ふかつの恋
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「深津はさあ」
名前を呼ぶと目線は動かしてくれるけど、表情は変わらない。いま食べてる学食のカレーがうまいのかまずいのかも伝わってこない。
「ん?」
「ずっとその感じで疲れないの?」
私の言葉に二、三度まばたきをした深津は、わたしをじっと見つめ返す。聞き返されないからたぶん質問の意味は伝わっている。
「俺からしたらお前の方が不思議ピョン。もはや二重人格ピョン、こわいピョン」
「もー、ぴょんぴょん畳み掛けてくるなあ。わたしはコートにはいるとき、水に飛び込む感じがするよ、でもギャップあると相手もびびるし」
「……それなら俺は水生生物ピョン」
「なるほどぉ……」
「バカなやつだなって思ってるでしょ」
「ちがう、おもしれーやつと思ったピョン」