青根くん
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「ん、だめ、そこ、っふ、」
のぶくんの指がナカに入って
あるところを執拗に擦りあげていく
発端はてっちゃんの
妹ほしい発言だったけど
てっちゃんを寝かしつけた後
のんびりするのぶくんを誘ったのは私だ
のぶくんのセックスはすごくやさしい
ゆっくりゆっくり慣らして
ゆっくりゆっくり入ってくる大きな熱が
お腹の底の方をじんと熱くさせる。
いっぱいいっぱいで私はいつも
ただ感じるだけで余裕がなくって、
でも、今日は違うんだって、
大きな肩を掌で押せば
素直にすっと退いてくれる体を突き飛ばして
足の間に体を滑り込ませる。
「名前、」
「かたくなってる」
「やめ、」
大きく反り返るそれを掌で包み込んで
舌を這わせる。
「も、出てるよ」
「…名前、」
「ほへはんまおいひふないえ、」
のぶくんの息が荒くて
目を閉じて眉間には皺が寄っていて
たぶんちゃんと気持ちいい
小さく声が漏れたと思うと
口の中に粘つく苦味が広がった。
「名前、」
「あ、飲んじゃった」
「…っ、」
のぶくんの腕は強くて大きい
裸で触れる皮膚はしっとりとして
その温かい胸に頬を寄せるのが
大好きだったりするわけだ。
作戦成功でぐっと押し倒される。
すぐに硬さを取り戻しているそれが
ぐっと押し当てられたのが
水音からもわかって恥ずかしい、二人の空間。
ゆっくりと奥を捉えるその感触
言葉もなければ派手な嬌声もなく
耳元にのぶくんの息遣いと
伝って来る汗と。
「っぁ、」
ナカに広がる熱、
すべてを出し切るように
腰を揺らすそのゆるい律動にすら
快感を感じ取ってしまう、
頭の中がチカチカする
脱力感に 繋がったまま布団に倒れ込む
ゆっくりと上下する胸、
独特の香り、
「のぶくん」
「?」
「…もっかい、もっと、して、」
「!」
**
強がりとかではなく
同じ家で暮らしているそれだけで
心は満たされている。
小さく柔らかい名前と息子との生活は
静かでやさしい幸せにあふれている。
「のぶくん、もっとして、」
自分の体が大きく
力が強いことは昔から気づいていた。
高校時代ハイタッチを求めてくれる
茂庭さんを度々ふら付かせたのは
今でもいい思い出だ。
煽る名前の体を押し倒すと
白い脚を持ち上げて
奥を、もっと奥をと貪る
声をかみ殺す、荒い呼吸が
俺の思考を鈍らせていく。
**
「う、腰が痛い」
朝ごはんを作ろうにも
起き上がれず。
昨日はちょっとやりすぎた、
「ごめんねえのぶくん」
「いや、」
「かーちゃん、いたいいたい?」
「んーん、平気だよ、すぐ元気になるからね」
「ほんと?とーちゃん、ほんと?」
(ブン)
**
「はあ!?二人目生まれる!?」
「そう、今五か月」
「…はあ!?」
「いやあてっちゃんにね、妹ほしいってごねられてしまって」
「だからってお前ら…なんなのもう…いいんだけどさ…」
「あーほら蹴ってる蹴ってる、にろちゃんさわってみ?」
「わ、ほんとだ、テツのとき思い出すなあ」
「あああにろたんだけずるい!おれもかーちゃんのお腹さわる!」
「はいはい、てっちゃん楽しみだねえ」
「そーだよ、おれにいちゃんになるんだ!」
テツは二人の子どもらしく
バイクとバレーボールが大好きな
3歳児に成長している。
懐かしいユニホームが飾られた部屋で
俺のことをにろたんと呼ぶようになったテツは
(ふたくちだっつーの)
一歳の誕生日に買ってやったあの公式球に
のっかったり投げたりしながら
けらけら笑っている、いつもの光景。
「とーちゃんだ!とーーーちゃーーーー」
「おかえりとーちゃん、にろちゃん来てるよ」
(ブン)
「うっす、てか名前までとーちゃんって呼ぶの?」
「んーなんかてっちゃんのがうつっちゃってねえ」
「とーちゃんアイス!」
「あーそうそうにろちゃんがアイス持ってきてくれたから待ってたのよ、食べよ食べよ」
「バカお前らアイスの前にご飯じゃないのかよ」
(ブン)
「あーそーだったー今日はハヤシライスだよー、てっちゃんお手伝いしてね~」
「おれ!とーちゃんのびーる!」
「にろちゃんのも出してね」
「じゃー2こだ」
「えらいぞ~」
「ちょっと青根どんだけ幸せなの」
(ブン)
「俺まで幸せなんだもん、どーしてくれんの、そろそろお嫁さん欲しいなあ」
「えー!!にろちゃん彼女いるのー!?」
「この地獄耳め…いねえよ…機械工場なんかオッサンしかいねえよ…」
「そっかー、紹介してあげたいのはやまやまだけどねえ、うちのお店にくる人って大体暴走族系の子ばっかなんだよねえ」
「さいしょっからアテにしてねえよ」
「時々原付のお客さんでかわいー子いるから声かけたげよっか?にろちゃんパッと見イケメンだし愛想いいし上手くいくかもよ」
「名前なんか俺に辛辣じゃない?」
(願わくは)
(だいすきなにろちゃんも幸せに)