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「だからおめぇは!! 色んなモンを仲間にしようとすんじゃねぇよ!!!
ただでさえタヌキだの、ロボだの紙人間だの色々いんだぞ! ウチにゃあ!!」
「おい、おれはロボじゃねぇ! サイボーグだバカ野郎!!」
「もう人間じゃねぇ事は確かだろ!」
「ベースは人間だってんだよ!!」
「ベースは変態だろうが!!」
「え…ああ。そこ解ってくれてるんなら…」
「いやホメてねぇぞ!!?」
サンジとフランキーはいがみ合ったが、何故か路線を外れて終局した。
(まぁ、確かに普通の人間とは言いづらいですかね、僕も)
ジンは苦笑する。
「次は何がでるのかな~~♪ 楽しいな~~~♪♪」
ルフィはウキウキとしていた。
「さっきの“木の人”や“ユニコーン”にもあったわね……」
「どうした?」
「この森の奇妙な生物達の共通点は、包帯・縫い傷、そして体に刻まれた番号」
「番号か……確かにあるな…何者かに管理されてるって事か」
「そうなるわね」
『その管理者がこの島の支配者と言うことでしょうか…』
「ん?なんか聞こえるぞ?」
ネガティブ~ネガティブ~
フィー…ンっとゴーストが現れた。
「出た――!!ゴーストだ――!!!」
「踊りながら増えてくぞ! 面白れぇ~~!!」
ルフィが虫網を取り、立ち上がる。
「感じの悪ぃかけ声だな……」
「捕まえて飼ってやる!!」
ぶん!!
「だー!!!」
ぶん!!
ルフィは虫網を振るがゴーストはすかすかと透ける。
「完全に霊体か……よ―し…“フレッシュファイア”!!!」
ボウッ!!!
ホロホロホロ…
スィ―っとフランキーの炎を避ける。
「ダメだ効かねぇ」
ホロロロロ~
スィーーとゴーストがフランキーの体を抜ける。
「全くダメだ。今週のオレホントにダメだ……何やってもまるでダメ
生きていく自信がねぇ……死のう」
ズゥー…ン
「ウゥ…」
「どこまで落ち込んでんだよ、お前は!!!」
フランキーのひどい落ち込みようにサンジはびっくりする。
「こんにゃろ!!」
スィ―~
ルフィはゴーストを捕まえられない。ゴーストはルフィの体を通りすぎた。
「もし生まれ変わるなら……おれは貝になりたい。最低だ……死のう…」
ズゥー…ンっとルフィまで沈む。
「だから何やってんだよ。おめぇら揃って!!!」
ホロロ…ホロロロ…
ネガティブ…ネガティブ
「…………!? もしかしてあのゴーストに触れると気が弱くなっちゃうんじゃ……」
「そんなバカな」
「…ふん。情けねぇ奴らだな。普段から気をしっかり持たねぇから、妙なゴーストごときに心を翻弄されんだよ」
スィ~!! っとゴーストがゾロの体を通りすぎる。
「生まれてきてすいません…………」
ズゥー……ン。ゾロも沈む。
「もういいわ!!!」
『ロビンの言う通り見たいですね』
「実体がない上に、触れると精神的に切り崩されるなんて…もし“敵”ならば手強いわね」
「確かに…」
「……不思議な島」
ホロホロホロ…ネガティブ、ネガティブ…
ゴーストは姿を消した。
「あんのゴースト今度現れたら、もう承知しねぇ!!!」
「弱点は必ずある!!抹消してやる!!!」
「飼うのもやめだ!!いらん!!」
憤慨するルフィとフランキー。
「わははは、面白ぇもん見た」
一方サンジとケルベロスはゾロを笑う。
「うっせぇ!!!」
ゾロは顔を赤らめながら怒鳴る。ジンはクスクスと笑うと少し睨まれた。
「番号を持ったツギハギの生物達は一くくりに出来そうだけど…あのゴーストはまた別の生命体ね」
「あいつは船にもいたよな…時折現れおれ達を監視してる様だ……問題は…“誰が”糸を引いてるかだ」
「あー広い墓場だ。雰囲気あるなー。おい、ここで弁当食おう!!」
「バーカ、メシがマズくなる。それに急いでんだ、おれ達は」
モゾモゾ
「あ―――……」
「?」
ボコッ……!!
「ア~~~~~~~…………!!!」
ゾボボ…!!
墓場からゾンビが出てくる。ルフィは自分の前にいるゾンビを掴み土に戻す。
「あ―――…って帰るかアホンダラァ~!!!」
ガバッとゾンビが現れた。
「大ケガした年寄り!?」
ルフィは真顔で言う。
「ゾンビをナメやがって~~~…!!!」
「ナメンナァア!!」
「ウルぁ~~~!!」
「ウェチャ~~~!!」
「ホアチョ~~!!」
バァー―ン!!
「こんなに生き生きしてんのか。ゾンビって」
サンジは戸惑う。
「「ゾンビの危険度教えてやれぇ!!!」」
「ウォォォォ!!!」
ゾンビが一斉に襲いかかってきた。
「な~んだ、やんのか。危険度ならこっちも教えてやる…!!」
それぞれが臨戦態勢を取る。
『“無数の聖書 ”…』
「「「6億B・JACK POT!!!」」
ドカァァン!!!
ギャアァアァァ!!
ルフィ一行にボコられたゾンビは正座をしてルフィの前に並ぶ。
「お前らここで何してたんだ」
「え――と」
「……ゾンビだし…埋まってたっていうか」
「腐ってたっていうか……」
「腐ってた……おれも」
「フザけてんのか」
「「「すんませんっ!!」」」
「鼻の長ぇ男と…オレンジの髪の女と…トナカイみたいなタヌキが、ここを通ったか?」
(? チョッパーくんはタヌキだったのですか…)
驚愕の事実に多少動揺するジン。
「ああ!!あ~~~はいはいはい…」
「…でも、言えねぇ!! おれ達そういう情報関係一切人に言えねぇ事になってるんで」
「……ふーん…絶対に言わねぇか?」
パキパキと指を鳴らすルフィ。
「3人通った」
「おれの仲間だ。手ぇ出してねぇだろうな」
「え―……!?」
「だ」
「出してねぇっ」
「……出してねぇ」
「正直に言えよ!!?」
「コイツは出した」
「えー!? おい友達売るなよ~~~っ!! ちょ…お前だって噛んだろ!!!」
「みんなで襲った」
「バカ!! 言うな」
ギャアァアァァ……
「あの屋敷に向かったみてぇだ。無事で良かった」
「ブルックはわからねぇって……」
「いなくていいよ。別にアレは」
「もし!!…ち…ちょっとあんたら……!! 待ってくれ!!」
「「「?」」」
「今…見てたぞ。あんたら恐ろしく強いんだな。少し話をさせてくれねぇか!!?」
「大ケガした年寄り!?」
「「「だから、ゾンビだっつってんだろ!!!」」」
ゾロ、サンジ、フランキーは突っ込む。
「イヤ、大ケガした年寄りじゃ」
「「「紛らわしいな!!!」」」
「ゾンビでいいだろ、もう」
年寄りに再び突っ込む3人。
「倒して欲しい男がおるんじゃ………!! あんたらならきっとやれる!!」
年寄りは座り込む。
「被害者はいくらでもおるが…倒せば全員が救われる。“影”が戻れば礼ならいくらでもするし」
「ホントだ、おっさんも影がねぇな。ブルックと一緒だ…!!!」
「そりゃ一体誰の仕業なんだ。この島に誰がいるんだ?」
「モリアという男だ。それはもう恐ろしい…!!」
「モリア?」
『ゲッコー・モリアですか!!?』
「ああ、そうさ。そのモリアじゃ!!」
「ジン、知ってんのか?」
『あっ、いえ…詳しくは……。ロビンはご存知ではないですか?』
「……?」
ジンは、一瞬険しい顔をしたかと思うといつもみたいに笑う。ゾロはそんなジンを静かに目をやっていた。
「ロビンちゃんわかるかい?」
「………名前ならよく知ってるわ。“元々の”懸賞金でさえあなたを上回る男よ、ルフィ…!!」
ロビンは顔から血の気が引いている。
「ゲッコー・モリアは“七武海”の一人よ!!!」
「「「!!?」」」
「“七武海”………!!?」
「ホントか、ロビン!!」
「謎の多い男よ……」
「そんな奴がこんなとこで何やってんだ?」
「さぁ、わからんがわしと同じ様にこの森をさ迷う犠牲者達も少なくない……」
「他にもいるのか……!!」
「あんたらもここへ誘われた時点で…モリアに目をつけられたと思った方がいい」
年寄りは涙を流す。
「この地に残り暗い森をゾンビを恐れながら這い回る者…海へ出でなお太陽に怯え生きる者……!!
いずれにしろ、こんな体では生きている心地はせん……死ぬ前にもう一度…太陽の光の下……歩いてみてぇ…!!!」
「そうなの゛か、おめぇ…!! そりゃ辛ぇなぁ…!!
よぉし!!おれ゛が力んなるぜ、心配ずんな゛!!! バカ、泣いちゃいねぇよ!」
はうはうっと泣くフランキー。
「気持ちをわかりすぎだろ! てめえ軽く背負い込むな」
「まったくだ、おいジジイ!! 泣き落としは美女の特権だと思え!!! お前じゃ、トキメかねぇ!!」
「…………!!」
ゾロはフランキーとサンジ両方呆れた顔をした。
「ま―でもよ。元々影を奪う張本人を探してたんだ!
そいつがおれ達も狙ってんならぶっ飛ばす事になるし、おっさんもついでに助かるんじゃねぇか!?」
「ありがてぇ…言葉だ……!! ついででも何でも希望が持てますじゃ!!!」
「頼んだぜ、アンタ!」
「頑張れ――!!」
「!」
「モリアなんかぶっとばせ!」
「トキメかなくて悪かったな!」
「聞いてたのかよ、その他の犠牲者共!!」
サンジは怒鳴った。
ただでさえタヌキだの、ロボだの紙人間だの色々いんだぞ! ウチにゃあ!!」
「おい、おれはロボじゃねぇ! サイボーグだバカ野郎!!」
「もう人間じゃねぇ事は確かだろ!」
「ベースは人間だってんだよ!!」
「ベースは変態だろうが!!」
「え…ああ。そこ解ってくれてるんなら…」
「いやホメてねぇぞ!!?」
サンジとフランキーはいがみ合ったが、何故か路線を外れて終局した。
(まぁ、確かに普通の人間とは言いづらいですかね、僕も)
ジンは苦笑する。
「次は何がでるのかな~~♪ 楽しいな~~~♪♪」
ルフィはウキウキとしていた。
「さっきの“木の人”や“ユニコーン”にもあったわね……」
「どうした?」
「この森の奇妙な生物達の共通点は、包帯・縫い傷、そして体に刻まれた番号」
「番号か……確かにあるな…何者かに管理されてるって事か」
「そうなるわね」
『その管理者がこの島の支配者と言うことでしょうか…』
「ん?なんか聞こえるぞ?」
ネガティブ~ネガティブ~
フィー…ンっとゴーストが現れた。
「出た――!!ゴーストだ――!!!」
「踊りながら増えてくぞ! 面白れぇ~~!!」
ルフィが虫網を取り、立ち上がる。
「感じの悪ぃかけ声だな……」
「捕まえて飼ってやる!!」
ぶん!!
「だー!!!」
ぶん!!
ルフィは虫網を振るがゴーストはすかすかと透ける。
「完全に霊体か……よ―し…“フレッシュファイア”!!!」
ボウッ!!!
ホロホロホロ…
スィ―っとフランキーの炎を避ける。
「ダメだ効かねぇ」
ホロロロロ~
スィーーとゴーストがフランキーの体を抜ける。
「全くダメだ。今週のオレホントにダメだ……何やってもまるでダメ
生きていく自信がねぇ……死のう」
ズゥー…ン
「ウゥ…」
「どこまで落ち込んでんだよ、お前は!!!」
フランキーのひどい落ち込みようにサンジはびっくりする。
「こんにゃろ!!」
スィ―~
ルフィはゴーストを捕まえられない。ゴーストはルフィの体を通りすぎた。
「もし生まれ変わるなら……おれは貝になりたい。最低だ……死のう…」
ズゥー…ンっとルフィまで沈む。
「だから何やってんだよ。おめぇら揃って!!!」
ホロロ…ホロロロ…
ネガティブ…ネガティブ
「…………!? もしかしてあのゴーストに触れると気が弱くなっちゃうんじゃ……」
「そんなバカな」
「…ふん。情けねぇ奴らだな。普段から気をしっかり持たねぇから、妙なゴーストごときに心を翻弄されんだよ」
スィ~!! っとゴーストがゾロの体を通りすぎる。
「生まれてきてすいません…………」
ズゥー……ン。ゾロも沈む。
「もういいわ!!!」
『ロビンの言う通り見たいですね』
「実体がない上に、触れると精神的に切り崩されるなんて…もし“敵”ならば手強いわね」
「確かに…」
「……不思議な島」
ホロホロホロ…ネガティブ、ネガティブ…
ゴーストは姿を消した。
「あんのゴースト今度現れたら、もう承知しねぇ!!!」
「弱点は必ずある!!抹消してやる!!!」
「飼うのもやめだ!!いらん!!」
憤慨するルフィとフランキー。
「わははは、面白ぇもん見た」
一方サンジとケルベロスはゾロを笑う。
「うっせぇ!!!」
ゾロは顔を赤らめながら怒鳴る。ジンはクスクスと笑うと少し睨まれた。
「番号を持ったツギハギの生物達は一くくりに出来そうだけど…あのゴーストはまた別の生命体ね」
「あいつは船にもいたよな…時折現れおれ達を監視してる様だ……問題は…“誰が”糸を引いてるかだ」
「あー広い墓場だ。雰囲気あるなー。おい、ここで弁当食おう!!」
「バーカ、メシがマズくなる。それに急いでんだ、おれ達は」
モゾモゾ
「あ―――……」
「?」
ボコッ……!!
「ア~~~~~~~…………!!!」
ゾボボ…!!
墓場からゾンビが出てくる。ルフィは自分の前にいるゾンビを掴み土に戻す。
「あ―――…って帰るかアホンダラァ~!!!」
ガバッとゾンビが現れた。
「大ケガした年寄り!?」
ルフィは真顔で言う。
「ゾンビをナメやがって~~~…!!!」
「ナメンナァア!!」
「ウルぁ~~~!!」
「ウェチャ~~~!!」
「ホアチョ~~!!」
バァー―ン!!
「こんなに生き生きしてんのか。ゾンビって」
サンジは戸惑う。
「「ゾンビの危険度教えてやれぇ!!!」」
「ウォォォォ!!!」
ゾンビが一斉に襲いかかってきた。
「な~んだ、やんのか。危険度ならこっちも教えてやる…!!」
それぞれが臨戦態勢を取る。
『“
「「「6億B・JACK POT!!!」」
ドカァァン!!!
ギャアァアァァ!!
ルフィ一行にボコられたゾンビは正座をしてルフィの前に並ぶ。
「お前らここで何してたんだ」
「え――と」
「……ゾンビだし…埋まってたっていうか」
「腐ってたっていうか……」
「腐ってた……おれも」
「フザけてんのか」
「「「すんませんっ!!」」」
「鼻の長ぇ男と…オレンジの髪の女と…トナカイみたいなタヌキが、ここを通ったか?」
(? チョッパーくんはタヌキだったのですか…)
驚愕の事実に多少動揺するジン。
「ああ!!あ~~~はいはいはい…」
「…でも、言えねぇ!! おれ達そういう情報関係一切人に言えねぇ事になってるんで」
「……ふーん…絶対に言わねぇか?」
パキパキと指を鳴らすルフィ。
「3人通った」
「おれの仲間だ。手ぇ出してねぇだろうな」
「え―……!?」
「だ」
「出してねぇっ」
「……出してねぇ」
「正直に言えよ!!?」
「コイツは出した」
「えー!? おい友達売るなよ~~~っ!! ちょ…お前だって噛んだろ!!!」
「みんなで襲った」
「バカ!! 言うな」
ギャアァアァァ……
「あの屋敷に向かったみてぇだ。無事で良かった」
「ブルックはわからねぇって……」
「いなくていいよ。別にアレは」
「もし!!…ち…ちょっとあんたら……!! 待ってくれ!!」
「「「?」」」
「今…見てたぞ。あんたら恐ろしく強いんだな。少し話をさせてくれねぇか!!?」
「大ケガした年寄り!?」
「「「だから、ゾンビだっつってんだろ!!!」」」
ゾロ、サンジ、フランキーは突っ込む。
「イヤ、大ケガした年寄りじゃ」
「「「紛らわしいな!!!」」」
「ゾンビでいいだろ、もう」
年寄りに再び突っ込む3人。
「倒して欲しい男がおるんじゃ………!! あんたらならきっとやれる!!」
年寄りは座り込む。
「被害者はいくらでもおるが…倒せば全員が救われる。“影”が戻れば礼ならいくらでもするし」
「ホントだ、おっさんも影がねぇな。ブルックと一緒だ…!!!」
「そりゃ一体誰の仕業なんだ。この島に誰がいるんだ?」
「モリアという男だ。それはもう恐ろしい…!!」
「モリア?」
『ゲッコー・モリアですか!!?』
「ああ、そうさ。そのモリアじゃ!!」
「ジン、知ってんのか?」
『あっ、いえ…詳しくは……。ロビンはご存知ではないですか?』
「……?」
ジンは、一瞬険しい顔をしたかと思うといつもみたいに笑う。ゾロはそんなジンを静かに目をやっていた。
「ロビンちゃんわかるかい?」
「………名前ならよく知ってるわ。“元々の”懸賞金でさえあなたを上回る男よ、ルフィ…!!」
ロビンは顔から血の気が引いている。
「ゲッコー・モリアは“七武海”の一人よ!!!」
「「「!!?」」」
「“七武海”………!!?」
「ホントか、ロビン!!」
「謎の多い男よ……」
「そんな奴がこんなとこで何やってんだ?」
「さぁ、わからんがわしと同じ様にこの森をさ迷う犠牲者達も少なくない……」
「他にもいるのか……!!」
「あんたらもここへ誘われた時点で…モリアに目をつけられたと思った方がいい」
年寄りは涙を流す。
「この地に残り暗い森をゾンビを恐れながら這い回る者…海へ出でなお太陽に怯え生きる者……!!
いずれにしろ、こんな体では生きている心地はせん……死ぬ前にもう一度…太陽の光の下……歩いてみてぇ…!!!」
「そうなの゛か、おめぇ…!! そりゃ辛ぇなぁ…!!
よぉし!!おれ゛が力んなるぜ、心配ずんな゛!!! バカ、泣いちゃいねぇよ!」
はうはうっと泣くフランキー。
「気持ちをわかりすぎだろ! てめえ軽く背負い込むな」
「まったくだ、おいジジイ!! 泣き落としは美女の特権だと思え!!! お前じゃ、トキメかねぇ!!」
「…………!!」
ゾロはフランキーとサンジ両方呆れた顔をした。
「ま―でもよ。元々影を奪う張本人を探してたんだ!
そいつがおれ達も狙ってんならぶっ飛ばす事になるし、おっさんもついでに助かるんじゃねぇか!?」
「ありがてぇ…言葉だ……!! ついででも何でも希望が持てますじゃ!!!」
「頼んだぜ、アンタ!」
「頑張れ――!!」
「!」
「モリアなんかぶっとばせ!」
「トキメかなくて悪かったな!」
「聞いてたのかよ、その他の犠牲者共!!」
サンジは怒鳴った。