8人目の仲間
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ブルックを囲みワイワイと飲むクルー達。
『…………』
ジンは船の縁にもたれかかり、飲み物に一口だけ口をつける。
(そろそろ、限界みたいですね…)
頭がぼぉ―っとしてくるのを感じたジン。
「おう、呑んでるか?」
『あ、はい…!? 頂いてます』
急に声を掛けられたジンは焦ったがニコッと笑い答えた。サンジはジンの隣に立ちタバコの煙をふぅっとはく。
「………ジン。最近、食欲ないのか?」
『…はい?』
「昨日の宴のメシほとんど手ぇつけてねぇだろ」
『……たまたまですよ』
ジンはカップを見つめ、はぐらかす。 サンジは少し低い声でジンを呼んだ。
「なぁ、ジン。もう一つお前に聞きたいことがあるんだ」
『…………』
「……ジン? どうした?」
反応がないジンにサンジは不思議な顔をする。 ジンは左目を擦った。
(まずい…)
ジンはサンジに飲み物を渡す。
『サンジさん。これ、ありがとうございました。僕、少し休んで来ます』
「はぁ? おい!!」
ジンはスタスタと早足で歩いて行く。サンジは突然の行動についていけず?を浮かべた。とりあえずサンジは縁にカップを置き、みんなの邪魔にならないようにジンを追いかける。
ジンは男部屋へ入っていく。そこに追いついてサンジが男部屋に入り、ジンに声をかけた。
「ジン。おれの話を聞いてたか?」
『……』
「おい、ジン!!」
『申し訳ありません……ご質問には、後で……』
ジンはそれだけ言うと、黙った。
『…………』
「…………?」
ジンはその場に立ったまま一向に動かない。ぼぉーーっと突っ立ったまま。
「……何してんだ、ジン……っておい!!?」
怪訝に思ったサンジが声をかけた時、ジンの体が後ろにふらついた。それと同時にジンはゆっくりと崩れるように倒れ出す。
「!」
サンジはジンが床に倒れむ瞬間、タバコを噛みしめ床とジンの間に体を滑り込ませジンを抱える。
「おい、ジン!! しっかりしろ!!」
『…………』
揺らしたり、頬を軽く叩いても反応がない。完全に意識がないことがわかる。サンジはさらに違和感を覚えた。
「コイツ…息してねぇんじゃねぇのか」
ジンの口元に耳を近づけるサンジ。しかし呼吸を感じない。
「おい。ラブコック、なに騒いでんだ……?」
「マリモ!!? ちょうどいいチョッパー呼んで来い!!」
たまたま声が聞こえ、男部屋にやってきたゾロはあん?っと不機嫌な顔をしたが、サンジのやけに焦った様子、何よりサンジの腕の中にいるジンを見て、真剣な顔になった。
「おい、コック。ジンはどうしたんだ!?」
「おれがわかるかよ! さっき急に倒れやがったんだ。息してねぇかもしれぇ、とにかく早くチョッパー呼んで来い!!」
ゾロはダッと反転し、甲板に向けて大きな声でチョッパーを呼ぶ。ブルックのバイオリンの音はゾロのその声を受け、止まった。
「チョッパー!!来てくれジンが倒れた!!!」
「「「!!!?」」」
⇒あとがき
『…………』
ジンは船の縁にもたれかかり、飲み物に一口だけ口をつける。
(そろそろ、限界みたいですね…)
頭がぼぉ―っとしてくるのを感じたジン。
「おう、呑んでるか?」
『あ、はい…!? 頂いてます』
急に声を掛けられたジンは焦ったがニコッと笑い答えた。サンジはジンの隣に立ちタバコの煙をふぅっとはく。
「………ジン。最近、食欲ないのか?」
『…はい?』
「昨日の宴のメシほとんど手ぇつけてねぇだろ」
『……たまたまですよ』
ジンはカップを見つめ、はぐらかす。 サンジは少し低い声でジンを呼んだ。
「なぁ、ジン。もう一つお前に聞きたいことがあるんだ」
『…………』
「……ジン? どうした?」
反応がないジンにサンジは不思議な顔をする。 ジンは左目を擦った。
(まずい…)
ジンはサンジに飲み物を渡す。
『サンジさん。これ、ありがとうございました。僕、少し休んで来ます』
「はぁ? おい!!」
ジンはスタスタと早足で歩いて行く。サンジは突然の行動についていけず?を浮かべた。とりあえずサンジは縁にカップを置き、みんなの邪魔にならないようにジンを追いかける。
ジンは男部屋へ入っていく。そこに追いついてサンジが男部屋に入り、ジンに声をかけた。
「ジン。おれの話を聞いてたか?」
『……』
「おい、ジン!!」
『申し訳ありません……ご質問には、後で……』
ジンはそれだけ言うと、黙った。
『…………』
「…………?」
ジンはその場に立ったまま一向に動かない。ぼぉーーっと突っ立ったまま。
「……何してんだ、ジン……っておい!!?」
怪訝に思ったサンジが声をかけた時、ジンの体が後ろにふらついた。それと同時にジンはゆっくりと崩れるように倒れ出す。
「!」
サンジはジンが床に倒れむ瞬間、タバコを噛みしめ床とジンの間に体を滑り込ませジンを抱える。
「おい、ジン!! しっかりしろ!!」
『…………』
揺らしたり、頬を軽く叩いても反応がない。完全に意識がないことがわかる。サンジはさらに違和感を覚えた。
「コイツ…息してねぇんじゃねぇのか」
ジンの口元に耳を近づけるサンジ。しかし呼吸を感じない。
「おい。ラブコック、なに騒いでんだ……?」
「マリモ!!? ちょうどいいチョッパー呼んで来い!!」
たまたま声が聞こえ、男部屋にやってきたゾロはあん?っと不機嫌な顔をしたが、サンジのやけに焦った様子、何よりサンジの腕の中にいるジンを見て、真剣な顔になった。
「おい、コック。ジンはどうしたんだ!?」
「おれがわかるかよ! さっき急に倒れやがったんだ。息してねぇかもしれぇ、とにかく早くチョッパー呼んで来い!!」
ゾロはダッと反転し、甲板に向けて大きな声でチョッパーを呼ぶ。ブルックのバイオリンの音はゾロのその声を受け、止まった。
「チョッパー!!来てくれジンが倒れた!!!」
「「「!!!?」」」
⇒あとがき