人魚とヒトデとトビウオ
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レッドライン到達
「……………来た……」
バッと手を大きく高く掲げるルフィ。
「とうとう来たんだ、ここまで!!!」
「何だか“懐かしい”様な……感慨深いわね……」
「―――あの日は…ひどい嵐だったっけなぁ」
「あれからちったァ成長したのかね…おれ達は」
「……………私!! 50年もかかりました…ヨホホホ」
ナミやサンジ、ゾロは笑みを浮かべながらレッドラインを見上げる。ブルックは身震いした。
「しししし!!とにかくこれで“半分”だ!! ラブーンに会った双子岬は海の反対でこの壁とつながってる!!―――誰一人欠けずにここへ来れてよかった!!」
ルフィは手を腰におき、喜ぶ。初めてレッドラインを目の当たりにしたチョッパーは釘付けになり、大声で言った。
「てっぺんが見えねぇ………!! でっっっけ~~~~!!! これが!!“レッドライン”!!!!」
「何だか泣けてくらァ。色んな事あったなァ………!!」
ウソップが涙や鼻水を流す。
「おれは物心つく前に“サウスブルー”からリヴァース・マウンテンを越えたらしいが。30年以上前の話か…」
「私は“ウエストブルー”から5年前…この海に入った…」
『僕は“ノースブルー”から3年前くらいでしょうか…』
フランキー、ロビンに続き、ジンも言う。ジンはシルクハットを上げ、レッドラインの全貌を見た。
「世界をもう半周した場所でこの壁はもう一度見る事になる………その時はおれは“海賊王”だ!!」
ルフィは壁に宣言するように大きな声で高らかに言った。みんなはそれを晴れやかな顔で見守った。
「充分に警戒しなきゃ。ここはもう“海軍本部”と世界政府の聖地、“マリージョア”のすぐそばよ…………!!」
ナミはみんなに言い聞かす様に言った。
それからはシャークサブマージ3号に乗るルフィ、ロビン、ブルックと船で連絡と取るフランキー、ナミを除くクルーは自由に過ごす。
「沈め!!」
「ギャーー」
「うわっはははは!!」
「びっくりプールサイコーだっ!!」
ウソップとチョッパーは船底に出したびっくりプールで遊ぶ。
「まだまだ………!!! おれは甘い………!!」
ガコン…っと1トンものウエイトをあげながらゾロは言う。
「フー…!!もっと強くなるんだ!! フゥ……!!まだまだおれは弱い…!!」
ゾロは見張り小屋が軋むくらい筋トレに励む。
『“本 ”』
ジンは男部屋の自分のベッドに座り、右手から白紙の手帳を出現させる。
『さて……早めに済ませましょう』
ジンは本を開き、ページに指を置く。そして、一息おき指で紙を横になぞった。すると、ジンがなぞった所に文字が刻まれて行く。文字はある人物に向けられて書かれているようだ。
「ダメそうだな、コリャ」
シャークサブマージ3号の調査の結果をみたフランキーが言う。
「んナミさ~~ん! スリラーバークに生ってたホラー梨のタルトがおいしくできたよ!!」
「わーー! おいしそう!!」
くるくるりーんとハートを飛ばしながらケーキをもってくるサンジ。ウソップやチョッパーも入り、みんなでタルトを食べる。
「だけど困ったわ……おいしぃ!!」
パクっと食べるナミは悩む。後ろではフランキーとウソップ、チョッパーはうんめぇぇ!!っと叫ぶ。
「また“空島”の時の行き詰まり再来だな」
「そうなの……進むべき方角はわかっても到達の手段がわからない。どうやって行くの?“魚人島”」
「ぶはーーっ!! 出たぞ~~~!!」
「あーー面白かったーーー!!」
シャークサブマージ3号が海面に顔を出す。中にいた3人が出てきた。
「おかえり。ごくろう様!」
「だめだ全然海の底も見えねぇや。本当にあんのか? 魚人島!!」
「ヨホホ潜水艇初めて乗りましたー」
「もっと下なら着く前に死んじゃうわ」
「“ログポース”は確かにこの真下を指してるんだけど。困った…ローラ達にもっと話を聞いとくんだったわ…」
「ねぇ、ナミ。ジンはどうしたの?」
「え…? 部屋だと思うわ。ジンも魚人島の行き方はわからないって言ってたから」
「そう…」
「……?」
ロビンはジンがいるであろう部屋に目を向ける。ナミは首を傾げた。
ブクブク…
「ん?」
ルフィは泡が上がった方を見る。サバァッ!!っと巨大な生き物が飛び出した。
「!! おあ―――!!!さっきの奴だ!!!ついて来た!!!」
ルフィとブルックは大きく口を開け驚く。
「「「“海兎”ィ!!!」」」
「ピョオオオ~~~!!!」
ルフィは構える。
「海の上でおれに勝てると思うなよ。“ゴムゴムの”~~…“ライフル”!!!!」
ボコォン!!!
「ドベゥッ!!!」
海兎はルフィの攻撃を腹に受け大きくのけ反りながら倒れる。 その際口の中から何かを吐く。
「なんか吐いたぞ」
ひゅー…
「ん!?」
ルフィやみんなが飛んでくる2つの影を見る。
きゃああぁ…
「人!? 違う!!」
「まさか」
影が近く。そのシルエットは人間の体に魚のしっぽと星形。
何かがわかったサンジは目玉がハートになって飛び出した。
「ま!! まさか~!!」
影はまっすぐサンジの元へ落ちた。
ドカァン!!
「きゃ―――っ!!」
「ぬあ~~~っ!」
「ハッ!!」
「!?なんか変なのもいる!!」
「……………来た……」
バッと手を大きく高く掲げるルフィ。
「とうとう来たんだ、ここまで!!!」
「何だか“懐かしい”様な……感慨深いわね……」
「―――あの日は…ひどい嵐だったっけなぁ」
「あれからちったァ成長したのかね…おれ達は」
「……………私!! 50年もかかりました…ヨホホホ」
ナミやサンジ、ゾロは笑みを浮かべながらレッドラインを見上げる。ブルックは身震いした。
「しししし!!とにかくこれで“半分”だ!! ラブーンに会った双子岬は海の反対でこの壁とつながってる!!―――誰一人欠けずにここへ来れてよかった!!」
ルフィは手を腰におき、喜ぶ。初めてレッドラインを目の当たりにしたチョッパーは釘付けになり、大声で言った。
「てっぺんが見えねぇ………!! でっっっけ~~~~!!! これが!!“レッドライン”!!!!」
「何だか泣けてくらァ。色んな事あったなァ………!!」
ウソップが涙や鼻水を流す。
「おれは物心つく前に“サウスブルー”からリヴァース・マウンテンを越えたらしいが。30年以上前の話か…」
「私は“ウエストブルー”から5年前…この海に入った…」
『僕は“ノースブルー”から3年前くらいでしょうか…』
フランキー、ロビンに続き、ジンも言う。ジンはシルクハットを上げ、レッドラインの全貌を見た。
「世界をもう半周した場所でこの壁はもう一度見る事になる………その時はおれは“海賊王”だ!!」
ルフィは壁に宣言するように大きな声で高らかに言った。みんなはそれを晴れやかな顔で見守った。
「充分に警戒しなきゃ。ここはもう“海軍本部”と世界政府の聖地、“マリージョア”のすぐそばよ…………!!」
ナミはみんなに言い聞かす様に言った。
それからはシャークサブマージ3号に乗るルフィ、ロビン、ブルックと船で連絡と取るフランキー、ナミを除くクルーは自由に過ごす。
「沈め!!」
「ギャーー」
「うわっはははは!!」
「びっくりプールサイコーだっ!!」
ウソップとチョッパーは船底に出したびっくりプールで遊ぶ。
「まだまだ………!!! おれは甘い………!!」
ガコン…っと1トンものウエイトをあげながらゾロは言う。
「フー…!!もっと強くなるんだ!! フゥ……!!まだまだおれは弱い…!!」
ゾロは見張り小屋が軋むくらい筋トレに励む。
『“
ジンは男部屋の自分のベッドに座り、右手から白紙の手帳を出現させる。
『さて……早めに済ませましょう』
ジンは本を開き、ページに指を置く。そして、一息おき指で紙を横になぞった。すると、ジンがなぞった所に文字が刻まれて行く。文字はある人物に向けられて書かれているようだ。
「ダメそうだな、コリャ」
シャークサブマージ3号の調査の結果をみたフランキーが言う。
「んナミさ~~ん! スリラーバークに生ってたホラー梨のタルトがおいしくできたよ!!」
「わーー! おいしそう!!」
くるくるりーんとハートを飛ばしながらケーキをもってくるサンジ。ウソップやチョッパーも入り、みんなでタルトを食べる。
「だけど困ったわ……おいしぃ!!」
パクっと食べるナミは悩む。後ろではフランキーとウソップ、チョッパーはうんめぇぇ!!っと叫ぶ。
「また“空島”の時の行き詰まり再来だな」
「そうなの……進むべき方角はわかっても到達の手段がわからない。どうやって行くの?“魚人島”」
「ぶはーーっ!! 出たぞ~~~!!」
「あーー面白かったーーー!!」
シャークサブマージ3号が海面に顔を出す。中にいた3人が出てきた。
「おかえり。ごくろう様!」
「だめだ全然海の底も見えねぇや。本当にあんのか? 魚人島!!」
「ヨホホ潜水艇初めて乗りましたー」
「もっと下なら着く前に死んじゃうわ」
「“ログポース”は確かにこの真下を指してるんだけど。困った…ローラ達にもっと話を聞いとくんだったわ…」
「ねぇ、ナミ。ジンはどうしたの?」
「え…? 部屋だと思うわ。ジンも魚人島の行き方はわからないって言ってたから」
「そう…」
「……?」
ロビンはジンがいるであろう部屋に目を向ける。ナミは首を傾げた。
ブクブク…
「ん?」
ルフィは泡が上がった方を見る。サバァッ!!っと巨大な生き物が飛び出した。
「!! おあ―――!!!さっきの奴だ!!!ついて来た!!!」
ルフィとブルックは大きく口を開け驚く。
「「「“海兎”ィ!!!」」」
「ピョオオオ~~~!!!」
ルフィは構える。
「海の上でおれに勝てると思うなよ。“ゴムゴムの”~~…“ライフル”!!!!」
ボコォン!!!
「ドベゥッ!!!」
海兎はルフィの攻撃を腹に受け大きくのけ反りながら倒れる。 その際口の中から何かを吐く。
「なんか吐いたぞ」
ひゅー…
「ん!?」
ルフィやみんなが飛んでくる2つの影を見る。
きゃああぁ…
「人!? 違う!!」
「まさか」
影が近く。そのシルエットは人間の体に魚のしっぽと星形。
何かがわかったサンジは目玉がハートになって飛び出した。
「ま!! まさか~!!」
影はまっすぐサンジの元へ落ちた。
ドカァン!!
「きゃ―――っ!!」
「ぬあ~~~っ!」
「ハッ!!」
「!?なんか変なのもいる!!」