懸賞金5億、“渡り鳥”の本領!!
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『平和主義者 “動く事を禁止”します』
「!!?」
ガキィン…!!っと平和主義者 はジンを捕まえる前に動きを止める。混乱していた。 ジンは平和主義者 に背を向け、ウソップ達を見る。右の紅い瞳 が映り、サンジは驚いた。
「………ジン、てめェ能力を……!?」
『手段を選んでいられなかったので……。ここはお任せ下さい』
ジンは瞳 を細め笑う。
「「「………」」」
『ウソップさん、サンジさん、ブルックさん…貴方達はまだ“立って走れます”ゾロさんを連れて、逃げて下さい…!!』
「「「!!」」」
ウソップ達は頭にズキッとジンの言葉が入って来た。3人は体が軽くなる。
「あっあれ」
「足が……。立てる!?」
「どうなってるんですか……!!?」
ウソップ達が起き上がる。ジンはウソップ達に背を向け、平和主義者 を見た。
『とりあえずは動きませんね。さてルフィさん達の方へも行かないと……』
ジンは姿を消す。
「間違いなく“渡り鳥”だな。――オジキィ!!」
「ああ…戦桃丸君。渡り鳥は“確保”だよォ~~!!」
『出来ますか……?? 貴方に』
ジンが戦桃丸とルフィ組の間に割って現れた。
「ジン!!」
ルフィは嬉しそうだった。ジンが一瞬ルフィに微笑む。
『戦桃丸……。お久しぶりですね』
「まさか、本当にてめェが現れるとはな」
ジンは微笑む。戦桃丸はビリビリと感じるジンの力に鉞を構えた。
「パンク野郎が待ってんだ。大人しく来てもらうぜ……!!」
『……そうですか。しかし残念ですが、それは叶いませんよ』
ジンは笑う。そして両手を前に出し、純白の鎌を生成した。
『“紳士の鎌 ”』
「てめェの力は把握済みだ!!」
『果たしてデータが役立つでしょうか……?』
ジンはフッと目の前から消える。 次の瞬間、戦桃丸の目の前に現れた。
ガキィィ…ン!!
「甘めェ!!」
戦桃丸は鉞でジンを弾く。ジンはその反動をそのまま次の攻撃の力に変える。
ガキィン、ガキィン!……ジンのスピードが上がり猛打する。戦桃丸も負けじと応戦。
『………っ』
「くっ!!」
「スゲェ!! ジン!!強ェ……!」
「戦桃丸という男と渡り合ってる……!!」
チョッパーとロビンは状況に唖然としていた。
『ルフィさん、チョッパーくん、ロビン!! 今の内に早く“逃げて”下さい!!』
チョッパーとロビンがジンの“声”に素直に頷いた。 ジンは戦桃丸と交戦しながら複雑だった。
(やはり、彼らを知らず知らず内に操ってしまう……)
ガキィィン!!
『……っ!!』
ジンは戦桃丸から一旦離れ距離を取った。
「ジン!! 一緒に逃げよう!!」
『!!』
ジンはそう叫ぶルフィに驚きの目を向ける。
(効いていない……!!?)
「ジン!! お前も一緒じゃないとダメだ!!」
ルフィは続ける。
「残念だが、てめェら皆逃がす訳にはいかねェ。クロスロードは特にな!!」
『……ルフィさん“逃げて”下さい!!』
「………っ!!」
ルフィは頭を抑える。そして頭を横に振った。
「イヤだ…!!」
『……!!』
ジンは戦桃丸に右手を向ける。
『“栞 ”……』
ジンと戦桃丸の周りに無数の栞が現れる。
「何だ……!!?」
『“乱射魔 ”!!』
「!?」
栞は戦桃丸に向けて飛ぶ。戦桃丸は鉞を使いながら紙を斬る。
『戦桃丸、しばらくその紙で遊んでいて下さい』
「くっ!!」
戦桃丸は栞を斬る。しかし栞は止むことなく、雨のように降り注ぐ。 ジンは右手はそのままにルフィを見た。
『ルフィさん…』
「ジン、会えてよかった! おっさんがコーティングしてくれるからこの島から出れるんだ!!」
ジンは黄猿と交戦しているレイリーをチラッと見る。
『よかったですね。ではここを無事に抜けて海へ出てください』
「ジンも一緒だろ!!」
『………それは無理です』
「!!……なんでだよ!!」
『今の状況を考えてください。シルバーズ・レイリーさんが黄猿を、僕が平和主義者 と戦桃丸を抑えている状態です』
「おれも戦う!!」
『なりません!!!!』
「………!!」
ジンが怒鳴る。ルフィをはじめ、みんな驚いた。
『ルフィさん…僕は船を“降りました”。貴方達とはこの先一緒には行けません』
「降りてねェ!! おれは認めん!!!」
『今は認める認めないの問題ではありません。貴方の仲間の命がかかっているのですよ!!』
「ジンだって仲間だ!!」
『………っ』
ジンは左手に持った鎌を地面にさし、シルクハットに手を置き、ため息をついた。
『はぁ……。僕の能力を理解して下さったと思ったんですが』
「能力が問題じゃねェよ! おれはジンが仲間じゃなきゃイヤなんだ!!!」
『!!』
ジンにルフィの言葉が響く。
『僕は……たくさんの人間を能力で殺したのですよ』
「関係ねェ!! おれは“ジンだから仲間に”してェんだ!!」
「おれだってそうだぞ!! ジン!!」
「もちろん私もよ、ジン……」
『チョッパーくん…ロビン……』
(こんな……僕を………貴方達は……)
「「!!?」」
ガガガっとウソップ達側にいる平和主義者 が復活、動き出した。
「うわァ!! 動き出したァ…!!」
『………っ』
ジンは左腕を掴む。そしてバキッと“外した”。
「エエ―――!!?」
「何してんだ!! ジン!!」
ジンの行動にみんなが驚く。ジンは気にせず左腕を地面に投げた。
『“化身 ”……!!』
ジンが言うと左腕が包帯の様に長い紙になり形を変わり始めた。その形は徐々に人…ジンの姿になり、色が入る。そして見た目がジンそっくりになった。
「えっ……ジンが2人になったァ!!?」
「!!?」
「スゲェ……!!」
皆が目を見張り、口々に言葉にする。
『“化身 ”……あちらをお願いします。皆さんが逃げきるまで、平和主義者 を“抑え”なさい』
化身 と呼ばれたジンそっくりの紙は頷き、平和主義者 に向かって行った。
ジンはルフィに顔向ける。
『ルフィさん………僕を“仲間”だとおっしゃるなら、ここは僕に“任せて”下さい』
「!!」
ルフィはジンを見る。ジンは右目を閉じ続けた。
『そして…もし、よろしければ…。これから先、僕に何が起ころうとも…僕が“何をしよう”とも……僕を“信じて”下さい』
「……ジン……!?」
ジンは儚く、それでいて優しい笑顔で言う。
『…皆さんが、それを了承して下さるのでしたら…。また会えたその時は……僕は貴方達の……“本当の仲間”になりましょう』
ルフィはじっと静かにジンを見る。
『信じて頂けますか……?』
「………」
ルフィは拳をグッと握る。そしてルフィは力強く言った。
「……わかった!! ジン、おれはお前を信じる!!…“ここを頼んだ”!!」
『……お任せ下さい』
ジンはいつも通りの笑顔で、ニコッと笑った。ルフィ達が走り出す。それを見届けジンは戦桃丸に向き直った。パチンッと指を鳴らし栞を散らす。
『お待たせしました、戦桃丸』
「……ハァ…ハァ。わいのガードを崩せねェぞ」
『その割りには、息が上がっていますよ』
「てめェこそ、能力の使いすぎでそのうちぶっ倒れるんじゃねェか」
『………ご心配なく。僕は今“疲れを感じません”ので』
戦桃丸はジンのその言葉に反応する。
「………てめえ、まさか」
ジンはクスクスと笑う。
『ええ。この能力は無理に他人に使う必要はありませんから』
「……“声のドーピング”か。さっきの人形はなんだ」
『僕の分身のようなものですよ』
「少しばかりてめェを見くびっていた様だぜ。しかし左腕なしでわいと戦うつもりか!!」
『ああ。失礼……。生み出すよりもあるものを使う方が手っ取り早かったので』
ジンは左腕を新たに生成する。
『平和主義者 が進化する様に、僕も“1年前”よりは進化していますよ…!!』
ジンは地面にさした鎌を取り、戦桃丸と交戦を始めた。
平和主義者 とジンの分身、化身 が激しい交戦をしていた。
「スゲェ……!! はっ、のんきに眺めてる場合か!!」
「に、逃げましょう…!!」
「行くぞ、サンジ……!!」
「……ああ」
ウソップはゾロを担ごうと駆け寄る。
「(なんて、強さだ……ジンはこんなに強かったのか……)」
サンジはルフィとジンの会話。そして目の前で見るジンの戦闘に呆然としていた。
「え~~~~~~~~~~~~また出たァ~~!!?」
「「「!!!」」」
ウソップの声が響く。ルフィもジンもみんなウソップ達に目を向けた。ウソップ達の目の前にいるのは平和主義者 ではなかった。
『まさか、そんな……!!』
「どうなってんだよ!!! もうイヤだ~~~~~!!!何人いるんだよ一体、コイツら!!!」
「………!!」
「ゾロさん!!?」
ゾロが起き上がる。
「(コイツ……本物だ……!!)」
「生きていたのか。ロロノア」
「…お前の……慈悲のお陰でな」
「おい、喋ってる場合じゃねェよ、早く」
ゾロがくまを睨み付ける。くまは手袋を取った。
「旅行するなら」
『!!』
「どこへ行きたい……?」
「おい、ゾロ逃げ……」
ウソップはゾロに手を伸ばす。その前にくまの肉球がゾロを襲った。ジンが叫ぶ。
『やめてください…!!!!』
ぱっ………!!
「「「!!!」」」
『!!』
ゾロが消える。文字通り、いなくなった。
「え……」
「…………? あれ?? ゾロ!!?………??」
「ゾロ!!!」
⇒あとがき
「!!?」
ガキィン…!!っと
「………ジン、てめェ能力を……!?」
『手段を選んでいられなかったので……。ここはお任せ下さい』
ジンは
「「「………」」」
『ウソップさん、サンジさん、ブルックさん…貴方達はまだ“立って走れます”ゾロさんを連れて、逃げて下さい…!!』
「「「!!」」」
ウソップ達は頭にズキッとジンの言葉が入って来た。3人は体が軽くなる。
「あっあれ」
「足が……。立てる!?」
「どうなってるんですか……!!?」
ウソップ達が起き上がる。ジンはウソップ達に背を向け、
『とりあえずは動きませんね。さてルフィさん達の方へも行かないと……』
ジンは姿を消す。
「間違いなく“渡り鳥”だな。――オジキィ!!」
「ああ…戦桃丸君。渡り鳥は“確保”だよォ~~!!」
『出来ますか……?? 貴方に』
ジンが戦桃丸とルフィ組の間に割って現れた。
「ジン!!」
ルフィは嬉しそうだった。ジンが一瞬ルフィに微笑む。
『戦桃丸……。お久しぶりですね』
「まさか、本当にてめェが現れるとはな」
ジンは微笑む。戦桃丸はビリビリと感じるジンの力に鉞を構えた。
「パンク野郎が待ってんだ。大人しく来てもらうぜ……!!」
『……そうですか。しかし残念ですが、それは叶いませんよ』
ジンは笑う。そして両手を前に出し、純白の鎌を生成した。
『“
「てめェの力は把握済みだ!!」
『果たしてデータが役立つでしょうか……?』
ジンはフッと目の前から消える。 次の瞬間、戦桃丸の目の前に現れた。
ガキィィ…ン!!
「甘めェ!!」
戦桃丸は鉞でジンを弾く。ジンはその反動をそのまま次の攻撃の力に変える。
ガキィン、ガキィン!……ジンのスピードが上がり猛打する。戦桃丸も負けじと応戦。
『………っ』
「くっ!!」
「スゲェ!! ジン!!強ェ……!」
「戦桃丸という男と渡り合ってる……!!」
チョッパーとロビンは状況に唖然としていた。
『ルフィさん、チョッパーくん、ロビン!! 今の内に早く“逃げて”下さい!!』
チョッパーとロビンがジンの“声”に素直に頷いた。 ジンは戦桃丸と交戦しながら複雑だった。
(やはり、彼らを知らず知らず内に操ってしまう……)
ガキィィン!!
『……っ!!』
ジンは戦桃丸から一旦離れ距離を取った。
「ジン!! 一緒に逃げよう!!」
『!!』
ジンはそう叫ぶルフィに驚きの目を向ける。
(効いていない……!!?)
「ジン!! お前も一緒じゃないとダメだ!!」
ルフィは続ける。
「残念だが、てめェら皆逃がす訳にはいかねェ。クロスロードは特にな!!」
『……ルフィさん“逃げて”下さい!!』
「………っ!!」
ルフィは頭を抑える。そして頭を横に振った。
「イヤだ…!!」
『……!!』
ジンは戦桃丸に右手を向ける。
『“
ジンと戦桃丸の周りに無数の栞が現れる。
「何だ……!!?」
『“
「!?」
栞は戦桃丸に向けて飛ぶ。戦桃丸は鉞を使いながら紙を斬る。
『戦桃丸、しばらくその紙で遊んでいて下さい』
「くっ!!」
戦桃丸は栞を斬る。しかし栞は止むことなく、雨のように降り注ぐ。 ジンは右手はそのままにルフィを見た。
『ルフィさん…』
「ジン、会えてよかった! おっさんがコーティングしてくれるからこの島から出れるんだ!!」
ジンは黄猿と交戦しているレイリーをチラッと見る。
『よかったですね。ではここを無事に抜けて海へ出てください』
「ジンも一緒だろ!!」
『………それは無理です』
「!!……なんでだよ!!」
『今の状況を考えてください。シルバーズ・レイリーさんが黄猿を、僕が
「おれも戦う!!」
『なりません!!!!』
「………!!」
ジンが怒鳴る。ルフィをはじめ、みんな驚いた。
『ルフィさん…僕は船を“降りました”。貴方達とはこの先一緒には行けません』
「降りてねェ!! おれは認めん!!!」
『今は認める認めないの問題ではありません。貴方の仲間の命がかかっているのですよ!!』
「ジンだって仲間だ!!」
『………っ』
ジンは左手に持った鎌を地面にさし、シルクハットに手を置き、ため息をついた。
『はぁ……。僕の能力を理解して下さったと思ったんですが』
「能力が問題じゃねェよ! おれはジンが仲間じゃなきゃイヤなんだ!!!」
『!!』
ジンにルフィの言葉が響く。
『僕は……たくさんの人間を能力で殺したのですよ』
「関係ねェ!! おれは“ジンだから仲間に”してェんだ!!」
「おれだってそうだぞ!! ジン!!」
「もちろん私もよ、ジン……」
『チョッパーくん…ロビン……』
(こんな……僕を………貴方達は……)
「「!!?」」
ガガガっとウソップ達側にいる
「うわァ!! 動き出したァ…!!」
『………っ』
ジンは左腕を掴む。そしてバキッと“外した”。
「エエ―――!!?」
「何してんだ!! ジン!!」
ジンの行動にみんなが驚く。ジンは気にせず左腕を地面に投げた。
『“
ジンが言うと左腕が包帯の様に長い紙になり形を変わり始めた。その形は徐々に人…ジンの姿になり、色が入る。そして見た目がジンそっくりになった。
「えっ……ジンが2人になったァ!!?」
「!!?」
「スゲェ……!!」
皆が目を見張り、口々に言葉にする。
『“
ジンはルフィに顔向ける。
『ルフィさん………僕を“仲間”だとおっしゃるなら、ここは僕に“任せて”下さい』
「!!」
ルフィはジンを見る。ジンは右目を閉じ続けた。
『そして…もし、よろしければ…。これから先、僕に何が起ころうとも…僕が“何をしよう”とも……僕を“信じて”下さい』
「……ジン……!?」
ジンは儚く、それでいて優しい笑顔で言う。
『…皆さんが、それを了承して下さるのでしたら…。また会えたその時は……僕は貴方達の……“本当の仲間”になりましょう』
ルフィはじっと静かにジンを見る。
『信じて頂けますか……?』
「………」
ルフィは拳をグッと握る。そしてルフィは力強く言った。
「……わかった!! ジン、おれはお前を信じる!!…“ここを頼んだ”!!」
『……お任せ下さい』
ジンはいつも通りの笑顔で、ニコッと笑った。ルフィ達が走り出す。それを見届けジンは戦桃丸に向き直った。パチンッと指を鳴らし栞を散らす。
『お待たせしました、戦桃丸』
「……ハァ…ハァ。わいのガードを崩せねェぞ」
『その割りには、息が上がっていますよ』
「てめェこそ、能力の使いすぎでそのうちぶっ倒れるんじゃねェか」
『………ご心配なく。僕は今“疲れを感じません”ので』
戦桃丸はジンのその言葉に反応する。
「………てめえ、まさか」
ジンはクスクスと笑う。
『ええ。この能力は無理に他人に使う必要はありませんから』
「……“声のドーピング”か。さっきの人形はなんだ」
『僕の分身のようなものですよ』
「少しばかりてめェを見くびっていた様だぜ。しかし左腕なしでわいと戦うつもりか!!」
『ああ。失礼……。生み出すよりもあるものを使う方が手っ取り早かったので』
ジンは左腕を新たに生成する。
『
ジンは地面にさした鎌を取り、戦桃丸と交戦を始めた。
「スゲェ……!! はっ、のんきに眺めてる場合か!!」
「に、逃げましょう…!!」
「行くぞ、サンジ……!!」
「……ああ」
ウソップはゾロを担ごうと駆け寄る。
「(なんて、強さだ……ジンはこんなに強かったのか……)」
サンジはルフィとジンの会話。そして目の前で見るジンの戦闘に呆然としていた。
「え~~~~~~~~~~~~また出たァ~~!!?」
「「「!!!」」」
ウソップの声が響く。ルフィもジンもみんなウソップ達に目を向けた。ウソップ達の目の前にいるのは
『まさか、そんな……!!』
「どうなってんだよ!!! もうイヤだ~~~~~!!!何人いるんだよ一体、コイツら!!!」
「………!!」
「ゾロさん!!?」
ゾロが起き上がる。
「(コイツ……本物だ……!!)」
「生きていたのか。ロロノア」
「…お前の……慈悲のお陰でな」
「おい、喋ってる場合じゃねェよ、早く」
ゾロがくまを睨み付ける。くまは手袋を取った。
「旅行するなら」
『!!』
「どこへ行きたい……?」
「おい、ゾロ逃げ……」
ウソップはゾロに手を伸ばす。その前にくまの肉球がゾロを襲った。ジンが叫ぶ。
『やめてください…!!!!』
ぱっ………!!
「「「!!!」」」
『!!』
ゾロが消える。文字通り、いなくなった。
「え……」
「…………? あれ?? ゾロ!!?………??」
「ゾロ!!!」
⇒あとがき