神さんになびかないマネージャー
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
練習のあと、牧さんが1年生ちょっといいか、と声を上げる。様子をうかがっているとマネージャーも、と言われて気を付けで端にくっつく。
「県予選、お疲れさまだった」
「うっす」
「ここからは夏休みまで、土日の練習は土曜の午前だけになる」
「えっ、そーなんすか」
「ああ。それでな、ここからが本題だ。夏休み入ってすぐ、3泊の合宿がある。これが正直きつい。特に1年は必ずここで退部するやつが出る。神は去年ずっと吐いてた」
「やだな牧さんずっとなんて。最後は胃がからっぽになるから吐けないんですよ」
「ひぇ…」
「せっかくここまで残ってくれたメンバーだからな、できれば一緒にインターハイに行きたいと思ってる。各々体力トレーニングを怠らないように」
「うっす」
「マネージャーにもまた世話かけることになるが…去年はちょうど不在のときでな、宿のおばさんに迷惑かけたんだ。一緒に来てもらえるか」
「ふふ、毒を食らわば皿までって言いますからね」
「そりゃひでーな」
「また色々教えてくださいね。準備するんで」
「マネージャーが一番頼もしいな」
じゃ、そういうことだからと言われて、慌てて洗濯を回す。神さんがずっと吐いてたってのは、どれくらいマジなんだろうか。