希望の星、夢の終わり
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「うわぁ~~~っ!!! ウソだ……!!」
「終わった……!!! 何だよありゃあ!!!」
「おっ、戻った」
ローラや海賊達はモリアを見たまま開いた口が塞がらない。
ルフィは元の大きさに戻った。
「もうほぼ夜は明けてんだぞ!!」
「100体入れた麦わらがオーズをものともしなかったんだ……その10倍なんて…」
「やっぱり能力者本人だと桁が違う!!」
「何だよ今更……!!! そりゃねぇだろぉ~!!!」
海賊達は口々に泣き叫ぶ。
「麦わらの影も入ったぞ」
フランキーの言う通りモリアはルフィやゾロ、サンジにロビンの影をも取り込んだ。モリアはうめき声に似た叫び声を上げる。
「オオオオオオ~~~!!!」
「おいおいおいおい!!」
「!!」
モリアは拳を振り上げ真っ直ぐ地面に振り下ろした。
バカッ!!!
島が割れる。その衝撃でマストとその下の屋敷が傾いた。
「うわぁぁぁ!! 島が割れた~~~!!!」
「オオオオ!!!」
「逃げろ!!! 森へ逃げろ~~~!!! 今度こそ本当にもう終わりだぁ!!!」
ピカッと朝日が差す。その光に当たった影のない海賊達は体に火がつき始める。助けてくれと叫ぶ者、逃げろと指示する者で場は混乱する。その中でローラは静かに立っていた。
「ローラ船長!! 何してるんですか!!早く!!!」
「あんた達お逃げ」
「………!?なに言ってんすか!! 船長も同じでしょ」
ローラの言葉に海賊達は慌てる。
「私は……責任者よ……この“賭け”のね。見てごらんアレを。あいつらがまだ勝機を捨ててないのなら私もここを動かない!!!
勝手気ままに“希望の星”と期待しといてピンチのときにトンズラじゃあ…私らそこらの虫ケラかなんかだよ」
モリアに立ち向かう麦わら一味を信じるローラ。そして自分の部下には逃げろ、命を大切にしろと言う。そんなローラの顔に日の光があたり火がつく。
「うっ!!」
「うわぁ!ローラ船長!!! そこ…光がもれてる!! 早く影へ!!」
「いいんだよ!!! 人の肩に希望をかけるってのはこういう事さ!!!」
「おい、みんな!!もう時間がねぇ!! ちょっと無茶するからよ!! その後の事は頼むっ!!!」
ルフィは攻撃姿勢を取る。フランキーとウソップは任せろとルフィに向けて叫んだ。
「コリャ暴走に近いな…制御しきれてねぇ…」
「怒りと愚かなプライドで自分をはかり損ねたようね…」
ゾロの言葉にロビンが続く。
「悪夢を見たきゃ勝手に見てろ!!! モリア!!!おれはお前に付き合う気はねぇ!!!」
ルフィは蒸気を発生させる。静観していたジンは“右目”を閉じた。
(“七武海”ゲッコ―・モリアはここまでの方のようですね)
「おい!!おめぇらどこに勝機があるってんだよ!! 勝てるわけねぇだろ!! 今は千人力の化け物だ!!!」
「おめぇらの影だって入っちまってんだぞ!!? 時間だってもうねぇし!!!」
「見学なら黙って見てろ…!!! モリアとの勝負にはもうおれ達が勝ってる」
「!?」
後ろで騒ぐ海賊達にゾロは一喝入れる。
「―――ただし後は朝日が差すまで時間との勝負。モリアはその短時間をイカれたパワーでやり過ごすハラだ」
「“ギア――2”!!!」
ルフィはドン!!っとさらに蒸気を発生させる。
「おれ達の消滅が先か…!! モリアの自滅が先か…!!!」
『全てはこの数分で決まる…と』
ゾロの言葉に繋がるように言うジン。麦わらのクルーもジンも海賊もルフィの闘いを見守る。
「“ゴムゴムの”…!! “JETロケット”!!!」
「オオ…」
「影が抜けてく!!!」
「オオオオ!!」
ルフィの攻撃でモリアの口から影が抜ける。
「“JETバズーカ”!!!」
ルフィは畳み掛ける。
「“JETバズーカ”!!!」
「どんどん影が解放されてく」
「あいつの支配下にある筈の影達がなぜ…!!」
「モリアの意識が薄れて支配力が落ちてんだ…1000体の影なんてさすがのモリアにも制御しきれねぇんだよ!!」
「ぜぇ…ゴムゴムの……!!! ………ん!?」
「ハァ…ハァ…“欠片蝙蝠 ”!!!」
モリアの影が蝙蝠になりルフィを囲む。
「影箱 」
「ハァ…ハァ…閉じこめられた」
黒い箱に閉じ込められたルフィ。モリアは殴りつける。
「砕けろ!!!」
「直撃!!!」
「麦わら~~~!!」
黒い箱は地に落ちる。モリアは箱を踏み潰す。
「やめろォ!!!」
「これは“洗礼”だ」
「ハァ…ハァ…てめえみてぇな若僧が…この海でデケェツラするとどうなるか…!! “七武海”に盾つくとどうなるか!!!」
『………』
ガンガンと踏むモリア。
「分相応に生きろ!!! 世の中ってのァ…!!出る杭が叩き潰される様にできてんだ!!!」
「ルフィさん!!?」
「ルフィ―――!!」
叫ぶブルックとチョッパー。黒い箱が割れる、ルフィは無事だった。
「立ち上がったぁ~~~!!!」
「若僧だろうが出る杭だろうが…ハァ…おれは…誰にも潰されねぇ………!!!」
「潰されねぇ……!? そう言いきれる根拠の無さこそが…てめえの経験の浅はかさを…」
「ゴムだから」
「!!?」
カチーンとするモリア。
「すぐに全部吐き出させてやる………!!!」
キラッと日差しが差し込む。
「うわぁ、朝日!!!」
「ぎゃああ! しまった!!」
『“壁紙 ”』
地面から紙が伸びて壁が出来る。
『とりあえず、これで耐えてください』
「たっ助かった…」
「ありがてぇ!!」
「いくぞ…“骨風船”!!!」
「え!?……おい!! その技重ねていいのか!!?」
「お前“2”だけでこの前どんな目にあったか覚えてねぇのか!? ルフィ!!!」
エニエスロビーで起こったルフィの体への負担を気にかけるウソップ。
「本当にムチャだルフィ~~~!!! 体がブッ壊れるぞォ!!!」
「“ゴムゴムの巨人の ”……」
ルフィは体を大きく膨らませる。
「“JETシェル”!!!」
ズドォン!!!
「ウ…」
「うお!!! 強力!!!」
「影が出るぞ!!」
「(逃がすかおれの…兵力を。影達よ…お前らの支配者はこのおれだ!!!)」
影が出ないように口を塞ぐモリア。
「あのヤロ―!!! 返さねぇつもりだ……!!!」
「帰って来―い!! 私の影~~~っ!!!」
「ローラ船長!!」
「聞こえないの私の影!!!」
ローラは影に向かって想いをぶつける。ローラの言葉を聞いた海賊達も一緒になって叫ぶ。
「帰って来い!!」
「「帰って来い!!」」
「「「帰って来い!!!」」」
いつの間にか大合唱になっていた。
「終わった……!!! 何だよありゃあ!!!」
「おっ、戻った」
ローラや海賊達はモリアを見たまま開いた口が塞がらない。
ルフィは元の大きさに戻った。
「もうほぼ夜は明けてんだぞ!!」
「100体入れた麦わらがオーズをものともしなかったんだ……その10倍なんて…」
「やっぱり能力者本人だと桁が違う!!」
「何だよ今更……!!! そりゃねぇだろぉ~!!!」
海賊達は口々に泣き叫ぶ。
「麦わらの影も入ったぞ」
フランキーの言う通りモリアはルフィやゾロ、サンジにロビンの影をも取り込んだ。モリアはうめき声に似た叫び声を上げる。
「オオオオオオ~~~!!!」
「おいおいおいおい!!」
「!!」
モリアは拳を振り上げ真っ直ぐ地面に振り下ろした。
バカッ!!!
島が割れる。その衝撃でマストとその下の屋敷が傾いた。
「うわぁぁぁ!! 島が割れた~~~!!!」
「オオオオ!!!」
「逃げろ!!! 森へ逃げろ~~~!!! 今度こそ本当にもう終わりだぁ!!!」
ピカッと朝日が差す。その光に当たった影のない海賊達は体に火がつき始める。助けてくれと叫ぶ者、逃げろと指示する者で場は混乱する。その中でローラは静かに立っていた。
「ローラ船長!! 何してるんですか!!早く!!!」
「あんた達お逃げ」
「………!?なに言ってんすか!! 船長も同じでしょ」
ローラの言葉に海賊達は慌てる。
「私は……責任者よ……この“賭け”のね。見てごらんアレを。あいつらがまだ勝機を捨ててないのなら私もここを動かない!!!
勝手気ままに“希望の星”と期待しといてピンチのときにトンズラじゃあ…私らそこらの虫ケラかなんかだよ」
モリアに立ち向かう麦わら一味を信じるローラ。そして自分の部下には逃げろ、命を大切にしろと言う。そんなローラの顔に日の光があたり火がつく。
「うっ!!」
「うわぁ!ローラ船長!!! そこ…光がもれてる!! 早く影へ!!」
「いいんだよ!!! 人の肩に希望をかけるってのはこういう事さ!!!」
「おい、みんな!!もう時間がねぇ!! ちょっと無茶するからよ!! その後の事は頼むっ!!!」
ルフィは攻撃姿勢を取る。フランキーとウソップは任せろとルフィに向けて叫んだ。
「コリャ暴走に近いな…制御しきれてねぇ…」
「怒りと愚かなプライドで自分をはかり損ねたようね…」
ゾロの言葉にロビンが続く。
「悪夢を見たきゃ勝手に見てろ!!! モリア!!!おれはお前に付き合う気はねぇ!!!」
ルフィは蒸気を発生させる。静観していたジンは“右目”を閉じた。
(“七武海”ゲッコ―・モリアはここまでの方のようですね)
「おい!!おめぇらどこに勝機があるってんだよ!! 勝てるわけねぇだろ!! 今は千人力の化け物だ!!!」
「おめぇらの影だって入っちまってんだぞ!!? 時間だってもうねぇし!!!」
「見学なら黙って見てろ…!!! モリアとの勝負にはもうおれ達が勝ってる」
「!?」
後ろで騒ぐ海賊達にゾロは一喝入れる。
「―――ただし後は朝日が差すまで時間との勝負。モリアはその短時間をイカれたパワーでやり過ごすハラだ」
「“ギア――2”!!!」
ルフィはドン!!っとさらに蒸気を発生させる。
「おれ達の消滅が先か…!! モリアの自滅が先か…!!!」
『全てはこの数分で決まる…と』
ゾロの言葉に繋がるように言うジン。麦わらのクルーもジンも海賊もルフィの闘いを見守る。
「“ゴムゴムの”…!! “JETロケット”!!!」
「オオ…」
「影が抜けてく!!!」
「オオオオ!!」
ルフィの攻撃でモリアの口から影が抜ける。
「“JETバズーカ”!!!」
ルフィは畳み掛ける。
「“JETバズーカ”!!!」
「どんどん影が解放されてく」
「あいつの支配下にある筈の影達がなぜ…!!」
「モリアの意識が薄れて支配力が落ちてんだ…1000体の影なんてさすがのモリアにも制御しきれねぇんだよ!!」
「ぜぇ…ゴムゴムの……!!! ………ん!?」
「ハァ…ハァ…“
モリアの影が蝙蝠になりルフィを囲む。
「
「ハァ…ハァ…閉じこめられた」
黒い箱に閉じ込められたルフィ。モリアは殴りつける。
「砕けろ!!!」
「直撃!!!」
「麦わら~~~!!」
黒い箱は地に落ちる。モリアは箱を踏み潰す。
「やめろォ!!!」
「これは“洗礼”だ」
「ハァ…ハァ…てめえみてぇな若僧が…この海でデケェツラするとどうなるか…!! “七武海”に盾つくとどうなるか!!!」
『………』
ガンガンと踏むモリア。
「分相応に生きろ!!! 世の中ってのァ…!!出る杭が叩き潰される様にできてんだ!!!」
「ルフィさん!!?」
「ルフィ―――!!」
叫ぶブルックとチョッパー。黒い箱が割れる、ルフィは無事だった。
「立ち上がったぁ~~~!!!」
「若僧だろうが出る杭だろうが…ハァ…おれは…誰にも潰されねぇ………!!!」
「潰されねぇ……!? そう言いきれる根拠の無さこそが…てめえの経験の浅はかさを…」
「ゴムだから」
「!!?」
カチーンとするモリア。
「すぐに全部吐き出させてやる………!!!」
キラッと日差しが差し込む。
「うわぁ、朝日!!!」
「ぎゃああ! しまった!!」
『“
地面から紙が伸びて壁が出来る。
『とりあえず、これで耐えてください』
「たっ助かった…」
「ありがてぇ!!」
「いくぞ…“骨風船”!!!」
「え!?……おい!! その技重ねていいのか!!?」
「お前“2”だけでこの前どんな目にあったか覚えてねぇのか!? ルフィ!!!」
エニエスロビーで起こったルフィの体への負担を気にかけるウソップ。
「本当にムチャだルフィ~~~!!! 体がブッ壊れるぞォ!!!」
「“ゴムゴムの
ルフィは体を大きく膨らませる。
「“JETシェル”!!!」
ズドォン!!!
「ウ…」
「うお!!! 強力!!!」
「影が出るぞ!!」
「(逃がすかおれの…兵力を。影達よ…お前らの支配者はこのおれだ!!!)」
影が出ないように口を塞ぐモリア。
「あのヤロ―!!! 返さねぇつもりだ……!!!」
「帰って来―い!! 私の影~~~っ!!!」
「ローラ船長!!」
「聞こえないの私の影!!!」
ローラは影に向かって想いをぶつける。ローラの言葉を聞いた海賊達も一緒になって叫ぶ。
「帰って来い!!」
「「帰って来い!!」」
「「「帰って来い!!!」」」
いつの間にか大合唱になっていた。