天竜人に手をかけるということ
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「魚人よ~~~~!!! 気持ち悪い~~~!!!」
「何!? 魚人!?」
「あ」
ハチに視線が集中し、ざわめきが広がる。
『これは……?』
「なんだ? 魚人くらいで騒ぐのか」
ジンとローは騒ぐ周りの見渡した。ルフィは辺りに目もくれず走る。
「今、助けるぞケイミー!!」
「取り抑えろ!! 麦わらの男を!!!」
「お前らァ!!! ケイミーは売り物じゃねェぞー!!!」
ルフィの前にはピエロ達が立ち塞がった。一方ハチには罵声が浴びせられる。
「何で魚人が陸にいるんだよ!!」
「やだも――何この肌の色!!? 何その腕の数…!!?」
「ニュ~………」
「こわいわ!!存在がこわい!! 近寄らないで―――!!」
「海へ帰れ化け物――!!!」
「あっちに行け!!!」
ハチの状況を見て、サンジさん達は騒然となる。
「――どういうこったよ、こりゃ……」
「ハチ!!一旦逃げよう!! 今度はお前が危ねェ!!」
「おれはいいんだ、ケイミーが」
パッパグの言葉にハチ首を横に振った。ナミが顔を青くする。
「ロビンの言った通りだ……この島では“魚人族”と“人魚族”が……“差別”を受けてるって…!!」
「え!!? ケイミーも!?ハチも!?」
チョッパーは驚いた。ルフィはピエロ達の制止を振り切ろうとする。
ドン!! ドォン…!!!
「きゃああああああ!!!」
『!!』
銃声と共にハチが倒れた。ケイミーはショックで口を塞ぎ、ルフィも振り向く。皆が銃声が鳴った中央に目を向けた。
「むふふふ。むふーんむふーん♪ 当たったえ~~~っ!! 魚人を仕留めたえ~~!!」
「ハチ!!!」
ナミは涙目になりながら叫ぶ。
「は~~あ撃たれてよかったわ。近づいて何か病気でもうつされたら大変だもの」
「………」
周りではひそひそとそんな声が聞こえた。ルフィは黙ってハチを見る。
「…………!!……………!!!」
ケイミーは泣きながら水槽をドンドンと殴る。
『………っ』
「動くな、クロスロード屋」
『………』
ジンは立ち上がろとしたが、ガシッとローに抑えられる。
「お父上様!!!ご覧ください!! 魚人を捕まえましたえ!!!自分で捕ったからこれタダだえ? 得したえー魚人の奴隷がタダだえ~~~!! タ~ダ~タ~~ダ~タコがタダ~!!!」
喜ぶ天竜人。ルフィはムカッ…っとして無言で天竜人に近づこうとしたがハチによって止められた。
「!」
「だめだ…ハァ…ハァ…怒るな…おれが…ドジったんだよ……ゲホ」
『………』
ハチはゼーゼーと息を切らしながら言う。
「目の前で“誰かが撃たれても”!! 天竜人には逆らわねェって……約束しただろ…」
「「「………」」」
ルフィ達は静かにハチの話を聞く。
「どうせおれは海賊だったんだ……!! 悪ィ事したから…その報いだ…ハァ…ハァ…ゴメンなァ。ご…ごんなつもりじゃなかったのになあ……!!」
ルフィはハチの側に座った。
「ナミに…!! ちょっとでも償いをしたくて…おめェらの役に立ちたかったんだげども゙………」
「ハチ……」
ナミは口を手で抑える。
「やっぱりおれは昔から…何やってもドジだから………!! 本当にドジだから…」
『………』
「……結局迷惑ばっかりかけて……ゴベンなァ~…!!!」
ハチは泣きながらルフィ達に謝る。
「魚め~!!! 撃ったのにまだベラベラ喋って…お前ムカツクえ~~~!!!」
ジャキン!!っと銃をハチに向ける天竜人。ルフィは天竜人を睨み付け、立ち上がった。そしてスタスタと天竜人に向かって行く。
「やめろムギ!!! おめェらもただじゃ済まねェぞ!!!」
「何する気だ、あいつ…!!」
周りも慌て出す。
「本気か!?」
さすがのキッドも声を出した。
「お前もムカツクえ~~~!!!」
ドンドンっと発泡する天竜人。ルフィはかまわず拳を構え、思いっきり突き出した。
ドゴォォン!!!-----ガシャア…ン!!
天竜人はルフィ達が降りる時に破壊した客席に吹っ飛ばされる。客たちは一様にその光景に釘付けになり、オークション会場は水を打ったように静かになった。みな声が出せない程驚いている。
『………』
「………」
ジンも目を見張った。ローは横目でルフィを捉えながら口角をあげる。 キッドも笑った。静かになった会場でルフィがゾロ達の方を見る。
「悪い、お前ら………コイツ殴ったら海軍の“大将”が軍艦引っぱって来んだって………」
「お前がぶっ飛ばしたせいで………斬り損ねた………」
ルフィの言葉にゾロはキンッと刀を収めながら言った。
「ハチ!…しっかりして!」
ナミはハチに駆け寄る。
「ニュ~…お前ら…大変な事を…!!」
「…まールフィだから仕方ないわ」
ハチの言葉にナミは笑顔で答える。後ろでは、サンジがタバコに火をつけた。
「さて…」
「――じゃ、やる事ァ決まって来たな」
フランキーの言葉にチョッパーが頷く。
「舞台裏のどこかにあると思うよ!! ケイミーの首輪のカギ!!おれはハチの傷診なきゃ、頼むよ!!」
「お前ら……!!!」
パッパグは涙を流しながら感謝していた。
「………チャルロス!!」
「チャルロス兄さま~!!! お父上様にも殴られた事などないのに~!!!」
キャアアアとやっと悲鳴をあげることができた天竜人、シャルリア宮。それをきっかけに会場内が一変して悲鳴と逃げる人々の声で騒がしくなった。
「おのれ!!! 下々の身分でよくも息子に手をかけたな!!!」
ドンドンドンっとルフィ達に向けて銃を乱射する天竜人、ロズワード聖。周りはさらに混乱する。
「この世界の創造主の末裔である我々に手を出せばどうなるか」
ロズワード聖は怒鳴りながら銃を撃ち続ける。
「!!?」
突然ロズワード聖の銃が吹き飛ぶ。タンッと蹴りを入れたサンジが銃を蹴りあげたのだ。
「貴様、ロズワード聖に!!」
衛兵がサンジに武器を向ける。しかし瞬く間にサンジに蹴り倒された。
「行け!! ケイミーちゃんを解放しろ!!」
「よしきた!! 任せろ!!!」
サンジの言葉にフランキーはウエポンを使いながら舞台に突き進んで行った。
「衛兵出あえ~~!!!」
「海賊を捕らえろ!!!」
「わっ!! どんどん出てくる!!」
「魚なんぞ守るとは愚か者めらが!!!」
ドシュッ!!!
「!!!」
兵士はゾロによって斬られる。
「貴様らあくまでも我々に歯向かうと言うんだな!!?」
「ケイミーは売り物じゃねェ!!!」
ロズワード聖を睨み、ルフィは叫ぶ。
「“海軍大将”と“軍艦”を呼べ!!! 目にものを見せてやれ!!!」
その言葉に会場はさらに混乱、外でも逃げ惑う人々で溢れていた。
「海賊が天竜人を手にかけたァ~~~!!!」
「“海軍本部”から軍艦が来るぞ~~!!!」
「ふせろ!!」
ゾロは刀を構える。
「“三十六煩悩鳳 ”!!!」
斬撃が飛ぶ。サンジとルフィは寸での所で避けた。
「どわァ~~!! 殺す気かァ!!!」
その斬撃はケイミーの水槽を斬った。ケイミーは外の声が聞こえるようになる。
「あ」
「ケイミー!! そこで待ってろ!!」
「うん!! はっちん!!みんな!!」
ハチの言葉に涙を流しながらケイミーは力強く頷いた。
「何!? 魚人!?」
「あ」
ハチに視線が集中し、ざわめきが広がる。
『これは……?』
「なんだ? 魚人くらいで騒ぐのか」
ジンとローは騒ぐ周りの見渡した。ルフィは辺りに目もくれず走る。
「今、助けるぞケイミー!!」
「取り抑えろ!! 麦わらの男を!!!」
「お前らァ!!! ケイミーは売り物じゃねェぞー!!!」
ルフィの前にはピエロ達が立ち塞がった。一方ハチには罵声が浴びせられる。
「何で魚人が陸にいるんだよ!!」
「やだも――何この肌の色!!? 何その腕の数…!!?」
「ニュ~………」
「こわいわ!!存在がこわい!! 近寄らないで―――!!」
「海へ帰れ化け物――!!!」
「あっちに行け!!!」
ハチの状況を見て、サンジさん達は騒然となる。
「――どういうこったよ、こりゃ……」
「ハチ!!一旦逃げよう!! 今度はお前が危ねェ!!」
「おれはいいんだ、ケイミーが」
パッパグの言葉にハチ首を横に振った。ナミが顔を青くする。
「ロビンの言った通りだ……この島では“魚人族”と“人魚族”が……“差別”を受けてるって…!!」
「え!!? ケイミーも!?ハチも!?」
チョッパーは驚いた。ルフィはピエロ達の制止を振り切ろうとする。
ドン!! ドォン…!!!
「きゃああああああ!!!」
『!!』
銃声と共にハチが倒れた。ケイミーはショックで口を塞ぎ、ルフィも振り向く。皆が銃声が鳴った中央に目を向けた。
「むふふふ。むふーんむふーん♪ 当たったえ~~~っ!! 魚人を仕留めたえ~~!!」
「ハチ!!!」
ナミは涙目になりながら叫ぶ。
「は~~あ撃たれてよかったわ。近づいて何か病気でもうつされたら大変だもの」
「………」
周りではひそひそとそんな声が聞こえた。ルフィは黙ってハチを見る。
「…………!!……………!!!」
ケイミーは泣きながら水槽をドンドンと殴る。
『………っ』
「動くな、クロスロード屋」
『………』
ジンは立ち上がろとしたが、ガシッとローに抑えられる。
「お父上様!!!ご覧ください!! 魚人を捕まえましたえ!!!自分で捕ったからこれタダだえ? 得したえー魚人の奴隷がタダだえ~~~!! タ~ダ~タ~~ダ~タコがタダ~!!!」
喜ぶ天竜人。ルフィはムカッ…っとして無言で天竜人に近づこうとしたがハチによって止められた。
「!」
「だめだ…ハァ…ハァ…怒るな…おれが…ドジったんだよ……ゲホ」
『………』
ハチはゼーゼーと息を切らしながら言う。
「目の前で“誰かが撃たれても”!! 天竜人には逆らわねェって……約束しただろ…」
「「「………」」」
ルフィ達は静かにハチの話を聞く。
「どうせおれは海賊だったんだ……!! 悪ィ事したから…その報いだ…ハァ…ハァ…ゴメンなァ。ご…ごんなつもりじゃなかったのになあ……!!」
ルフィはハチの側に座った。
「ナミに…!! ちょっとでも償いをしたくて…おめェらの役に立ちたかったんだげども゙………」
「ハチ……」
ナミは口を手で抑える。
「やっぱりおれは昔から…何やってもドジだから………!! 本当にドジだから…」
『………』
「……結局迷惑ばっかりかけて……ゴベンなァ~…!!!」
ハチは泣きながらルフィ達に謝る。
「魚め~!!! 撃ったのにまだベラベラ喋って…お前ムカツクえ~~~!!!」
ジャキン!!っと銃をハチに向ける天竜人。ルフィは天竜人を睨み付け、立ち上がった。そしてスタスタと天竜人に向かって行く。
「やめろムギ!!! おめェらもただじゃ済まねェぞ!!!」
「何する気だ、あいつ…!!」
周りも慌て出す。
「本気か!?」
さすがのキッドも声を出した。
「お前もムカツクえ~~~!!!」
ドンドンっと発泡する天竜人。ルフィはかまわず拳を構え、思いっきり突き出した。
ドゴォォン!!!-----ガシャア…ン!!
天竜人はルフィ達が降りる時に破壊した客席に吹っ飛ばされる。客たちは一様にその光景に釘付けになり、オークション会場は水を打ったように静かになった。みな声が出せない程驚いている。
『………』
「………」
ジンも目を見張った。ローは横目でルフィを捉えながら口角をあげる。 キッドも笑った。静かになった会場でルフィがゾロ達の方を見る。
「悪い、お前ら………コイツ殴ったら海軍の“大将”が軍艦引っぱって来んだって………」
「お前がぶっ飛ばしたせいで………斬り損ねた………」
ルフィの言葉にゾロはキンッと刀を収めながら言った。
「ハチ!…しっかりして!」
ナミはハチに駆け寄る。
「ニュ~…お前ら…大変な事を…!!」
「…まールフィだから仕方ないわ」
ハチの言葉にナミは笑顔で答える。後ろでは、サンジがタバコに火をつけた。
「さて…」
「――じゃ、やる事ァ決まって来たな」
フランキーの言葉にチョッパーが頷く。
「舞台裏のどこかにあると思うよ!! ケイミーの首輪のカギ!!おれはハチの傷診なきゃ、頼むよ!!」
「お前ら……!!!」
パッパグは涙を流しながら感謝していた。
「………チャルロス!!」
「チャルロス兄さま~!!! お父上様にも殴られた事などないのに~!!!」
キャアアアとやっと悲鳴をあげることができた天竜人、シャルリア宮。それをきっかけに会場内が一変して悲鳴と逃げる人々の声で騒がしくなった。
「おのれ!!! 下々の身分でよくも息子に手をかけたな!!!」
ドンドンドンっとルフィ達に向けて銃を乱射する天竜人、ロズワード聖。周りはさらに混乱する。
「この世界の創造主の末裔である我々に手を出せばどうなるか」
ロズワード聖は怒鳴りながら銃を撃ち続ける。
「!!?」
突然ロズワード聖の銃が吹き飛ぶ。タンッと蹴りを入れたサンジが銃を蹴りあげたのだ。
「貴様、ロズワード聖に!!」
衛兵がサンジに武器を向ける。しかし瞬く間にサンジに蹴り倒された。
「行け!! ケイミーちゃんを解放しろ!!」
「よしきた!! 任せろ!!!」
サンジの言葉にフランキーはウエポンを使いながら舞台に突き進んで行った。
「衛兵出あえ~~!!!」
「海賊を捕らえろ!!!」
「わっ!! どんどん出てくる!!」
「魚なんぞ守るとは愚か者めらが!!!」
ドシュッ!!!
「!!!」
兵士はゾロによって斬られる。
「貴様らあくまでも我々に歯向かうと言うんだな!!?」
「ケイミーは売り物じゃねェ!!!」
ロズワード聖を睨み、ルフィは叫ぶ。
「“海軍大将”と“軍艦”を呼べ!!! 目にものを見せてやれ!!!」
その言葉に会場はさらに混乱、外でも逃げ惑う人々で溢れていた。
「海賊が天竜人を手にかけたァ~~~!!!」
「“海軍本部”から軍艦が来るぞ~~!!!」
「ふせろ!!」
ゾロは刀を構える。
「“三十六
斬撃が飛ぶ。サンジとルフィは寸での所で避けた。
「どわァ~~!! 殺す気かァ!!!」
その斬撃はケイミーの水槽を斬った。ケイミーは外の声が聞こえるようになる。
「あ」
「ケイミー!! そこで待ってろ!!」
「うん!! はっちん!!みんな!!」
ハチの言葉に涙を流しながらケイミーは力強く頷いた。