希望の星、夢の終わり
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衝撃波はクルーや海賊、そしてスリラーバーク全体に影響を及ぼした。
辺りは静かになる。くまはルフィに向かって歩き始めた。
「…………」
ぷにっとルフイの近くにある岩をどける。そしてルフイをゆっくりと掴む。
タタッ!!
「!」
「“獅子歌歌 ”!!!!」
スバァァン!
「ウ……!!」
ゾロはくまは斬る。しかし斬れたのは服だけ。そこから見えた機械にゾロは驚く。
「……!?てめえ…一体……!! ………………!?フランキーみてぇな改造人間(サイボーグ)か……!? いや…ハァ…硬度は鉄以上……!!!」
「…………」
パカッ…コォォ―…ギュイ―…ピピピピ
くまの口から光が溢れる。ピュン!とゾロに光線が放たれる。
「おあ!!!」
ズドォ…ン!!!
光線は大きな衝撃を生む。ゾロは直撃は免れたが衝撃で吹っ飛ぶ。
「………!! ハァ…ハァ…鉄が溶けた………!!」
「改造人間 ………確かにそうだが、“サイボーグ”フランキーとはずいぶん違う」
「!」
「おれは“パシフィスタ”と呼ばれるまだ未完成の政府の“人間兵器”」
「………………!? パシフィスタ……!?」
「開発者は政府の天才科学者Dr.ベガパンク。世界最大の頭脳を持つ男…!!! 奴の科学力はすでにこれから人類が500年をかけて到達域にいるといわれている」
「――そんな体をして…しかも“能力者”か。さらに希望をそがれた気分だ…!!……さすがにもう…おれの体も言う事をきかねぇ」
動かない体で顔を上げ、くまをみるゾロ。
「………一つ聞きてぇ…ジンは何者なんだ…?」
「…それはおれからは言うべきではない。………“渡り鳥”はお前らの“仲間”なのか?」
「ハァ…おれ達はそのつもりだ。あいつが…何を思って仲間になりたくないと言ってるかは知らねぇが…ハァ……ルフィならあいつを仲間に出来る」
「………」
「ハァ……どうしても………!! ルフィの首を取っていくのか………!?」
「――それが最大の譲歩だ」
「………わかった。首はやるよ…………ただし!! 身代わりの…このおれの命一つで!! 勘弁して貰いてぇ……!!!」
「!」
「……まだたいして名のある首とは言えねぇが………!!―――やがて世界一の剣豪になる男の首と思えば、取って不足はねぇ筈だ!!!」
「……………そんな野心がありながら、この男に代わってお前は死ねると言うのか」
「……そうするほか…今、一味を救う手立てがねぇ…!!! 船長一人守れねぇでてめえの野心もねぇだろう
ルフィは海賊王になる男だ!!!」
「………」
ガラ…っと岩が動く。
「…待て待てクソヤロー」
「!」
そこに立つのはサンジ。
「……おめぇが死んでどうすんだよ…!! ハァ…!!てめえの野望はどうした……バカ!!」
サンジはくまとゾロの間に立つ。
「……オウでけぇの……!!」
「オイ」
「!」
「こんなマリモ剣士よりおれの命とっとけ…!! 今はまだ海軍はおれを軽く見てるが、後々この一味で最も厄介な存在になるのは…この“黒足のサンジ”だ」
息を切らしながらくまを見据える。
「さァ取れ…ハァ…こちとていつでも身代わりの覚悟はある……!! ここで“死に花”咲かせてやらァ…!!!」
サンジは息を整え、くまを見据えたままゾロに言う。
「……オイ、みんなにはよろしく言っといてくれよ…悪ィがコックならまた探してくれ……!!」
ドスッ!!
「!!!………………………てめぇ……」
ゾロは刀の柄でサンジの腹を殴る。サンジはゾロの肩を掴むが意識を失い倒れる。
「後生の頼みだ…」
「……………」
刀をくまの前に投げ、“覚悟”示す。くまは倒れたサンジに一瞬目をやり、ゾロに視線を戻す。
「……これで“麦わら”に手を出せば恥をかくのはおれだな」
「恩にきる」
くまはルフィを掴む。
「…………おれがやる事を信じろ。約束は守る。そのかわりお前には地獄を見せる……!!!」
くまはルフィの体に肉球を当てる。するとルフィの体から大きな肉球が出てくる。
「今……こいつの体から弾き飛ばした物は“痛み”だ、そして“疲労”。モリア達との戦いで蓄積された全てのダメージがこれだ。
身代わりになるというなら文字通りお前がこの苦痛を受けろ。だだでさえ死にそうなお前がこれに耐え切る事は不可能。死に至る」
「………」
「試してみろ」
くまは小さな塊をゾロに投げる。それはゾロの体の中に入る。
「うわ…ゲフッ!!! オ…ぐわあああああああ」
壮絶な悲鳴をあげるゾロ。体が痙攣するようにビリビリとし、倒れる。
「ぜぇ…ゼェ……ガバッ」
「………どうだ」
息も絶え絶えのゾロ。くまの声にゆっくりと立ち上がる。
「場所だけ…変えさせくれ………」
みんなから離れた場所に着いたゾロ。“痛み”と“苦痛”の塊に覚悟を決め手を入れる。
「!!!!」
辺りは静かになる。くまはルフィに向かって歩き始めた。
「…………」
ぷにっとルフイの近くにある岩をどける。そしてルフイをゆっくりと掴む。
タタッ!!
「!」
「“
スバァァン!
「ウ……!!」
ゾロはくまは斬る。しかし斬れたのは服だけ。そこから見えた機械にゾロは驚く。
「……!?てめえ…一体……!! ………………!?フランキーみてぇな改造人間(サイボーグ)か……!? いや…ハァ…硬度は鉄以上……!!!」
「…………」
パカッ…コォォ―…ギュイ―…ピピピピ
くまの口から光が溢れる。ピュン!とゾロに光線が放たれる。
「おあ!!!」
ズドォ…ン!!!
光線は大きな衝撃を生む。ゾロは直撃は免れたが衝撃で吹っ飛ぶ。
「………!! ハァ…ハァ…鉄が溶けた………!!」
「
「!」
「おれは“パシフィスタ”と呼ばれるまだ未完成の政府の“人間兵器”」
「………………!? パシフィスタ……!?」
「開発者は政府の天才科学者Dr.ベガパンク。世界最大の頭脳を持つ男…!!! 奴の科学力はすでにこれから人類が500年をかけて到達域にいるといわれている」
「――そんな体をして…しかも“能力者”か。さらに希望をそがれた気分だ…!!……さすがにもう…おれの体も言う事をきかねぇ」
動かない体で顔を上げ、くまをみるゾロ。
「………一つ聞きてぇ…ジンは何者なんだ…?」
「…それはおれからは言うべきではない。………“渡り鳥”はお前らの“仲間”なのか?」
「ハァ…おれ達はそのつもりだ。あいつが…何を思って仲間になりたくないと言ってるかは知らねぇが…ハァ……ルフィならあいつを仲間に出来る」
「………」
「ハァ……どうしても………!! ルフィの首を取っていくのか………!?」
「――それが最大の譲歩だ」
「………わかった。首はやるよ…………ただし!! 身代わりの…このおれの命一つで!! 勘弁して貰いてぇ……!!!」
「!」
「……まだたいして名のある首とは言えねぇが………!!―――やがて世界一の剣豪になる男の首と思えば、取って不足はねぇ筈だ!!!」
「……………そんな野心がありながら、この男に代わってお前は死ねると言うのか」
「……そうするほか…今、一味を救う手立てがねぇ…!!! 船長一人守れねぇでてめえの野心もねぇだろう
ルフィは海賊王になる男だ!!!」
「………」
ガラ…っと岩が動く。
「…待て待てクソヤロー」
「!」
そこに立つのはサンジ。
「……おめぇが死んでどうすんだよ…!! ハァ…!!てめえの野望はどうした……バカ!!」
サンジはくまとゾロの間に立つ。
「……オウでけぇの……!!」
「オイ」
「!」
「こんなマリモ剣士よりおれの命とっとけ…!! 今はまだ海軍はおれを軽く見てるが、後々この一味で最も厄介な存在になるのは…この“黒足のサンジ”だ」
息を切らしながらくまを見据える。
「さァ取れ…ハァ…こちとていつでも身代わりの覚悟はある……!! ここで“死に花”咲かせてやらァ…!!!」
サンジは息を整え、くまを見据えたままゾロに言う。
「……オイ、みんなにはよろしく言っといてくれよ…悪ィがコックならまた探してくれ……!!」
ドスッ!!
「!!!………………………てめぇ……」
ゾロは刀の柄でサンジの腹を殴る。サンジはゾロの肩を掴むが意識を失い倒れる。
「後生の頼みだ…」
「……………」
刀をくまの前に投げ、“覚悟”示す。くまは倒れたサンジに一瞬目をやり、ゾロに視線を戻す。
「……これで“麦わら”に手を出せば恥をかくのはおれだな」
「恩にきる」
くまはルフィを掴む。
「…………おれがやる事を信じろ。約束は守る。そのかわりお前には地獄を見せる……!!!」
くまはルフィの体に肉球を当てる。するとルフィの体から大きな肉球が出てくる。
「今……こいつの体から弾き飛ばした物は“痛み”だ、そして“疲労”。モリア達との戦いで蓄積された全てのダメージがこれだ。
身代わりになるというなら文字通りお前がこの苦痛を受けろ。だだでさえ死にそうなお前がこれに耐え切る事は不可能。死に至る」
「………」
「試してみろ」
くまは小さな塊をゾロに投げる。それはゾロの体の中に入る。
「うわ…ゲフッ!!! オ…ぐわあああああああ」
壮絶な悲鳴をあげるゾロ。体が痙攣するようにビリビリとし、倒れる。
「ぜぇ…ゼェ……ガバッ」
「………どうだ」
息も絶え絶えのゾロ。くまの声にゆっくりと立ち上がる。
「場所だけ…変えさせくれ………」
みんなから離れた場所に着いたゾロ。“痛み”と“苦痛”の塊に覚悟を決め手を入れる。
「!!!!」