高砂くんの表情筋
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帰り方面のバスが見えて、慌てて走ったけど間に合わなかった。俺に腕を引っ張られて無理矢理走ったあとの笹原は、座り込んでぜいぜい言っている。
「次、1時間後だ」
「ええ~!?」
「スーパーでコーヒーでも買ってくるか」
「ん、は、はあ~、いいね、はあ、」
「死にそうだぞ、大丈夫か」
「あんなに、びゅんびゅん進んだの、うまれて、はじめ、て」
「わかったから。とりあえず息を整えてくれ」
ふう、と長めに息を吐き出した笹原は、膝に手をついてよっこらしょと立ち上がった。
「ゆっくり休んでいいんだぞ、合宿に来たわけじゃないんだし」
「ん、だいじょーぶ」
笹原は小さな手で、上手に俺の手を捕まえる。それをそっと握り返して、ゆっくりと歩き始める。あの頃よりも古ぼけたスーパーで、飲み物や懐かしいスナック菓子を買ってバス停のそばの芝生に座り込んだ。人通りが少なく、雲の流れも穏やかだ。
「戻ったらどうしよう」
「お部屋にお風呂あるんじゃなかった」
「今風呂に入ったらそのまま寝る自信あるぞ」
「たしかに」
「飯がうまいってな、ガイドに書いてあったよな」
「そうそう、たのしみ~」
「まあ、宿のあたり散歩してみるか」
「万歩計つけてくればよかった」
「年寄りくさいぞ」
「ちょっと!聞き捨てならない!」
帰りのバスでも2人掛けに身を寄せる。夕食の会場の案内をしてくれたおばさんによると、ホテルのロビーのすみにある喫茶スペースのクリームぜんざいが美味しいのだという。整えられた庭園を眺めながらゆっくり平らげて、部屋風呂だと寝てしまいそうなので大浴場に。風呂場の前のソファにかけていると、あたたまって浴衣姿の笹原が顔を出す。
「ね、お風呂入ったらぜんざいなくなったよ」
「うそだろ」
「はー、いっぱい歩いたしたくさん食べれそう」
「飲みすぎるなよ」
「わかってますって」
「あー!食べた食べた!」
「うまかったなあ」
「お刺身ぷりんぷりんだった!」
「ひときれがでかかったな」
「わたし生麩好きなんだよね」
「家では使うようなもんじゃないからな 」
「そうなの!ちょっといいゴハンってかんじするでしょ?」
「そうだな」
部屋に戻ると絵に描いたように、二枚の布団がくっつけてあって、顔を見合わせる。
「お腹苦しい、さきお風呂はいろ」
「そうしようか、先いっていいぞ」
「一緒にはいらないの」
「明るいとなんか、困りそうだから」
「え。困らせたい、一緒にいこ。あーでも今お腹出てるなあ」
「そんなことはいいから」
「勝負下着揃えてるから。ちょっと休憩したら脱がせてよ」
「お前変わらないなあ」
「ちがう、高砂くんのことが大好きなの」
「そう言えば誤魔化せると思ってる節があるだろ」
「ふふ、ある」
結局俺は順調に、笹原の勝負下着の餌食になった。興奮している自覚があったので、しっかりよくしてやらないとと思っているうちに、笹原はもう喘ぎ声だか泣き声だかわからない声をずっとだしている。
浅いところを先端で擦ると熱いなかがぎゅうぎゅう締まって、そこを奥まで押し広げると、からだをひとつにするようにきつくきつく抱き締めた。
ぴったりと吸い付いてくる奥の方に更に弾みをつけて押し込むのがどうやらすごく好きらしい、正直にきもちぃ、もっと、と伝えられると、そんなつもりはなくても大きくしてしまう。ぎゅっと締め付けられて、おっきい、いくいく、と言われたらもう欲を吐くしかない。暖かく柔らかく搾り取りに来る内側に、既に次の快楽を感じながら腰を動かして出しきった。