【スキット】ノースブルーなふたり
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【ノースブルーなふたり】
ジンが船に乗り2・3日経ったある朝。
『おはようございます、サンジさん。何かお手伝いすることはありますか?』
「お!? はえぇな。起こしちまったか?」
『いえ。僕は先程起きたところです。食堂に明かりが入っていたので寄せて頂きました。いつも、お早いんですね』
「まぁな、食事はちゃんと下ごしらえしねぇと美味くならないからな。まぁ、手伝いはいいから座れよ。コーヒー入れてやるから」
『はい! では失礼します』
ジンは食堂のカウンターに座る。まもなくしてサンジから湯気の立ったコーヒーが出された。ジンはお礼を言って口をつける。
「少しは慣れたか?」
サンジが包丁で野菜を切りながらジンに声をかける。
『ええ。順応性は高い方なので。でも、ここはとても活気がある船ですね。何隻か乗せて頂きましたが、毎日がこれほど賑やかな船はありません』
「そりゃ、どうも。“渡り鳥”ってのはそういう経緯でついたのか?」
『いえ、手配書の通り名が先ですね。ノースブルーにいた時に手配されたのですが、その時も旅をしながらでしたので…』
「えっ…!?」
包丁を止め、驚いた顔でジンを見るサンジ。
「おまえもノースブルーなのか!?」
『ええ。もしかしてサンジさんもですか?』
「ああ、おれはガキの頃にイーストブルーに移っちまったが、生まれはノースブルーだ」
『そうだったんですね! まさか遠く離れたグランドラインでノースブルー出身の方とご一緒に出来るとは思いませんでした』
「だな。おっ、じゃあ今日の夕食はノースブルーの料理にしてやるよ」
サンジの言葉にジンはニコッと笑う。
『本当ですか? サンジさんの料理でまたノースブルーの味が堪能できるとは楽しみです』
そこから二人はほかのクルーたちが起きてくるまで、ノースブルー話で盛り上がった。特にジンは、サンジから“うそつきノーランド”の話の真実を聴き、驚いていたそうな
ジンが船に乗り2・3日経ったある朝。
『おはようございます、サンジさん。何かお手伝いすることはありますか?』
「お!? はえぇな。起こしちまったか?」
『いえ。僕は先程起きたところです。食堂に明かりが入っていたので寄せて頂きました。いつも、お早いんですね』
「まぁな、食事はちゃんと下ごしらえしねぇと美味くならないからな。まぁ、手伝いはいいから座れよ。コーヒー入れてやるから」
『はい! では失礼します』
ジンは食堂のカウンターに座る。まもなくしてサンジから湯気の立ったコーヒーが出された。ジンはお礼を言って口をつける。
「少しは慣れたか?」
サンジが包丁で野菜を切りながらジンに声をかける。
『ええ。順応性は高い方なので。でも、ここはとても活気がある船ですね。何隻か乗せて頂きましたが、毎日がこれほど賑やかな船はありません』
「そりゃ、どうも。“渡り鳥”ってのはそういう経緯でついたのか?」
『いえ、手配書の通り名が先ですね。ノースブルーにいた時に手配されたのですが、その時も旅をしながらでしたので…』
「えっ…!?」
包丁を止め、驚いた顔でジンを見るサンジ。
「おまえもノースブルーなのか!?」
『ええ。もしかしてサンジさんもですか?』
「ああ、おれはガキの頃にイーストブルーに移っちまったが、生まれはノースブルーだ」
『そうだったんですね! まさか遠く離れたグランドラインでノースブルー出身の方とご一緒に出来るとは思いませんでした』
「だな。おっ、じゃあ今日の夕食はノースブルーの料理にしてやるよ」
サンジの言葉にジンはニコッと笑う。
『本当ですか? サンジさんの料理でまたノースブルーの味が堪能できるとは楽しみです』
そこから二人はほかのクルーたちが起きてくるまで、ノースブルー話で盛り上がった。特にジンは、サンジから“うそつきノーランド”の話の真実を聴き、驚いていたそうな