スリラーバーク
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「さ迷う島…!? “ログポース”は何も反応してないわ…!!」
「そうでしょう。この島は遠い“ウエストブルー”からやって来たのですから!」
ナミの動揺にブルックは静かに答える。しかしどこか嬉しそうにも見える。
「……!!しかし今日は何という幸運の日!! 人に会えただけでなく!! 私の念願まで叶うとは!! ヨホホホ!!」
タンッと軽くジャンプするブルック。しかし甲板を超えサニー号のビークヘッドの上に移動した。
「うお!!何て身の軽さ……!!」
サンジは目を見張った。ブルックは大きな声で笑う。
「ヨホホホ!! そう! “死んで骨だけ”軽いのです!!」
『驚異ですね…あのジャンプ力』
「あなた方は今すぐ後ろにそびえる門を何とか突き破り脱出して下さい!! 絶対に海岸で錨など下ろしてはいけません!!」
ブルックは帽子をあげ、礼を示す。
「私は今日!!あなた達に出逢えてとても嬉しかった! おいしい食事、一生忘れません!!!
ではまた!!ご縁があればどこかの海で!!!」
「おい!! 待てブルック!!」
ブルックは大きく手を振り、ルフィの静止を聞かず海へ飛び込んだ。
「おいおいお前、能力者だろ!!」
「飛び込んでどうすんだよ!!」
「「「!!」」」
ドン!! ドボボボボ!!!
「海の上を走ってる!!!」
「ヨホホホホ」
「うおーすげぇ!!」
ブルックは足を凄く動かして海の上を走る。間もなく水しぶきと共に見えなくなった。呆然と見守ったクルーたち。ナミはハッとして声をだす。
「……!! と、とにかくルフィ!! あいつの言う通りにしましょう!!
何が起きてるかわからないけど!! 完全にヤバイわ、この島!!」
「…ん? なんか言ったか??」
振り向いたルフィはニコニコと輝く笑顔。わくわくそわそわのオーラが体全体から出ている。
「「「行く気満々だぁー!!!」」」
ナミ、ウソップ、チョッパーは目玉が飛び出る程驚いた。
「ゴーストアイランドって何なんだよ!!」
「なぁなぁ!! さっきのゴーストどこいった!? まだ船にいるのか!?」
ウソップが怒鳴り、チョッパーが怖がる。チョッパーの言葉にジンとゾロがいつもの調子で答えた。
『いえ、もういませんよ』
「島の方へ飛んでった。あの島の住人なんだろ」
「さっき起きた大きな震動だけど…」
ロビンが船の前方、つまり島とは反対の方を見ながら話す。
「あの“口”みたいな門が閉じた音だとしたら…私達はあの“口”に食べられた形になったんだと思うわ」
「食われた?」
ロビンの言葉に?のルフィ。ロビンは指をさし説明を続ける。
「霧でわかりづらいけど、門の延長にのびる壁は島を取り囲んでいる様にみえる。
つまり、この船は今島を取り囲む壁の内側に閉じこめられたという事…」
「そうか…それであのガイコツはすぐにここから脱出しろと言ってたんだ!!」
「じゃあ、この島は人工的に海をさ迷ってるって事…!? 何の為に…??」
「“島”が動いているとなると、ここは海の真ん中、錨を下ろせるわけもねぇな」
ウソップやナミの不安な言葉に、隣にいるフランキーはポーズを決めながら錨を下ろす方法を考える発言をした。
「おいおい!! 何停める気でいんだよ!!! 脱出するんだ! 今すぐに脱出だ、呪われるぞ!!」
「聞いてみんな私…!! “島に入ってはいけない病になったみたい”」
「おれも!! おれもそれ!!!」
ナミとチョッパーがガタガタと震えながら訴える。
するといつの間にか船内に入っていたルフィが虫網と虫籠を持って出てくる。
「よし! じゃ船つけろ!!」
「“冒険準備万端病”かお前は!!!」
思わず、ウソップはルフィに思いっきりツッコミを入れる。
ウソップはスリラーバークを指さしながらルフィを説得する。
「おい、考え直せルフィ!!! よく見ろ、あの不吉な建物! 本物の“おばけ屋敷”だ!! お前は“悪霊”ってもんをナメてるぞ!!」
「何言ってんだおれはちゃんと細心の注意を払いながら……さっきのゴーストを捕まえて飼うんだ」
「ナメすぎだっ!!」
「何より大切な仲間を連れ戻さなきゃな! サンジ!! 海賊弁当ーー!!」
「仲間って…おれぁ反対だからな!! ガイコツなんか仲間にいたら怖くて夜も眠れねぇよ!!!」
「お弁当受け取ったわよ」
「ルフィ!! フランキー!! おめぇらしっかりロビンちゃんを守るんだぞ」
「おう!」
「未知の島の冒険ってのはぞくぞくするもんだな」
「フランキーとロビンも行くの!?」
「好きなの、スリル♪ ジンも一緒にどう?」
『ぜひ行きたいところですが…』
ジンは足元に目をやる。足元にはチョッパーが必死にしがみついていた。
「ジン、行かないで! 一緒にいてくれよぉぉ!!!」
『チョッパーくんの頼みは断れないので。一緒にいましょう、チョッパーくん』
チョッパーの頭をなでなでするジン。チョッパーは安心して笑顔になる。ロビンはそれを見て仕方ないわねっと笑った。
「よし!さてお前ら、これより小舟を使って島へ上陸するわけだが、おめぇらにまだ見せてねぇとっておきのものがあるんだ」
「「「!?」」」
「“ソルジャードッグシステム:チャンネル2”だ!!」
「“2”!?」
「このシステムのチャンネルは5つある!“0”がふたつに“1”“2”“3”“4”!!
各ドックより各種機能が発動するわけだ!!」
「“0”のパドルと“1”“3”は見せて貰ったけど、“2”“4”はまだ空だってお前言ったろ?」
「うははは。とっておきなんでそう言った」
笑いながらフランキーはウソップ、チョッパー、ナミを連れてドックへ行く。
「上陸する気のねぇ奴らは、試し乗りしてみろ!!」
3人をドック“2”に入れると上にあがってきた。
「ソルジャードッグシステム“チャンネル2”!!!」
「なんだなんだ、何が飛び出すんだ!?」
「出動!! 買い出し船っ!!」
ゴゴゴゴ…っとドックが開く。ドックからは羊のビークヘッドの小舟が現れた。
「ミニメリー2号!! 4人乗り蒸気機関“パドルシップ”だ!!!」
「ギャー―メリー―~~ぃ!!」
「うぉ~~!! ぺリ゛~~~!!!」
「メリーだ! メリーが小舟で蘇った!!」
「こんな素敵なプレゼントが隠れてたなんて!! ありがとう!! フランキー!!」
「やったぁーちっこいけどまたメリーに乗れるぞ―!!!」
ミニメリー2号に乗った3人だけでなく船にいるクルーたちもテンションが上がる。
「最高の心遣いだな」
「こんな買い出し船ならいくらでも買い出すぞ、おれは!!」
「うほーーかわれ~!!早くかわれーー!!!」
「待て、お前達はこれから実際に乗るんだ。ひとまずあいつらに堪能させてやれ」
『ロビン、あれは…?』
「ああ。あれは私達がサニー号の前に乗っていたメリー号という船。
寿命でお別れしたのだけど、フランキーが復元してくれたの。とてもいい船だったわ」
『なるほど。また可愛らしいビークヘッドですね。一度お会いしたかったです』
「フフフ」
ロビンと会話をしているとフランキーがサニー号の兵器の説明をしていた。ルフィはフランキーの説明に顔が緩みっぱなしだ。
「おれホントお前の考え方大好きだぁ―フランキー!! このこの!」
「おおよ。おれは今週も最高な男なんだぜ! ん~~~……スーパー!!!」
バーンっと腕を構え、腕の星を合わしポーズを取る。
「おい、ナミさん達遅ぇな…」
「「「キャアアアアア!!!」」」
『「「「!」」」』
「ナ!!ナミさーーん!!? どうした!!?何があったんだーー!!??」
「何やってやかんだアイツら、霧で何も見えねぇ」
「たけど島の方からよ」
「お前らぁ!!!」
ルフィは甲板の縁に駆け出し大声で叫ぶ。
「おー―――い!! 早くおれもミニメリーに乗せてくれ―――っ!!」
「そうじゃねぇだろ!! ナミさんの身を心配しやがれ!!!」
『チョッパーくん、大丈夫でしょうか…』
「おめぇら、ウソップの心配もしやがれ」
「今の悲鳴。ゴーストに呪い殺されたのかしら……」
「縁起悪ぃ事言うヒマあったら船を近づけるぞ」
クルーは口々に喋る。
ガコ…シュルルルル…
「え!?」
「そうでしょう。この島は遠い“ウエストブルー”からやって来たのですから!」
ナミの動揺にブルックは静かに答える。しかしどこか嬉しそうにも見える。
「……!!しかし今日は何という幸運の日!! 人に会えただけでなく!! 私の念願まで叶うとは!! ヨホホホ!!」
タンッと軽くジャンプするブルック。しかし甲板を超えサニー号のビークヘッドの上に移動した。
「うお!!何て身の軽さ……!!」
サンジは目を見張った。ブルックは大きな声で笑う。
「ヨホホホ!! そう! “死んで骨だけ”軽いのです!!」
『驚異ですね…あのジャンプ力』
「あなた方は今すぐ後ろにそびえる門を何とか突き破り脱出して下さい!! 絶対に海岸で錨など下ろしてはいけません!!」
ブルックは帽子をあげ、礼を示す。
「私は今日!!あなた達に出逢えてとても嬉しかった! おいしい食事、一生忘れません!!!
ではまた!!ご縁があればどこかの海で!!!」
「おい!! 待てブルック!!」
ブルックは大きく手を振り、ルフィの静止を聞かず海へ飛び込んだ。
「おいおいお前、能力者だろ!!」
「飛び込んでどうすんだよ!!」
「「「!!」」」
ドン!! ドボボボボ!!!
「海の上を走ってる!!!」
「ヨホホホホ」
「うおーすげぇ!!」
ブルックは足を凄く動かして海の上を走る。間もなく水しぶきと共に見えなくなった。呆然と見守ったクルーたち。ナミはハッとして声をだす。
「……!! と、とにかくルフィ!! あいつの言う通りにしましょう!!
何が起きてるかわからないけど!! 完全にヤバイわ、この島!!」
「…ん? なんか言ったか??」
振り向いたルフィはニコニコと輝く笑顔。わくわくそわそわのオーラが体全体から出ている。
「「「行く気満々だぁー!!!」」」
ナミ、ウソップ、チョッパーは目玉が飛び出る程驚いた。
「ゴーストアイランドって何なんだよ!!」
「なぁなぁ!! さっきのゴーストどこいった!? まだ船にいるのか!?」
ウソップが怒鳴り、チョッパーが怖がる。チョッパーの言葉にジンとゾロがいつもの調子で答えた。
『いえ、もういませんよ』
「島の方へ飛んでった。あの島の住人なんだろ」
「さっき起きた大きな震動だけど…」
ロビンが船の前方、つまり島とは反対の方を見ながら話す。
「あの“口”みたいな門が閉じた音だとしたら…私達はあの“口”に食べられた形になったんだと思うわ」
「食われた?」
ロビンの言葉に?のルフィ。ロビンは指をさし説明を続ける。
「霧でわかりづらいけど、門の延長にのびる壁は島を取り囲んでいる様にみえる。
つまり、この船は今島を取り囲む壁の内側に閉じこめられたという事…」
「そうか…それであのガイコツはすぐにここから脱出しろと言ってたんだ!!」
「じゃあ、この島は人工的に海をさ迷ってるって事…!? 何の為に…??」
「“島”が動いているとなると、ここは海の真ん中、錨を下ろせるわけもねぇな」
ウソップやナミの不安な言葉に、隣にいるフランキーはポーズを決めながら錨を下ろす方法を考える発言をした。
「おいおい!! 何停める気でいんだよ!!! 脱出するんだ! 今すぐに脱出だ、呪われるぞ!!」
「聞いてみんな私…!! “島に入ってはいけない病になったみたい”」
「おれも!! おれもそれ!!!」
ナミとチョッパーがガタガタと震えながら訴える。
するといつの間にか船内に入っていたルフィが虫網と虫籠を持って出てくる。
「よし! じゃ船つけろ!!」
「“冒険準備万端病”かお前は!!!」
思わず、ウソップはルフィに思いっきりツッコミを入れる。
ウソップはスリラーバークを指さしながらルフィを説得する。
「おい、考え直せルフィ!!! よく見ろ、あの不吉な建物! 本物の“おばけ屋敷”だ!! お前は“悪霊”ってもんをナメてるぞ!!」
「何言ってんだおれはちゃんと細心の注意を払いながら……さっきのゴーストを捕まえて飼うんだ」
「ナメすぎだっ!!」
「何より大切な仲間を連れ戻さなきゃな! サンジ!! 海賊弁当ーー!!」
「仲間って…おれぁ反対だからな!! ガイコツなんか仲間にいたら怖くて夜も眠れねぇよ!!!」
「お弁当受け取ったわよ」
「ルフィ!! フランキー!! おめぇらしっかりロビンちゃんを守るんだぞ」
「おう!」
「未知の島の冒険ってのはぞくぞくするもんだな」
「フランキーとロビンも行くの!?」
「好きなの、スリル♪ ジンも一緒にどう?」
『ぜひ行きたいところですが…』
ジンは足元に目をやる。足元にはチョッパーが必死にしがみついていた。
「ジン、行かないで! 一緒にいてくれよぉぉ!!!」
『チョッパーくんの頼みは断れないので。一緒にいましょう、チョッパーくん』
チョッパーの頭をなでなでするジン。チョッパーは安心して笑顔になる。ロビンはそれを見て仕方ないわねっと笑った。
「よし!さてお前ら、これより小舟を使って島へ上陸するわけだが、おめぇらにまだ見せてねぇとっておきのものがあるんだ」
「「「!?」」」
「“ソルジャードッグシステム:チャンネル2”だ!!」
「“2”!?」
「このシステムのチャンネルは5つある!“0”がふたつに“1”“2”“3”“4”!!
各ドックより各種機能が発動するわけだ!!」
「“0”のパドルと“1”“3”は見せて貰ったけど、“2”“4”はまだ空だってお前言ったろ?」
「うははは。とっておきなんでそう言った」
笑いながらフランキーはウソップ、チョッパー、ナミを連れてドックへ行く。
「上陸する気のねぇ奴らは、試し乗りしてみろ!!」
3人をドック“2”に入れると上にあがってきた。
「ソルジャードッグシステム“チャンネル2”!!!」
「なんだなんだ、何が飛び出すんだ!?」
「出動!! 買い出し船っ!!」
ゴゴゴゴ…っとドックが開く。ドックからは羊のビークヘッドの小舟が現れた。
「ミニメリー2号!! 4人乗り蒸気機関“パドルシップ”だ!!!」
「ギャー―メリー―~~ぃ!!」
「うぉ~~!! ぺリ゛~~~!!!」
「メリーだ! メリーが小舟で蘇った!!」
「こんな素敵なプレゼントが隠れてたなんて!! ありがとう!! フランキー!!」
「やったぁーちっこいけどまたメリーに乗れるぞ―!!!」
ミニメリー2号に乗った3人だけでなく船にいるクルーたちもテンションが上がる。
「最高の心遣いだな」
「こんな買い出し船ならいくらでも買い出すぞ、おれは!!」
「うほーーかわれ~!!早くかわれーー!!!」
「待て、お前達はこれから実際に乗るんだ。ひとまずあいつらに堪能させてやれ」
『ロビン、あれは…?』
「ああ。あれは私達がサニー号の前に乗っていたメリー号という船。
寿命でお別れしたのだけど、フランキーが復元してくれたの。とてもいい船だったわ」
『なるほど。また可愛らしいビークヘッドですね。一度お会いしたかったです』
「フフフ」
ロビンと会話をしているとフランキーがサニー号の兵器の説明をしていた。ルフィはフランキーの説明に顔が緩みっぱなしだ。
「おれホントお前の考え方大好きだぁ―フランキー!! このこの!」
「おおよ。おれは今週も最高な男なんだぜ! ん~~~……スーパー!!!」
バーンっと腕を構え、腕の星を合わしポーズを取る。
「おい、ナミさん達遅ぇな…」
「「「キャアアアアア!!!」」」
『「「「!」」」』
「ナ!!ナミさーーん!!? どうした!!?何があったんだーー!!??」
「何やってやかんだアイツら、霧で何も見えねぇ」
「たけど島の方からよ」
「お前らぁ!!!」
ルフィは甲板の縁に駆け出し大声で叫ぶ。
「おー―――い!! 早くおれもミニメリーに乗せてくれ―――っ!!」
「そうじゃねぇだろ!! ナミさんの身を心配しやがれ!!!」
『チョッパーくん、大丈夫でしょうか…』
「おめぇら、ウソップの心配もしやがれ」
「今の悲鳴。ゴーストに呪い殺されたのかしら……」
「縁起悪ぃ事言うヒマあったら船を近づけるぞ」
クルーは口々に喋る。
ガコ…シュルルルル…
「え!?」