渡り鳥を探せ
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彼女は僕にこの能力を渡す時、
誰にも使わせないようにどこかに眠らせてくれ、と言っていました。
そこで僕が思いついたのは、未知の島と言われている“ラフテル”へ向かうこと、でした。
本当に存在するのかも不明な島ならば、そうそう人に出会うこともないと考えたからです。
“ラフテル”にたどり着くことができれば、僕はそこで“僕自身に命令”を出し、
能力を保持したまま永遠に眠り続けるつもりです。
そうすれば、この能力が世に出ることはありません。
この危険な能力をつかうことは誰にもできなくなるのです。
だから僕は、どんなに無謀と言われても、どんな手を使ってでも、ラフテルに行きます。
たとえ、皆さんを犠牲にすることがあっても。
これが僕の最終的な旅の目的です。おわかりいただけたと思いますが、
僕と皆さんとでは旅の根本的な目的が違う、だから一緒に行くことはできません。
少しの間でしたが、楽しい旅でした。
思い残すこともなくなるくらいに、楽しい旅でした。
ありがとうございました。
航海の無事を祈っています。
お元気で。
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誰にも使わせないようにどこかに眠らせてくれ、と言っていました。
そこで僕が思いついたのは、未知の島と言われている“ラフテル”へ向かうこと、でした。
本当に存在するのかも不明な島ならば、そうそう人に出会うこともないと考えたからです。
“ラフテル”にたどり着くことができれば、僕はそこで“僕自身に命令”を出し、
能力を保持したまま永遠に眠り続けるつもりです。
そうすれば、この能力が世に出ることはありません。
この危険な能力をつかうことは誰にもできなくなるのです。
だから僕は、どんなに無謀と言われても、どんな手を使ってでも、ラフテルに行きます。
たとえ、皆さんを犠牲にすることがあっても。
これが僕の最終的な旅の目的です。おわかりいただけたと思いますが、
僕と皆さんとでは旅の根本的な目的が違う、だから一緒に行くことはできません。
少しの間でしたが、楽しい旅でした。
思い残すこともなくなるくらいに、楽しい旅でした。
ありがとうございました。
航海の無事を祈っています。
お元気で。
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