希望の星、夢の終わり
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「…………いい仲間を持ってる。さすがは…あんたの息子だな………ドラゴン」
『ドラゴン…!!? ……ルフィさんは“革命家”ドラゴンの息子なのですか?』
「!」
くまの目の前には大きな白い鎌。後ろからはジンの少し動揺した声が聞こえる。
「“ジン”か。……そうだ、麦わらのルフィはドラゴンの息子」
『………それは知りませんでした』
「それよりもジン。おれが数分前に言った事を覚えているか?」
『“手を出すな”…ですか? あの爆弾の破壊力では皆さん即死です。僕も貴方の言葉以前言いましたよ。“航海に支障が出ると困る”と。僕はそれで行動しただけです』
「ロロノアはお前を“仲間”だと思っていたぞ」
『……それはあちらの考えです。――――バーソロミュー・くま』
「?」
ジンは背を向けた状態のくまに静かに声をかける。
『僕は次の島で彼らの船から降ります。ですので、僕と麦わらの皆さんは“なんら関係していない”と政府に伝えてください。これは“お願い”です』
「…………」
『…………』
「……いいだろう。と言っても“お前の能力”でおれは口に出せないと思うが」
くまの言葉にハハッと笑うジン。
『そうですね。これだけ話せばさすがに効きますか……』
少しフラつくジン。
「今日はロロノアに免じお前にも手は出さない。しかし次は捕まえる、気をつけることだ」
ポンッ!!
くまは姿を消す。ジンは何もいなくなった空間にある鎌を静かに見つめた。
『また消えました…か。“気をつけろ”とは、相変わらずわからない人です。しかし…これでとりあえずは彼らに僕のことで危害が加わることはないでしょう』
リセットっとジンは言い、紙の鎌を消す。そしてふぅっと息をついた。
『久々に疲れました…ね』
座り込みポケットから眼帯を取り出す。それを“右目”につける。一息ついた後、ジンは立ち上がりホコリを払う。
『さて、皆さんの無事を確認に行きましょうか』
「おーい…生きてるか―――!!みんなァ!!」
「あの攻撃で私ら全員死んだと思って……帰ったのねあのクマ男!! ザマーミロ!!」
ローラが声を上げる。海賊たちはわらわら起き上がった。
一方、麦わら達の方では信じられないことが起きていた。
「オイオイ、ウソだろおめぇどうなってんだ!!?」
「ほら見ろ!! 体が軽いんだよ、何でだ?」
「ええ~~!?」
ルフィがパンパンと手を叩きながら体が軽いことをアピールする。
「ウソつけ!! そんなわけねぇだろ!!」
「ダメージが一周して逆にハイになったのかしら…」
「いたた…」
「……何もかも無事なわけねぇ。……ハァ、あの野郎どこだ?………まさか……!!」
サンジは辺りを探す。
「いた…!!! おどかしやがって……!!オイ!!あの七武海どこに……!! ってお前!!」
血だらけのゾロをみるサンジ。血の量は尋常じゃない。
「……何だ、この血の量は………!!! オイ……おめぇ…生きてんのか!? アイツはどこだ!!! ここで何があった………!!?」
サンジがゾロを問い詰める。しかしゾロが返したのは一言だけ。
「……………なにも!!!な゙かった…!!!!」
⇒あとがき
『ドラゴン…!!? ……ルフィさんは“革命家”ドラゴンの息子なのですか?』
「!」
くまの目の前には大きな白い鎌。後ろからはジンの少し動揺した声が聞こえる。
「“ジン”か。……そうだ、麦わらのルフィはドラゴンの息子」
『………それは知りませんでした』
「それよりもジン。おれが数分前に言った事を覚えているか?」
『“手を出すな”…ですか? あの爆弾の破壊力では皆さん即死です。僕も貴方の言葉以前言いましたよ。“航海に支障が出ると困る”と。僕はそれで行動しただけです』
「ロロノアはお前を“仲間”だと思っていたぞ」
『……それはあちらの考えです。――――バーソロミュー・くま』
「?」
ジンは背を向けた状態のくまに静かに声をかける。
『僕は次の島で彼らの船から降ります。ですので、僕と麦わらの皆さんは“なんら関係していない”と政府に伝えてください。これは“お願い”です』
「…………」
『…………』
「……いいだろう。と言っても“お前の能力”でおれは口に出せないと思うが」
くまの言葉にハハッと笑うジン。
『そうですね。これだけ話せばさすがに効きますか……』
少しフラつくジン。
「今日はロロノアに免じお前にも手は出さない。しかし次は捕まえる、気をつけることだ」
ポンッ!!
くまは姿を消す。ジンは何もいなくなった空間にある鎌を静かに見つめた。
『また消えました…か。“気をつけろ”とは、相変わらずわからない人です。しかし…これでとりあえずは彼らに僕のことで危害が加わることはないでしょう』
リセットっとジンは言い、紙の鎌を消す。そしてふぅっと息をついた。
『久々に疲れました…ね』
座り込みポケットから眼帯を取り出す。それを“右目”につける。一息ついた後、ジンは立ち上がりホコリを払う。
『さて、皆さんの無事を確認に行きましょうか』
「おーい…生きてるか―――!!みんなァ!!」
「あの攻撃で私ら全員死んだと思って……帰ったのねあのクマ男!! ザマーミロ!!」
ローラが声を上げる。海賊たちはわらわら起き上がった。
一方、麦わら達の方では信じられないことが起きていた。
「オイオイ、ウソだろおめぇどうなってんだ!!?」
「ほら見ろ!! 体が軽いんだよ、何でだ?」
「ええ~~!?」
ルフィがパンパンと手を叩きながら体が軽いことをアピールする。
「ウソつけ!! そんなわけねぇだろ!!」
「ダメージが一周して逆にハイになったのかしら…」
「いたた…」
「……何もかも無事なわけねぇ。……ハァ、あの野郎どこだ?………まさか……!!」
サンジは辺りを探す。
「いた…!!! おどかしやがって……!!オイ!!あの七武海どこに……!! ってお前!!」
血だらけのゾロをみるサンジ。血の量は尋常じゃない。
「……何だ、この血の量は………!!! オイ……おめぇ…生きてんのか!? アイツはどこだ!!! ここで何があった………!!?」
サンジがゾロを問い詰める。しかしゾロが返したのは一言だけ。
「……………なにも!!!な゙かった…!!!!」
⇒あとがき