渡り鳥を探せ
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「でも、どこに行ったのかしら……」
「ラフテルに向かったのかな?」
作戦会議に移行した麦わらの一味は、魚人島へ指針を向けながら、話し合っていた。
「ジンも“ラフテル”がどこにあるかは知らないハズよ。
それに、この2年間海軍は慌ただしい動きをしていたわ。
その間は“七武海だった”ジンも大きくは動いていないと思うけど……」
「“七武海だった”?? ジンは七武海じゃないのか??」
「ええ。非公開の情報だけど、ジンは正式に“七武海”と任命される前に姿を消しているの」
ロビンは自分が2年間いた革命軍で得た情報を皆に話す。
「確かに、あの新聞の記事の後にジンが七武海になったなんてニュースは一切なかったわ」
ナミは納得の声をあげた。
「そう、彼が海軍に組みしていないのはわかっているわ」
「じゃあ、もっとどこにいるかわかんねェんじゃねェか」
「んんー……ジンが行きそうなところ~行きそうなところ~」
「ひとつだけ、アテがあるわ」
「本当か? ロビン!!?」
ルフィは歓喜の声を上げた。
「ええ。私もこの2年、いろんなことをしながら、“赤目の一族”のことを調べていたの」
「まったく!! てめェはスーパーな女だな、ロビン」
「フフ。ありがとう」
「それで、どうなんだ?」
「2年前、レイリーさんが言っていた通り、“赤目の一族”はすでに絶滅しているわ」
「え!?」
「もともと数も少なかったところに、彼らの持つ不思議な能力に目をつけた政府によってほとんどの者は殺され、
必要だとされた者は“保護”の名目で連れ去られたそうよ」
「! 必要って…??」
「“実験”……をするためだと聞いているわ」
「「!!?」」
「政府の人間が、彼らの力で何かをしようとしていた、ということまでは分かっているの。
そして、その場所は海底にある研究島だってことも」
「海底!? 政府はそんなところにも島を持ってるのかよ!!?」
「詳しいことは残念ながらわからないわ。
でも、“鳥かご島”と呼ばれるその研究島に“赤目の一族”が保護されていたのは確か。
そして―――その“鳥かご島が2年前に再稼働した”という噂があるの」
「2年前…!!?」
「当たってみる価値はありそうだ」
「よし、行ってみよう!」
「でも、ロビン。そこはどうやって行くの?」
「ごめんなさい。ログまでは見つけられなかったの。
ただ、分かっているのは、その島が魚人島に行くまでの道のりにあるということ」
「つまり、この真っ黒い海の底で島を見つけないといけないのかァ!?」
「見えますかねェ~こんな暗い海で」
「見つけるんだ!! ジンはきっとそこにいる!!」
ルフィの声に、みんなは頷いた。
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「ラフテルに向かったのかな?」
作戦会議に移行した麦わらの一味は、魚人島へ指針を向けながら、話し合っていた。
「ジンも“ラフテル”がどこにあるかは知らないハズよ。
それに、この2年間海軍は慌ただしい動きをしていたわ。
その間は“七武海だった”ジンも大きくは動いていないと思うけど……」
「“七武海だった”?? ジンは七武海じゃないのか??」
「ええ。非公開の情報だけど、ジンは正式に“七武海”と任命される前に姿を消しているの」
ロビンは自分が2年間いた革命軍で得た情報を皆に話す。
「確かに、あの新聞の記事の後にジンが七武海になったなんてニュースは一切なかったわ」
ナミは納得の声をあげた。
「そう、彼が海軍に組みしていないのはわかっているわ」
「じゃあ、もっとどこにいるかわかんねェんじゃねェか」
「んんー……ジンが行きそうなところ~行きそうなところ~」
「ひとつだけ、アテがあるわ」
「本当か? ロビン!!?」
ルフィは歓喜の声を上げた。
「ええ。私もこの2年、いろんなことをしながら、“赤目の一族”のことを調べていたの」
「まったく!! てめェはスーパーな女だな、ロビン」
「フフ。ありがとう」
「それで、どうなんだ?」
「2年前、レイリーさんが言っていた通り、“赤目の一族”はすでに絶滅しているわ」
「え!?」
「もともと数も少なかったところに、彼らの持つ不思議な能力に目をつけた政府によってほとんどの者は殺され、
必要だとされた者は“保護”の名目で連れ去られたそうよ」
「! 必要って…??」
「“実験”……をするためだと聞いているわ」
「「!!?」」
「政府の人間が、彼らの力で何かをしようとしていた、ということまでは分かっているの。
そして、その場所は海底にある研究島だってことも」
「海底!? 政府はそんなところにも島を持ってるのかよ!!?」
「詳しいことは残念ながらわからないわ。
でも、“鳥かご島”と呼ばれるその研究島に“赤目の一族”が保護されていたのは確か。
そして―――その“鳥かご島が2年前に再稼働した”という噂があるの」
「2年前…!!?」
「当たってみる価値はありそうだ」
「よし、行ってみよう!」
「でも、ロビン。そこはどうやって行くの?」
「ごめんなさい。ログまでは見つけられなかったの。
ただ、分かっているのは、その島が魚人島に行くまでの道のりにあるということ」
「つまり、この真っ黒い海の底で島を見つけないといけないのかァ!?」
「見えますかねェ~こんな暗い海で」
「見つけるんだ!! ジンはきっとそこにいる!!」
ルフィの声に、みんなは頷いた。
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