麦わらの一味、反撃開始!
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―――――ダンスホール方面組
「モリアはどこだァ!!!メシ返せぇ~!!!」
ドカァーン!!
ぐわ~~~~!!
「ナミさんの風呂を覗いたクソ野郎はどいつだ出て来~~~い!!!」
ボコォーン!!
ギャアアアア
「とりあえず塩はいらねぇな。心からの怒りに満ちてる」
「影の事はどうでもいいのかな」
先行するルフィとサンジの暴れっぷりに呆れるウソップとチョッパー。ジンは楽しそうにクスクス笑っていた。
―――――下の橋組
ドゴォーン!!
ぎぃああああーーーー
「―こんな貧弱野郎共に一度は捕まったと思うと自分にムカッ腹が立つぜ………!!」
イライラを隠さず、ゾンビを切っていくゾロ。
「そんなお前を解放してやったおれを慕うなら“アニキ”と呼んでもいいんだぜ」
「呼ぶか!!!」
フランキーの余裕の笑みと提案をゾロは見事にぶった斬った
―――――ダンスホール方面組
「………!!しまった…いけない…………!!」
「何だ!? どうした」
「も―だめだ。生まれ変わるならボウフラになりたい…」
「おれなんかマユゲ巻きすぎて死ねばいい…」
異常なネガティブをみせるルフィとサンジ。上にはネガティブネガティブ♪と漂うゴーストがいた。
「おい!! ルフィ!!サンジ!!何が起きたんだ!!?」
「よぉし!! 捕まえたぞ!!!」
ゾンビたちがルフィとサンジを捕まえる。
「二人が捕まったぁ――!!! 何でだ!!!」
「あのゴースト達の仕業よ!! 触れると心を折られてしまうの。今の所解決策は何も…!!」
『とりあえず、助けましょう』
「ああ!! くらえ“鉛星”!!!」
どあ!!!
『“栞 ”』
ぎゃあ!!
「急げ!!!二人を抱えと逃げるしかねぇ!! おれ達もこうなっちゃ終わりだぞ!!!」
「いやだ~!!! 全員捕まったら助からねぇ~~~!!!」
ウソップがサンジを抱え、チョッパーがルフィを抱え逃げる。その後ろからジンが追いかける。
「出航、出航!」
マストからヒューンっとオーズが落ちてくる。
「あ」
ボコォン!!っとダンスホールに続く階段をオーズは破壊する。 ちょうど麦わらのクルー達が通っている場所。
「?」
「いっぱいいたゾンビ達もウソップもジンも……サンジも……みんな一緒に落ちちゃった」
――――――下の橋
『いや、びっくりしましたね……あっ、ゾロさんにフランキーさん、先程振りです』
サンジとウソップが頭から地面にキレイに刺さっている。その足の上にジンが立つ。
「この高さから落ちて感想そんだけってのもどうかと思うが…しかもそんなとこに立つな」
『あっ…!』
フランキーに言われて、ジンは下に降りる。
「落ちてきたこの三人の事はまぁ置いといて………どういうこったコリャ」
「ああ、急に道が塞がりやがった。何なんだこの壁は……!!!」
ゾロに言わて振り返るフランキー。
「ゲホ!! 畜生ォ、一体何が……!!」
「イテテ…い…今のは……!!?」
サンジとウソップはガボッと起き上がる。
「ふん!!! ……んん!?石じゃねぇな」
ドスッ!!
「“ウェポンズ・左 ”!!!」
ドコォーン
ゾロとフランキーは目の前の何かに攻撃する。しかし手応えがない。それを見てウソップが急いで止める。
「お前ら何やってんだ!!?」
「それがよ、急に壁がてきちまって……」
「バカ、それは壁じゃねぇよ!!! “そいつ”がルフィのゾンビだよっ!!!」
「「「!!?」」」
『へぇ―』
「「「え~~~~~!!!!?」」」
「何だこのデカさはぁ……!!?」
「どっかの大魔王か何かか!? この巨人見た事ねぇ!!!」
サンジが叫ぶ。
「これがゾンビ!?」
「これが………」
「ルフィ!??」
「ダメだ、もう終わりだぁ!! おれ達を殺しに来たんだぁ~~~!!」
『文献にありそうな巨人ですね…』
「ジンは冷静すぎなんだよ!!」
ウソップがジンに突っ込みを入れる中、ゴゴゴォォっとオーズの手が伸びる。
「ギャ~~~~~~!!! うわぁぁ!何する気だ………!!」
オーズは橋のガレキを取る。びびりまくりのウソップは叫ぶ。ウソップの心配をよそにオーズはガレキを頭に帽子のように被せる。
すると“海賊王に腐れなる”とはしゃぎながらどこかに行った。
「…ホントにルフィみてぇな事言ってやがった。あの図体でルフィの戦闘力は確かにヤベェ……」
「もう…いいんじゃねぇかお前らの影なんて」
「「よくねぇよ!!!」」
項垂れるウソップを怒鳴るゾロとサンジ。
「百歩譲ってそれがよくてもどの道ナミさんを救出するんだ!! シャキッとしろ!!」
『譲るんですか』
サンジの言葉にジンはクスクス笑った。
「――しかし困ったのはこの通路、どうやらおれとウソップは上から階段ごと落とされた様だが、通路をこっちに切り換えるにしても…この橋も壊れちまってあのマストの屋敷へも行けなくなっちまった…」
『あれ? 僕は入らないのですか?』
「てめぇは紙みたいにヒラヒラ~っと飛べるだろが」
『ああ…なるほど』
「あと30秒待てよ。この装飾が不満だ…」
「「「橋が出来た――!!!」」」
フランキーがいつの間にかディティール入りの大きな橋を架けていた。みんなでその橋を渡る。
「これだけのガレキや木片がありゃ材料は充分だ」
『いい橋ですねー』
「だろっ!!」
「…しかし応急にしちゃあ、ディテールまで凝りすぎじゃあ」
「このおれに手抜き工事をやれってのか!!?」
「いや、頼りになるぜ!! とにかく助かった、行こう!!」
サンジを先頭に屋敷へ入って行った。
「……この部屋は何だ」
「ずいぶんチャラチャラした部屋だ」
5人が着いたのはやたらかわいい装飾やヌイグルミがたくさんあるペローナの部屋。 ゴースト達が漂っている。
「ホロホロホロホロ……階段と橋でお前らを全員ゾンビ共の餌食にするつもりだったのに、まさかオーズが降って来るとはとんだ邪魔が入ったもんだ」
赤いソファに座り笑っているのはこの部屋の主人、ペローナ。
「…あの、ゴースト!!まさかあいつが操ってたのか、アレは一体何なんだ!?」
「ホロホロホロホロ!!すでにてめえらはこの恐ろしさを充分わかっている筈……」
ペローナは立ち上がりゴースト達を従わせながら話す。
「私は霊体を自在に生み出す“ホロホロの実”の霊体人間。
このゴースト達は私の分身人の心を虚ろにする!!ホロホロホロホロ!!てめえら全員ここまでだ!!!」
ペローナが手を振ると、ゴースト達が一斉に襲ってくる。
「あのムカつくゴーストの黒幕があんなキューティーちゃんだったとは!!」
「んな事言ってる場合か!! 全員アレくらったら一瞬で全滅だぞ!!」
「逃げるしか手はねぇ」
「……!! 確かにアレばっかりは……!!!」
『無理ですね』
「“ネガティブホロウ”!!!」
「ぎゃああああ………」
「「『!!!』」」
「終わった、何もかも……」
「そうだ!! ノラ犬などに踏まれたい!!」
「サバ以下だ、おれという存在は…!! 死のう…」
「みなさんと同じ大地を歩いてすいません」
『…ごめんなさい……(……?)』
一同ずどーーん…っとへこむクルー。
「捕らえろ!!!」
「「「ヘイ」」」
ウオォ―――!!!とクルーに襲いかかる動物ゾンビ達。ペローナはあっけねぇなと笑う。
「乱れ撃ち“塩星 ”」
「!!?」
「誰だ!!」
「「「ギャアアアア」」」
ドサドサと倒れるゾンビ達、同時に影も抜けていった。
「ウチのクルーに手出しはさせねぇ!!!」
立ち上がったのはウソップ。
「しまった……コイツくらったフリをしてやがったのか。“ネガティブホロウ”!!!」
ウソップにゴーストが放たれる。しかしウソップは微動だにしない。
「……おれの名は………キャプテンウソップ!!」
「なぜだ!!! てめえなぜ膝をつかねぇ!!ゴーストは当たったぞ!!……一体どんな手を使って!!」
「どんな手も、何も!!! おれは元からネガティブだぁ!!!!」
「!!!?え~~~~~~~~っ!?」
ウソップの爆弾発言にペローナは目玉を飛び出しながらびっくりした。
「さぁ、目を醒ませてめぇら!! 早くナミとブルックの救出に向かえ!!
お前らじゃあ……!! お前らの力じゃああの女に敵わねぇ!!」
ウソップは胸をはる。
「あいつはおれが引き受けた!!!」
「……おのれ……!!!」
「何だこの頼れる感じ…」
「アイツ効かなかったのか」
ゾロとサンジ、フランキーが息を切らしながら言う。
『とても頼りになります、さすがキャプテンウソップさん!!』
「なに!!?」
「えっ、ジンは効かなかったのか…?」
ウソップとペローナは同時に驚く。残りのクルーも振り向く。当の本人は飄々としていた。
『どうやら“紙人間”には効かないようです』
両手を上げわからないと言ったようにジェスチャーする。
「なっなら、周りのゾンビ共はカタづけてから行ってくれ!! そいつらにはおれは勝てね……」
『そんな、キャプテンウソップさんのお邪魔は出来ません。お任せしますよ』
「頼んだウソップ!!」
「あぁ!!違う!!! ちょっと待て!!待ってーー」
ジンをはじめ、ウソップを除くクルーは走ってペローナの部屋を抜けて行った。
「モリアはどこだァ!!!メシ返せぇ~!!!」
ドカァーン!!
ぐわ~~~~!!
「ナミさんの風呂を覗いたクソ野郎はどいつだ出て来~~~い!!!」
ボコォーン!!
ギャアアアア
「とりあえず塩はいらねぇな。心からの怒りに満ちてる」
「影の事はどうでもいいのかな」
先行するルフィとサンジの暴れっぷりに呆れるウソップとチョッパー。ジンは楽しそうにクスクス笑っていた。
―――――下の橋組
ドゴォーン!!
ぎぃああああーーーー
「―こんな貧弱野郎共に一度は捕まったと思うと自分にムカッ腹が立つぜ………!!」
イライラを隠さず、ゾンビを切っていくゾロ。
「そんなお前を解放してやったおれを慕うなら“アニキ”と呼んでもいいんだぜ」
「呼ぶか!!!」
フランキーの余裕の笑みと提案をゾロは見事にぶった斬った
―――――ダンスホール方面組
「………!!しまった…いけない…………!!」
「何だ!? どうした」
「も―だめだ。生まれ変わるならボウフラになりたい…」
「おれなんかマユゲ巻きすぎて死ねばいい…」
異常なネガティブをみせるルフィとサンジ。上にはネガティブネガティブ♪と漂うゴーストがいた。
「おい!! ルフィ!!サンジ!!何が起きたんだ!!?」
「よぉし!! 捕まえたぞ!!!」
ゾンビたちがルフィとサンジを捕まえる。
「二人が捕まったぁ――!!! 何でだ!!!」
「あのゴースト達の仕業よ!! 触れると心を折られてしまうの。今の所解決策は何も…!!」
『とりあえず、助けましょう』
「ああ!! くらえ“鉛星”!!!」
どあ!!!
『“
ぎゃあ!!
「急げ!!!二人を抱えと逃げるしかねぇ!! おれ達もこうなっちゃ終わりだぞ!!!」
「いやだ~!!! 全員捕まったら助からねぇ~~~!!!」
ウソップがサンジを抱え、チョッパーがルフィを抱え逃げる。その後ろからジンが追いかける。
「出航、出航!」
マストからヒューンっとオーズが落ちてくる。
「あ」
ボコォン!!っとダンスホールに続く階段をオーズは破壊する。 ちょうど麦わらのクルー達が通っている場所。
「?」
「いっぱいいたゾンビ達もウソップもジンも……サンジも……みんな一緒に落ちちゃった」
――――――下の橋
『いや、びっくりしましたね……あっ、ゾロさんにフランキーさん、先程振りです』
サンジとウソップが頭から地面にキレイに刺さっている。その足の上にジンが立つ。
「この高さから落ちて感想そんだけってのもどうかと思うが…しかもそんなとこに立つな」
『あっ…!』
フランキーに言われて、ジンは下に降りる。
「落ちてきたこの三人の事はまぁ置いといて………どういうこったコリャ」
「ああ、急に道が塞がりやがった。何なんだこの壁は……!!!」
ゾロに言わて振り返るフランキー。
「ゲホ!! 畜生ォ、一体何が……!!」
「イテテ…い…今のは……!!?」
サンジとウソップはガボッと起き上がる。
「ふん!!! ……んん!?石じゃねぇな」
ドスッ!!
「“ウェポンズ・
ドコォーン
ゾロとフランキーは目の前の何かに攻撃する。しかし手応えがない。それを見てウソップが急いで止める。
「お前ら何やってんだ!!?」
「それがよ、急に壁がてきちまって……」
「バカ、それは壁じゃねぇよ!!! “そいつ”がルフィのゾンビだよっ!!!」
「「「!!?」」」
『へぇ―』
「「「え~~~~~!!!!?」」」
「何だこのデカさはぁ……!!?」
「どっかの大魔王か何かか!? この巨人見た事ねぇ!!!」
サンジが叫ぶ。
「これがゾンビ!?」
「これが………」
「ルフィ!??」
「ダメだ、もう終わりだぁ!! おれ達を殺しに来たんだぁ~~~!!」
『文献にありそうな巨人ですね…』
「ジンは冷静すぎなんだよ!!」
ウソップがジンに突っ込みを入れる中、ゴゴゴォォっとオーズの手が伸びる。
「ギャ~~~~~~!!! うわぁぁ!何する気だ………!!」
オーズは橋のガレキを取る。びびりまくりのウソップは叫ぶ。ウソップの心配をよそにオーズはガレキを頭に帽子のように被せる。
すると“海賊王に腐れなる”とはしゃぎながらどこかに行った。
「…ホントにルフィみてぇな事言ってやがった。あの図体でルフィの戦闘力は確かにヤベェ……」
「もう…いいんじゃねぇかお前らの影なんて」
「「よくねぇよ!!!」」
項垂れるウソップを怒鳴るゾロとサンジ。
「百歩譲ってそれがよくてもどの道ナミさんを救出するんだ!! シャキッとしろ!!」
『譲るんですか』
サンジの言葉にジンはクスクス笑った。
「――しかし困ったのはこの通路、どうやらおれとウソップは上から階段ごと落とされた様だが、通路をこっちに切り換えるにしても…この橋も壊れちまってあのマストの屋敷へも行けなくなっちまった…」
『あれ? 僕は入らないのですか?』
「てめぇは紙みたいにヒラヒラ~っと飛べるだろが」
『ああ…なるほど』
「あと30秒待てよ。この装飾が不満だ…」
「「「橋が出来た――!!!」」」
フランキーがいつの間にかディティール入りの大きな橋を架けていた。みんなでその橋を渡る。
「これだけのガレキや木片がありゃ材料は充分だ」
『いい橋ですねー』
「だろっ!!」
「…しかし応急にしちゃあ、ディテールまで凝りすぎじゃあ」
「このおれに手抜き工事をやれってのか!!?」
「いや、頼りになるぜ!! とにかく助かった、行こう!!」
サンジを先頭に屋敷へ入って行った。
「……この部屋は何だ」
「ずいぶんチャラチャラした部屋だ」
5人が着いたのはやたらかわいい装飾やヌイグルミがたくさんあるペローナの部屋。 ゴースト達が漂っている。
「ホロホロホロホロ……階段と橋でお前らを全員ゾンビ共の餌食にするつもりだったのに、まさかオーズが降って来るとはとんだ邪魔が入ったもんだ」
赤いソファに座り笑っているのはこの部屋の主人、ペローナ。
「…あの、ゴースト!!まさかあいつが操ってたのか、アレは一体何なんだ!?」
「ホロホロホロホロ!!すでにてめえらはこの恐ろしさを充分わかっている筈……」
ペローナは立ち上がりゴースト達を従わせながら話す。
「私は霊体を自在に生み出す“ホロホロの実”の霊体人間。
このゴースト達は私の分身人の心を虚ろにする!!ホロホロホロホロ!!てめえら全員ここまでだ!!!」
ペローナが手を振ると、ゴースト達が一斉に襲ってくる。
「あのムカつくゴーストの黒幕があんなキューティーちゃんだったとは!!」
「んな事言ってる場合か!! 全員アレくらったら一瞬で全滅だぞ!!」
「逃げるしか手はねぇ」
「……!! 確かにアレばっかりは……!!!」
『無理ですね』
「“ネガティブホロウ”!!!」
「ぎゃああああ………」
「「『!!!』」」
「終わった、何もかも……」
「そうだ!! ノラ犬などに踏まれたい!!」
「サバ以下だ、おれという存在は…!! 死のう…」
「みなさんと同じ大地を歩いてすいません」
『…ごめんなさい……(……?)』
一同ずどーーん…っとへこむクルー。
「捕らえろ!!!」
「「「ヘイ」」」
ウオォ―――!!!とクルーに襲いかかる動物ゾンビ達。ペローナはあっけねぇなと笑う。
「乱れ撃ち“
「!!?」
「誰だ!!」
「「「ギャアアアア」」」
ドサドサと倒れるゾンビ達、同時に影も抜けていった。
「ウチのクルーに手出しはさせねぇ!!!」
立ち上がったのはウソップ。
「しまった……コイツくらったフリをしてやがったのか。“ネガティブホロウ”!!!」
ウソップにゴーストが放たれる。しかしウソップは微動だにしない。
「……おれの名は………キャプテンウソップ!!」
「なぜだ!!! てめえなぜ膝をつかねぇ!!ゴーストは当たったぞ!!……一体どんな手を使って!!」
「どんな手も、何も!!! おれは元からネガティブだぁ!!!!」
「!!!?え~~~~~~~~っ!?」
ウソップの爆弾発言にペローナは目玉を飛び出しながらびっくりした。
「さぁ、目を醒ませてめぇら!! 早くナミとブルックの救出に向かえ!!
お前らじゃあ……!! お前らの力じゃああの女に敵わねぇ!!」
ウソップは胸をはる。
「あいつはおれが引き受けた!!!」
「……おのれ……!!!」
「何だこの頼れる感じ…」
「アイツ効かなかったのか」
ゾロとサンジ、フランキーが息を切らしながら言う。
『とても頼りになります、さすがキャプテンウソップさん!!』
「なに!!?」
「えっ、ジンは効かなかったのか…?」
ウソップとペローナは同時に驚く。残りのクルーも振り向く。当の本人は飄々としていた。
『どうやら“紙人間”には効かないようです』
両手を上げわからないと言ったようにジェスチャーする。
「なっなら、周りのゾンビ共はカタづけてから行ってくれ!! そいつらにはおれは勝てね……」
『そんな、キャプテンウソップさんのお邪魔は出来ません。お任せしますよ』
「頼んだウソップ!!」
「あぁ!!違う!!! ちょっと待て!!待ってーー」
ジンをはじめ、ウソップを除くクルーは走ってペローナの部屋を抜けて行った。