インビジブル大作戦!!
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misstion1:“渡り鳥”を勧誘しよう!
(まずは朝食時だな)
「おはよう、ジン!!」
『おはようございます、ベポさん』
食堂に続くドアを開けると開口一番にベポが寄ってくる。ジンもそれに笑顔で答えた。
この光景はここ数日の日常。
それからジンは皆に挨拶をしながら席につく。
ジンの目の前には、このハートの海賊団の船長、トラファルガー・ロー。
目の下に隈を携え、口角をあげたニヒルな笑みを浮かべていた。
「よぉ」
『おはようございます。トラファルガー・ロー』
「違う“ロー”だ。いや、待て。やっぱり“船長 ”でいい」
『では、“ロー”で』
「……まぁ、いい。どうだ決意は固まったか?」
『毎朝確認なさらなくとも…答えは変わりませんよ』
ジンはそう答えるとコーヒーを飲む。そして手を合わせて食事を始めた。
(チッ……)
misstion1――――毎日しすぎて失敗
misstion2:仲間意識を芽生えさせる
(お前ら…わかってるよな)
((……))
「ああ―――!!」
バシャン!!
『!』
妙な棒読みのセリフと共にアイスコーヒーを持ったキャスがバランスを崩し、盛大に転ぶ。その拍子にアイスコーヒーをジンの服にかけてしまった。
「いててて……」
『キャスさん。大丈夫ですか!?』
「うーごめん、ジン。コーヒーかけちまった」
『こんなものはお気になさらずに。それよりもお怪我はありませんか?』
「な、ないよ!!大丈夫!!それよりジン、着替えないと。ペンギン!!」
「どうした…」
「ジンの服汚れたから着替えを」
「あっ……ジンの服、今全部洗濯してしまったんだが」
「ええ!?」
『そうなんですか。しかし、こちらも洗濯をお願いしていた身ですので。お気になさらないでください』
「すまないな」
『いえいえ。大丈夫です。僕、紙……』
「ジン、服に困っているようだな!!」
バンッとドヤ顔で現れるロー。その手に白いつなぎを持っていた。
「キャ、キャプテン……!!」
『ロー……??』
「フフ……ジン、服がないならこれを着ろ。このつなぎはおれの見立てだが、お前に合うはずだ。
これを着ればお前もハートの……じゃなくて、いつまでもそんなコーヒーで濡れた服を着ていたら風邪を引くぞ………って!?」
『?』
ローはジンを見て言葉を失う。
先程まであったであろうコーヒーのシミは何事もなかったかのようにすっかり無くなっていたからだ。
「あれ!?ジン、コーヒーのシミは……!?」
「??」
キャスとペンギンも首を傾げる。ジンはそんな三人に笑顔で話す。
『先程、別の紙に移しました。吸水する紙をその部分に集めてしまえば、コーヒー等の水分はすぐに逃がせるんです。ですので、もう大丈夫ですよ』
「「「……ああ、そうなんだ」」」
ローの手には出番を失くした白いつなぎが淋しそうにしていた。
misstion2――――能力を考慮していなかったため失敗。
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(まずは朝食時だな)
「おはよう、ジン!!」
『おはようございます、ベポさん』
食堂に続くドアを開けると開口一番にベポが寄ってくる。ジンもそれに笑顔で答えた。
この光景はここ数日の日常。
それからジンは皆に挨拶をしながら席につく。
ジンの目の前には、このハートの海賊団の船長、トラファルガー・ロー。
目の下に隈を携え、口角をあげたニヒルな笑みを浮かべていた。
「よぉ」
『おはようございます。トラファルガー・ロー』
「違う“ロー”だ。いや、待て。やっぱり“
『では、“ロー”で』
「……まぁ、いい。どうだ決意は固まったか?」
『毎朝確認なさらなくとも…答えは変わりませんよ』
ジンはそう答えるとコーヒーを飲む。そして手を合わせて食事を始めた。
(チッ……)
misstion1――――毎日しすぎて失敗
misstion2:仲間意識を芽生えさせる
(お前ら…わかってるよな)
((……))
「ああ―――!!」
バシャン!!
『!』
妙な棒読みのセリフと共にアイスコーヒーを持ったキャスがバランスを崩し、盛大に転ぶ。その拍子にアイスコーヒーをジンの服にかけてしまった。
「いててて……」
『キャスさん。大丈夫ですか!?』
「うーごめん、ジン。コーヒーかけちまった」
『こんなものはお気になさらずに。それよりもお怪我はありませんか?』
「な、ないよ!!大丈夫!!それよりジン、着替えないと。ペンギン!!」
「どうした…」
「ジンの服汚れたから着替えを」
「あっ……ジンの服、今全部洗濯してしまったんだが」
「ええ!?」
『そうなんですか。しかし、こちらも洗濯をお願いしていた身ですので。お気になさらないでください』
「すまないな」
『いえいえ。大丈夫です。僕、紙……』
「ジン、服に困っているようだな!!」
バンッとドヤ顔で現れるロー。その手に白いつなぎを持っていた。
「キャ、キャプテン……!!」
『ロー……??』
「フフ……ジン、服がないならこれを着ろ。このつなぎはおれの見立てだが、お前に合うはずだ。
これを着ればお前もハートの……じゃなくて、いつまでもそんなコーヒーで濡れた服を着ていたら風邪を引くぞ………って!?」
『?』
ローはジンを見て言葉を失う。
先程まであったであろうコーヒーのシミは何事もなかったかのようにすっかり無くなっていたからだ。
「あれ!?ジン、コーヒーのシミは……!?」
「??」
キャスとペンギンも首を傾げる。ジンはそんな三人に笑顔で話す。
『先程、別の紙に移しました。吸水する紙をその部分に集めてしまえば、コーヒー等の水分はすぐに逃がせるんです。ですので、もう大丈夫ですよ』
「「「……ああ、そうなんだ」」」
ローの手には出番を失くした白いつなぎが淋しそうにしていた。
misstion2――――能力を考慮していなかったため失敗。
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