社会人
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冬のボーナスが出たころ
仲のいい先輩が、クリスマスプレゼント、と
小さな紙袋をくれた。
中身はボディスクラブとか
いいにおいのクリームとか。
嬉しくなって久しぶりにムダ毛もちゃんと剃って
お風呂で丁寧にボディケアすると
風呂場の蒸気の中に
ふわっと優しい香りが広がる。
ひえー、これが大人の楽しみってやつか。
腕や脚の毛を剃って
ちゃんと保湿して布団にもぐると
すべっとした感覚が気持ちいい
遅れてやってきたあきちゃんに
嬉しくなってくっつく。
「今日お風呂めっちゃいい匂いしたけど」
「ふふ、スクラブ置いてあったでしょ、あきちゃんも明日使ってみなよ、すべすべになるよ」
「俺がすべすべになってもしかたないじゃん」
「あきちゃんはむしろ何もしなくてもすべすべだから腹立たしいよね!お布団の感触が気持ちよくてさ~」
「へえ」
すう、と這うように
しっとりした掌が腰に回る
「俺は名前さんがすべすべの方が嬉しいからね」
「あきちゃ、んぅ…くすぐったいから…」
「だってすべすべなんでしょ」
「ねえわざとやってる?」
「ほんと、なんかいつもより触り心地良いね。誘ってるでしょ」
あきちゃんが触れたところから
おなかの奥の方に
びりびりしびれる感じがする
くすぐったくて変な声が出そうなのを
こらえてこらえてシーツに顔を埋めるのさえ
あきちゃんとあおってしまうのが悔しい
「くすぐったいじゃなくてさ、気持ちいいの間違いですよね」
「ちがう、あ!あっ、ん、ちょっと!」
「ほら、もう濡れてる。かわいい」
「ん…やだ、」
反対の手が
服の上からやわやわと
胸をまさぐりはじめる
ちゅ、と唇を奪われて
暗闇の中でもわかる至近距離で
白い肌、長い睫毛と大きな瞳
「いやなの?」
「…やじゃ、ない」
「ほんと、かわいい」
「ん!」
******
「あきちゃんはさ」
「はい?」
「ちゃんと気持ちいいの?」
「え、めっちゃ気持ちいいし最高ですけど」
「それならいいけど。わたしいざとなったらポワーってしちゃうからよくわかんなくって」
「何それ、かわいすぎ。そっちこそ体大丈夫なんですか」
「わからん…それすらわからん……あっ、ちょっと、」
「ほんとだ、大丈夫じゃないじゃん、まだぐちゃぐちゃですよ」
「や、やめてって、あ、も、ほんと、だめ」
「なんで?まだトロトロいっぱい出てくる」
あきちゃんの長くてごつっとした指が
いったばかりの私のいいところを
執拗にせめてくる、中までぐりっと、
おでこはくっつけて、
声が出るのが恥ずかしい、恥ずかしいって気持ちが
もっと感度よくしてる、気がする
きもちい、きもちい、
「またいった?すごい出てきたよ、ほら」
「あ、あん、だめ、」
ほら、と中から
掻き出すように動いた指が
もう全部全部気持ちよくて
そこから先はもう
あんまり覚えてない