おとな
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「菅原先生、帰らないの?」
「そうそう、金曜はノー残業だべー」
「すんません、カギ閉めるんで帰ってもらって大丈夫です」
学級通信、できた、これは上に回して…
あー月曜図工あんのか、画用紙は教室か
算数は…よし板書だけなんとか考えとこう
広い職員室に俺の叩くキーボードの音が響く
ノー残業デーなんて形だけだろ
はーーーー重労働!!重労働だ!!
頑張るね、なんて声かけられるけど
違う俺は土日に出勤したくないだけなんだ!!
仕事を終えて、いや終わったことにして
電気を消して鍵を閉める
校舎裏に止めた軽自動車に飛び乗って
帰路とは違う道を走る
慣れた駐車場に車を止めると
助手席に乗せておいたボストンバッグ
急いで掴んで飛び降りる
色々考えはしたけど
結局地元で教師をしている
#dn=1#のアパート、階段あがって
合鍵で駆け込むと
洗面所の方からドライヤーの音が聞こえてきた。
「働くねえ、菅原先生」
「うっせー、必死だっつーの」
「遅いからお風呂入っちゃったよ」
「うん、」
「どーする?飯もあるけど。風呂入る?」
「う~~~~~~」
「頭回ってないじゃん!晩飯食べてる?」
「最近はチキンラーメンとか…近所のスーパーが空いてたらお弁当…」
「まじ!?教師ってそんなブラック!?」
「
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