笠松くんと終わらない日々
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「あれ?君マネージャー?かわいいっすね!俺キセリョータっす、よろしく!」
馴れ馴れしく話しかけてきて、わたしが黙っているもんで、頭の上にはてなマークを浮かべているそいつの後ろで、部員たちが青ざめたりニヤニヤしたりしているのが見える。
「2年の青葉ほのか」
「え?」
「2年で、マネージャーしてるんだけど……」
小首を傾げる表情もいちいちキメてきてて既に腹立たしい。下から思い切り、Tシャツの襟元を掴んで引っ張った。
「キャプテンから直々に黄瀬係申し付けられてるんでよろしく。まずはそのなめた態度と口のきき方からね」
「は、はいっす……」
「オラ早川!なに隠れてんの!あんたも黄瀬係でしょうが」
「おえ……おえ、はやかわみつひおだ!」
「……みつひお…っすか?」
「早川はら行言えないから。みつひろだから」
「そーだぞ!」
「そーだぞって……」
スカウトされてきた期待のイケメンルーキーにひどくないっすか?と肩をすくめた、状況をわかってないこいつの鳩尾に拳を沈める。
「つーかあんた、さっきキャプテンにもしばかれてたじゃない。学習能力あるの?」
「……センパイ、俺の能力知ってて言ってる?」
「バスケの話じゃねーっつーの」
「あー、そっか、マネージャーさん、キャプテンに似てるのか」
「……似てる?めんたま大丈夫?」
「そーゆー意味じゃないっす」
「は?つーか早川もなんかいいなさいよ!私ばっかめっちゃ怖いみたいじゃんか!」
「青葉ほんとは優しいからだいじょぶだぞ!」
「なんのアドバイスかよ!」
私たちのやりとりをみて、黄瀬は目を細めてくしゃっと笑った。お前のこと守るために、キャプテンはわたしのこと呼んだんだからな。
馴れ馴れしく話しかけてきて、わたしが黙っているもんで、頭の上にはてなマークを浮かべているそいつの後ろで、部員たちが青ざめたりニヤニヤしたりしているのが見える。
「2年の青葉ほのか」
「え?」
「2年で、マネージャーしてるんだけど……」
小首を傾げる表情もいちいちキメてきてて既に腹立たしい。下から思い切り、Tシャツの襟元を掴んで引っ張った。
「キャプテンから直々に黄瀬係申し付けられてるんでよろしく。まずはそのなめた態度と口のきき方からね」
「は、はいっす……」
「オラ早川!なに隠れてんの!あんたも黄瀬係でしょうが」
「おえ……おえ、はやかわみつひおだ!」
「……みつひお…っすか?」
「早川はら行言えないから。みつひろだから」
「そーだぞ!」
「そーだぞって……」
スカウトされてきた期待のイケメンルーキーにひどくないっすか?と肩をすくめた、状況をわかってないこいつの鳩尾に拳を沈める。
「つーかあんた、さっきキャプテンにもしばかれてたじゃない。学習能力あるの?」
「……センパイ、俺の能力知ってて言ってる?」
「バスケの話じゃねーっつーの」
「あー、そっか、マネージャーさん、キャプテンに似てるのか」
「……似てる?めんたま大丈夫?」
「そーゆー意味じゃないっす」
「は?つーか早川もなんかいいなさいよ!私ばっかめっちゃ怖いみたいじゃんか!」
「青葉ほんとは優しいからだいじょぶだぞ!」
「なんのアドバイスかよ!」
私たちのやりとりをみて、黄瀬は目を細めてくしゃっと笑った。お前のこと守るために、キャプテンはわたしのこと呼んだんだからな。