三井先輩に狙われる
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
結局中で何があったかはよくわからなかったけど、晴子の話では三井先輩が部活に復帰することになったらしい。いやいやいや。ぶっ潰してやるとか言ってなかったか?明らかに話がぶっとんでる。殴られてたバスケ部の人たち、いいんですか?晴子のお兄ちゃん、めっちゃ厳しそうだけど許しちゃったの?
まあいいや、私はもうバスケやめたし。関係ないこと、そんなことより今日の昼御飯を、
「った……」
「あ、悪い」
「あ!」
「あ?あれ?お前どっかで、」
うっそだ。
ぼーっとしていた私が悪い。うっかりぶつかったその人は、うそ、
「みつい、先輩」
「え、俺のこと、」
「わたしこの前、体育館にいました」
「げっ」
「わたし、武石中のバスケ部だったんです。憧れの三井先輩が、人を殴るような人になってたなんて、ショックで立ち直れません」
「うっ…」
「失礼します」
あー、思わず逃げてきてしまった。
三井先輩、中1で初心者だったわたしから見ても、すごくかっこよかった。先輩に頼んで、試合のビデオも手に入れて、あのきれいなフォームを何度も見てはスリーポイントの練習に勤しんだ。
後ろの方であっとかうっとか声がした気がしたけど、私はもう止まらない。涙が出るのをぎりぎりこらえて教室の自分の机に突っ伏した。
まあいいや、私はもうバスケやめたし。関係ないこと、そんなことより今日の昼御飯を、
「った……」
「あ、悪い」
「あ!」
「あ?あれ?お前どっかで、」
うっそだ。
ぼーっとしていた私が悪い。うっかりぶつかったその人は、うそ、
「みつい、先輩」
「え、俺のこと、」
「わたしこの前、体育館にいました」
「げっ」
「わたし、武石中のバスケ部だったんです。憧れの三井先輩が、人を殴るような人になってたなんて、ショックで立ち直れません」
「うっ…」
「失礼します」
あー、思わず逃げてきてしまった。
三井先輩、中1で初心者だったわたしから見ても、すごくかっこよかった。先輩に頼んで、試合のビデオも手に入れて、あのきれいなフォームを何度も見てはスリーポイントの練習に勤しんだ。
後ろの方であっとかうっとか声がした気がしたけど、私はもう止まらない。涙が出るのをぎりぎりこらえて教室の自分の机に突っ伏した。