神さんになびかないマネージャー
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(わたしの家族の神さん)
「神さんってさあ」
「ん?」
「神選手の家族?」
リハビリにやってきたのは、大阪でも指折りのバスケ選手という中学生の男の子だ。色白で細長くどことなく神さんと雰囲気が似ている。
「それって、神宗一郎のこと?」
「せやで。珍しい苗字やん」
「まあそうよね、あんたの言う神選手はね、わたしの夫」
「おっと」
「そう、夫。わたしたち夫婦」
「兄妹じゃなくて?」
「はあ?」
横できいてた先生や他のスタッフが吹き出した。全く失礼な人たちだ。
「だってさあ、なんか似てるやんか」
「そうかな。まあ高校生のときから一緒だからね。それこそ付き合う前も妹のみたいに可愛がってもらったし。いや妹って言うよりあほな犬みたいな…」
「なんやねんそれ」
「ってことがあってさあ」
「ふーん、それで?なんでご機嫌なの?」
「家族って言い方が気に入ったんです、すごく」
「ふーん、そりゃあよかったね」
「えっ!神さんは嬉しくないの?」
「俺はとっくにうれしいです」
ぎゅーっと抱き締めあって、顔を見合わせて笑った。笑い方が似てるって最近よく言われる。悪いけどこの先はあの子には見せられないけどね。
「神さんってさあ」
「ん?」
「神選手の家族?」
リハビリにやってきたのは、大阪でも指折りのバスケ選手という中学生の男の子だ。色白で細長くどことなく神さんと雰囲気が似ている。
「それって、神宗一郎のこと?」
「せやで。珍しい苗字やん」
「まあそうよね、あんたの言う神選手はね、わたしの夫」
「おっと」
「そう、夫。わたしたち夫婦」
「兄妹じゃなくて?」
「はあ?」
横できいてた先生や他のスタッフが吹き出した。全く失礼な人たちだ。
「だってさあ、なんか似てるやんか」
「そうかな。まあ高校生のときから一緒だからね。それこそ付き合う前も妹のみたいに可愛がってもらったし。いや妹って言うよりあほな犬みたいな…」
「なんやねんそれ」
「ってことがあってさあ」
「ふーん、それで?なんでご機嫌なの?」
「家族って言い方が気に入ったんです、すごく」
「ふーん、そりゃあよかったね」
「えっ!神さんは嬉しくないの?」
「俺はとっくにうれしいです」
ぎゅーっと抱き締めあって、顔を見合わせて笑った。笑い方が似てるって最近よく言われる。悪いけどこの先はあの子には見せられないけどね。