信長くんとおねえさん
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のぶ、という声がして、同時にぱんと背中を叩かれる。聞き慣れた声によく知った感触。あれ、こいつの手、こんなにちっちゃかったっけ。顔に熱が集まる。昨日の夜の映像がわーっと頭のなかを流れる。
「っ!さわんなよ!」
「は?」
ぽかん、とした、間抜けな顔だ。
まわりがしんとしたのがわかった。武藤さんがやってきて、おれの頭をばしっと叩いてまどかの首根っこをつかんで黙って連れていってしまった。
桃子さんのベッドで目覚めて俺は、なんの考えもまとまらずにぽっかりしていた。桃子さんは裸の胸を慌ててタオルケットで隠しておはよう、と言った。何とも言えない気持ちが沸き上がってタオルケットごと抱き締めた。一生だいじにします、と言うと、パンツはいて言いなよと茶化されてしまった。そういう朝だった。