【スキット】ウソップ工場見学会
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【ウソップ工場見学会】
「まぁ、入れよ!」
『失礼します』
「そんなかしこまんなって!!」
ウソップはいつになく上機嫌だった。 それは甲板で披露したウソップの発明の数々にジンが感動し、ぜひ工場を見たいと言って来たからである。
「いやぁ、頭の固いアイツらと違ってジンはわかってるよなぁ。おれ様の偉大な発明を」
『はい。びっくりしました。しかもナミさんの武器もウソップさんの発明だとお聞きしまたが』
「ああ、あれな。そうおれが作ったんだ」
誇らしげに言うウソップ。
『素晴らしいです。色々見て回ってもよろしいですか?』
「構わねぇよ!好きに見てくれ!!」
ジンは頷き、ウソップ工場を観察しはじめる。ウソップは指定席に座り、片手間に作業をする。
『ウソップさん。これはなんですか?』
ジンが手に持っているのはタコの形をした靴。
「ああ。それは“オクトパクツ”だ!! 裏に吸盤がついてて、手足につけりゃどんな壁でも登れるんだ!」
『なるほど』
ジンは興味津々にオクトパクツを裏返し、吸盤を見る。
「そいつは空島や海列車でのロビン救出に活躍したんだ」
『実績があるのですね。本当に素晴らしい』
ジンは辺りの物を観察する。
「だろだろ。なんならジンにも何か作ってやろうか?」
『えっ、本当ですか?』
ジンはウソップの方へ振り返る。 ウソップは笑顔で親指をグッと立てた。
「最近ジンのマジックのおかげでおれの発明も冴えてんだ。例えば、マジックに使えそうなやつでなんか作って欲しいもんはねェか?」
『そうですね…』
ジンはシルクハットをなおしながら思案する。ウソップが慌てて訂正した。
「や、やっぱマジックのはやめようぜ」
『??』
「だってマジックのタネを知ったら面白くねェもん」
おれが。と言うウソップ。確かに、とジンは頷いた。
『そうですね…なら“眼帯”をお願いしましょうか』
「“眼帯”?」
『ええ。ウソップさんのセンスを活かした“眼帯”をお願いします』
「なるほどな。って言ってもずっとつけるもんだしなァ。よく考えねェと」
『はい。完成はいつでも構いません。お待ちしてます』
「わかった!! 任せとけって!」
ウソップとジンは約束を交わし、笑い合った。
「まぁ、入れよ!」
『失礼します』
「そんなかしこまんなって!!」
ウソップはいつになく上機嫌だった。 それは甲板で披露したウソップの発明の数々にジンが感動し、ぜひ工場を見たいと言って来たからである。
「いやぁ、頭の固いアイツらと違ってジンはわかってるよなぁ。おれ様の偉大な発明を」
『はい。びっくりしました。しかもナミさんの武器もウソップさんの発明だとお聞きしまたが』
「ああ、あれな。そうおれが作ったんだ」
誇らしげに言うウソップ。
『素晴らしいです。色々見て回ってもよろしいですか?』
「構わねぇよ!好きに見てくれ!!」
ジンは頷き、ウソップ工場を観察しはじめる。ウソップは指定席に座り、片手間に作業をする。
『ウソップさん。これはなんですか?』
ジンが手に持っているのはタコの形をした靴。
「ああ。それは“オクトパクツ”だ!! 裏に吸盤がついてて、手足につけりゃどんな壁でも登れるんだ!」
『なるほど』
ジンは興味津々にオクトパクツを裏返し、吸盤を見る。
「そいつは空島や海列車でのロビン救出に活躍したんだ」
『実績があるのですね。本当に素晴らしい』
ジンは辺りの物を観察する。
「だろだろ。なんならジンにも何か作ってやろうか?」
『えっ、本当ですか?』
ジンはウソップの方へ振り返る。 ウソップは笑顔で親指をグッと立てた。
「最近ジンのマジックのおかげでおれの発明も冴えてんだ。例えば、マジックに使えそうなやつでなんか作って欲しいもんはねェか?」
『そうですね…』
ジンはシルクハットをなおしながら思案する。ウソップが慌てて訂正した。
「や、やっぱマジックのはやめようぜ」
『??』
「だってマジックのタネを知ったら面白くねェもん」
おれが。と言うウソップ。確かに、とジンは頷いた。
『そうですね…なら“眼帯”をお願いしましょうか』
「“眼帯”?」
『ええ。ウソップさんのセンスを活かした“眼帯”をお願いします』
「なるほどな。って言ってもずっとつけるもんだしなァ。よく考えねェと」
『はい。完成はいつでも構いません。お待ちしてます』
「わかった!! 任せとけって!」
ウソップとジンは約束を交わし、笑い合った。