フッフッフッ、ならアルトも楽しいことするか?」
『?』
「てめェ!!ゲス野郎!!」
「ドフラミンゴ!!」
『??』
「お前さん、いいかげんにせんか!!」
「貴様!!切り刻んで蛇の餌にしてやるわ!!」
【会議しようぜ!】
「七武海を全員集めるとはアルトの人徳がものをいった訳だが…」
センゴクは円卓に肘を置き、その上に顎をのせたままの姿勢でアルト達を見ていた。
隣のヤギはもうすでに資料の半分を食べている。
「そろそろ会議を始めないか?」
ギャーギャー!!ワーワー!!
「……」
ギャーギャー!!ワーワー!!
「……だれか聞いてくれ」
「メェ~……」
fin
***********
七武海×アルト=センゴクの気苦労。
効力はガープレベルですw
『悪い、遅れた』
コツコツコツコツと早い歩調で円卓の間に現れたのはアルト。海軍本部中将で七武海を担当している将校だ。
海兵達は将校の到着に安堵の声をもらす。
「アルト!待っていたぞ」
『!』
そんなアルトにギュッと熱い抱擁をするのは七武海の一人、"鷹の目"ジュラキュール・ミホーク。
『びっくりした。"鷹の目"クン、早いね。七武海の召集時間は30分後なのに』
「ミホークだ」
『ああ、ごめん。ミホーククン』
ミホークはさらにギューッとアルトを抱きしめる。
「……構わん。アルトをこう抱きしめられたのだからな。おれはお前からの連絡をいつもいつも楽しみに……」
「"鷹の目"、離れろ」
低く、落ち着いた声が聞こえる。その声の主はミホークの肩に手を置くと、ベリッと音がなるくらい乱暴にミホークをアルトから離した。
「ぬ!貴様は……」
『やぁ、クロコダイルクン。アラバスタからわざわざ悪いね』
アルトはクロコダイルを見上げる。ミホーク以上の身長差で自然に上目遣いになった。
「フン。相変わらず誘ってやがってんのか?」
『?』
「フフ。冗談だ。今日はてめェからの召集。センゴクの野郎よりもずいぶんいい」
そう言うとアルトの前髪を上げ、額にキスを落とす。ミホークは目をカッと見開いた。
『!』
「!!クロコダイル、貴様!黒刀のサビになりたいようだな」
「んあ…てめェこそ枯れてェのか、"鷹の目"…!!」
ミホークは黒刀に手をかけ、クロコダイルは手をサラサラと砂にする。一触即発の空気が漂った。
しかし……
「「!!」」
2人の動きが止まる。アルトの後ろにピンクのモコモコしたコートを羽織ったドンキホーテ・ドフラミンゴが立っていた。指を歪に動かす。
「フッフッフッ…!!クロコダイル、鷹の目…てめェら誰のモノに手出してんだァ…?」
「……ああ?」
「お前のものでもない」
「フフフフフ……!!」
「コラ、三人共!よさんか。ここで暴れたらアルトくんが困るじゃろうが」
「キィーシシシ……!!相変わらずだりィ野郎共だなァ」
部屋に現れたのは"海峡"のジンベエとゲッコー・モリアだ。
「「!!」」
「約束の時間になんとか間に合ったようじゃ」
『十分だよ。召集応じてくれてありがとう、ジンベエくん』
ジンベエと握手を交わすアルト。ジンベエはアルトの頭を撫でた。
「大きくなったのォ。子供の成長にはいつも驚かされるわい」
「「!!」」
『ありがとう』
「ヘッ!おれには挨拶はないのかァ、ああ?」
甲高い声のモリアが言う。アルトは首を横に振った。
『そんなことないさ。拗ねないでくれ。ああ、そうだ。今度スリラーバークに遊びに行っていい?』
「ああん?いいに決まってんだろうが!!いつでも歓迎してやるぜェ。キィシシシ…」
『良かった。じゃあまた連絡す……』
「退かぬか!!わらわはアルトに会いに来たのじゃ!!」
「「「失礼しました!!」」」
海兵達はバッと道を開ける。その真ん中をカツカツカツカツと高いヒール音が円卓の間に響いた。
『あ、ハンコッククン』
アルトは手を上げた。
「アルト!!わらわのアルト……!!ハッ。つい口をついて出てしまった。」
『構わないさ。真実だからね』
「……アルト!!それは誠か?」
『ああ。僕はずっと前からキミの虜なんだ。誰よりも何よりも、キミがスキだ』
キラキラと輝くアルト。ハンコックの額に優しくキスをする。
「!!アルト…!ああ!!アルト!!その様な場所にキ、キスなどど…これが世に言う"結婚"……!!」
「「「……」」」
あらぬ方向に妄想が膨らみ、顔を赤らめるハンコック。アルトは頭をポリポリかいた。
『ハンコッククン、いつもああだけど、大丈夫かな…??』
「「「(気付いてないのか?)」」」
首を傾げるアルトに頬を緩めながらも、皆はアルトの鈍感さに驚いていた。ドフラミンゴはそんなアルトに手を回す。
「フッフッフッ、ならアルトも楽しいことするか?」
『?』
「てめェ!!ゲス野郎!!」
「ドフラミンゴ!!」
『??』
「お前さん、いいかげんにせんか!!」
「貴様!!切り刻んで蛇の餌にしてやるわ!!」
【会議しようぜ!】
「七武海を全員集めるとはアルトの人徳がものをいった訳だが…」
センゴクは円卓に肘を置き、その上に顎をのせたままの姿勢でアルト達を見ていた。
隣のヤギはもうすでに資料の半分を食べている。
「そろそろ会議を始めないか?」
ギャーギャー!!ワーワー!!
「……」
ギャーギャー!!ワーワー!!
「……だれか聞いてくれ」
「メェ~……」
fin
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七武海×アルト=センゴクの気苦労。
効力はガープレベルですw