30番ＧＲショッピング・モール


「ねぇ、ロビン」

「なぁに？」

ナミとロビンは服をいくらか物色し、たくさんの紙袋をボンバックに入れていた。今はボンチャリの上で休憩している。


「一度ちゃんと聞いてみたかったんだけど、ジンとはいつから知り合いなの？」

「あら、その事。そう言えばちゃんと話したことはないわね」

「いつも二人してはぐらかすんだもの。今日は女だけだからいいでしょ？」

「……そうね。でも期待には添えないと思うわよ」

「期待してないって！　ただ凄く仲がいいから気になるじゃない。ねぇ、話して！！」


ロビンはフフフっと笑った。


「いいわ。――そうね…私とジンが出会ったのは1年くらい前かしら…」

ロビンはゆっくりと懐かしむ様に語り出した。







【ポーネグリフ】