インビジブル大作戦!!
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misstion3:ジンの弱みを握ろう!
(弱みって……)
(脅す気か??)
(逆らえないようにするだけだ。ベポ、聞いて来い!)
(アイアイ、キャプテン!!)
「ねェねェ、ジンはさァ~苦手なものってある?」
『苦手なものですか?そうですね~“雨”でしょうか』
「“飴”!!?なんで?」
『何といいますか、体質的に合わないので苦手です』
「そうなんだァ…(おいしいのに……)」
淋しそうにするベポに苦笑するジン。そして、閃いた。
『そう言えばベポさんは甘い物がお好きでしたね』
「うん!!甘いの、大好き!」
『でも、こちらもお好きですか?』
「?」
そう言うとジンはベポに掌を見せる。そして手を合わせた。そしてニコッと笑うと、手を広げる。
ポンッ!!
「!綿あめだ!!」
ジンの手から収まるはずのない大きな綿菓子が出てきた。ジンはそれをベポに差し出す。
『どうぞ。ちょうどおやつの時間ですし』
「ありがとー!!ジン」
ベポの機嫌がなおったことにジンは笑顔を見せる。
その後、ベポは綿あめをモグモグ食べながらジンと話をしてのほほんと過ごした。
(ベポどうだった?)
(キャプテン!!あのねジンは掌をこう合わせて、パッと開くと綿あめを出すんだよ!!飴が苦手なのにすごいよね)
(はぁ……?)
(しかもその綿あめすごくおいしかった!!)
(………)
misstion3――――会話にすれ違いが生じたため失敗……。
misstion4:押してダメなら引いてみろ!
(と言うわけだ。ペンギン、行って来い)
(はぁ……)
「ジン、今いいか?」
『はい。なんでしょう?』
「航路について相談したいんだが…」
『僕でよろしいのですか?』
「ああ。ローは部屋にこもりっきりだし、キャスとベポには聞いてもわからないからな」
『そうですか…。それでは僭越ながらお手伝いします』
…………
……
『ここの辺りは確か海流が複雑で越えるのに時間がかかると聞いたことがあります』
「なるほどな。じゃあ、このルートの方がいいな」
『ええ。その方が良いかと』
「助かった。ジンがいないと3日程ロスするところだった」
『ペンギンさんのお役に立てて嬉しいです』
「はぁ……。本当にお前がクルーだったらおれはもっと楽が出来るんだがな」
『……ペンギンさん?』
「ああ、すまない。無理な事は知ってる。でも、気苦労が減るって本当の話だ。だからそうだったら嬉しいなっと思ってな」
『……フフ』
「……??」
『大丈夫ですよ、ペンギンさん』
「え……!?」
そう言うと、ジンは部屋の気配を探る。ペンギンと自分以外の気配がないことを確認してから続けた。
『実は……まだ口止めされているのですが、今キャスさんとベポさんは航海術の勉強をなさっているんです』
「!?」
『ペンギンさんのお役に立ちたいとのことで、航海術をかじっている僕に教えてくれないかと。今は、仕事の合間に勉強されていますよ』
「………そうだったのか」
『ええ。お二人ともとてもよく頑張っていらっしゃいます。もしペンギンさんが許すのであれば、ぜひ実践させてあげてください』
「……」
(ペンギン、どうだった?)
(ロー。おれは、本気で感動したよ)
(はぁ??)
(ペンギン~!!ってごはんめっちゃ豪華!!)
(しかも、おれの好きなモノいっぱ~い!!)
(ペンギン、どうしたんだ?今日は気前良すぎない!!?)
(栄養あるもの食わないと頭が働かないからな。おかわりあるぞ、しっかり食え)
((は~い!!いただきまぁす!!))
(……なんか、疎外感を感じる)
misstion4――――クルーの愛に感動したため失敗。
(結局、全部失敗してんじゃねェか……)
【インビジブル大作戦!!】
ローは拳を握りしめる。
(くそっ!!おれはあきらめねェぞ!!また明日、仕切り直しだ!!)
fin
(弱みって……)
(脅す気か??)
(逆らえないようにするだけだ。ベポ、聞いて来い!)
(アイアイ、キャプテン!!)
「ねェねェ、ジンはさァ~苦手なものってある?」
『苦手なものですか?そうですね~“雨”でしょうか』
「“飴”!!?なんで?」
『何といいますか、体質的に合わないので苦手です』
「そうなんだァ…(おいしいのに……)」
淋しそうにするベポに苦笑するジン。そして、閃いた。
『そう言えばベポさんは甘い物がお好きでしたね』
「うん!!甘いの、大好き!」
『でも、こちらもお好きですか?』
「?」
そう言うとジンはベポに掌を見せる。そして手を合わせた。そしてニコッと笑うと、手を広げる。
ポンッ!!
「!綿あめだ!!」
ジンの手から収まるはずのない大きな綿菓子が出てきた。ジンはそれをベポに差し出す。
『どうぞ。ちょうどおやつの時間ですし』
「ありがとー!!ジン」
ベポの機嫌がなおったことにジンは笑顔を見せる。
その後、ベポは綿あめをモグモグ食べながらジンと話をしてのほほんと過ごした。
(ベポどうだった?)
(キャプテン!!あのねジンは掌をこう合わせて、パッと開くと綿あめを出すんだよ!!飴が苦手なのにすごいよね)
(はぁ……?)
(しかもその綿あめすごくおいしかった!!)
(………)
misstion3――――会話にすれ違いが生じたため失敗……。
misstion4:押してダメなら引いてみろ!
(と言うわけだ。ペンギン、行って来い)
(はぁ……)
「ジン、今いいか?」
『はい。なんでしょう?』
「航路について相談したいんだが…」
『僕でよろしいのですか?』
「ああ。ローは部屋にこもりっきりだし、キャスとベポには聞いてもわからないからな」
『そうですか…。それでは僭越ながらお手伝いします』
…………
……
『ここの辺りは確か海流が複雑で越えるのに時間がかかると聞いたことがあります』
「なるほどな。じゃあ、このルートの方がいいな」
『ええ。その方が良いかと』
「助かった。ジンがいないと3日程ロスするところだった」
『ペンギンさんのお役に立てて嬉しいです』
「はぁ……。本当にお前がクルーだったらおれはもっと楽が出来るんだがな」
『……ペンギンさん?』
「ああ、すまない。無理な事は知ってる。でも、気苦労が減るって本当の話だ。だからそうだったら嬉しいなっと思ってな」
『……フフ』
「……??」
『大丈夫ですよ、ペンギンさん』
「え……!?」
そう言うと、ジンは部屋の気配を探る。ペンギンと自分以外の気配がないことを確認してから続けた。
『実は……まだ口止めされているのですが、今キャスさんとベポさんは航海術の勉強をなさっているんです』
「!?」
『ペンギンさんのお役に立ちたいとのことで、航海術をかじっている僕に教えてくれないかと。今は、仕事の合間に勉強されていますよ』
「………そうだったのか」
『ええ。お二人ともとてもよく頑張っていらっしゃいます。もしペンギンさんが許すのであれば、ぜひ実践させてあげてください』
「……」
(ペンギン、どうだった?)
(ロー。おれは、本気で感動したよ)
(はぁ??)
(ペンギン~!!ってごはんめっちゃ豪華!!)
(しかも、おれの好きなモノいっぱ~い!!)
(ペンギン、どうしたんだ?今日は気前良すぎない!!?)
(栄養あるもの食わないと頭が働かないからな。おかわりあるぞ、しっかり食え)
((は~い!!いただきまぁす!!))
(……なんか、疎外感を感じる)
misstion4――――クルーの愛に感動したため失敗。
(結局、全部失敗してんじゃねェか……)
【インビジブル大作戦!!】
ローは拳を握りしめる。
(くそっ!!おれはあきらめねェぞ!!また明日、仕切り直しだ!!)
fin