神さんになびかないマネージャー
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(困惑する新婚)
一度許してもらっちゃえば、ついつい何度でも手を出してしまう。俺が大学にはいる前に付き合い始めたものの双方実家な上に部活が忙しく、よく言えば清い、悪く言えば子供っぽい付き合いが4年ばかり続いた。大阪で一人暮らしをはじめて、のこのこ遊びに来た彼女を初めて抱いたのはもう1年くらい前になり、こうして毎日妻として布団に潜り込んでくるまどかちゃんに、毎日のように手を出してもう、1ヶ月くらいになっただろうか。
珍しくこっちに背中を向けて丸まったまどかちゃんの体を、平均より長めの手足で包み込んでうなじに顔を埋めると、更に体がこわばって、俺は慌ててパッと離れてからだを起こした。
「ごめん、つい、あの、」
嫌なときもちゃんと教えて、と言うと、なぜか腹の辺りにぎゅっと抱きつかれた。ちがうの、と声がして、目を合わせる。顔を上げて、真っ赤な顔でぶんぶん首をふる。両頬を両手で包み込むと、目線を下げて口を開いた。
「全然いやじゃないです」
「…へ?」
「いやじゃなくてびっくりしてるし困ってるの。こんなんじゃなかったのに私たち、でも神さんの手がさわったとこが心臓みたいになって、あったかいのとかきもちいのとか、ばっかりで困ってるの」
「………もう!!!」
たまらなくなってきつく抱き締める。ゆっくり布団に沈めて、力が入ったままの眉間に唇を寄せると、彼女がふんわりと笑った。長い夜がはじまる。
一度許してもらっちゃえば、ついつい何度でも手を出してしまう。俺が大学にはいる前に付き合い始めたものの双方実家な上に部活が忙しく、よく言えば清い、悪く言えば子供っぽい付き合いが4年ばかり続いた。大阪で一人暮らしをはじめて、のこのこ遊びに来た彼女を初めて抱いたのはもう1年くらい前になり、こうして毎日妻として布団に潜り込んでくるまどかちゃんに、毎日のように手を出してもう、1ヶ月くらいになっただろうか。
珍しくこっちに背中を向けて丸まったまどかちゃんの体を、平均より長めの手足で包み込んでうなじに顔を埋めると、更に体がこわばって、俺は慌ててパッと離れてからだを起こした。
「ごめん、つい、あの、」
嫌なときもちゃんと教えて、と言うと、なぜか腹の辺りにぎゅっと抱きつかれた。ちがうの、と声がして、目を合わせる。顔を上げて、真っ赤な顔でぶんぶん首をふる。両頬を両手で包み込むと、目線を下げて口を開いた。
「全然いやじゃないです」
「…へ?」
「いやじゃなくてびっくりしてるし困ってるの。こんなんじゃなかったのに私たち、でも神さんの手がさわったとこが心臓みたいになって、あったかいのとかきもちいのとか、ばっかりで困ってるの」
「………もう!!!」
たまらなくなってきつく抱き締める。ゆっくり布団に沈めて、力が入ったままの眉間に唇を寄せると、彼女がふんわりと笑った。長い夜がはじまる。