笠松くんと終わらない日々
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ほのかさんは、特別な人だ。めちゃめちゃこわいけど、とびきりやさしい。冬の体育館で文句ひとつ言わずに水仕事をしている姿をみていると、ほのかさんの海常愛にこたえたくなる。みんなきっとそうだ、バスケ部みんな。
笠松センパイにとって、たぶんそれはちょっとちがう意味をもつ、ことにセンパイは気付いてなさそうだ。けっこう重症の女子が苦手な笠松センパイが唯一、ためらいなく名前を呼んで、肩を叩いて、目を合わせる、そういう相手だ。ほのかのこと大事にしてて、特大の信頼を寄せてるのが見ててわかる。そんな二人がウィンターカップの宿舎で、なんか話し込んでいるので、慌てて隠れる。お風呂上がりのかわいさと微妙な色気も平気なのかな、ヘアバンドで顕にされたおでこ、気になって仕方ない。
「そーゆーことだから、ベンチ頼む」
「まかせてください」
「あと明日の朝飯だけど」
「あ、朝言ってましたよね。10分早くするようにお願いしてます」
「おお、助かる」
「キャプテンのサポーターの替え、明日の朝までに乾くと思いますから」
「ああ、」
「じゃあそろそろ洗濯終わるんで。なんかあればメールとか電話でもいいですから」
「おう」
「あ、かさ…キャプテン、」
「あ?」
「頑張りましょうね」
「ったりめーだろ!」
そっとのぞくと笠松センパイが、ほのかさんのほっぺたを両手ではさんでいる。白くてつやつやのほっぺたが形をかえて、面白い顔になったほのかさんをみて、笠松センパイはいい顔で笑った。ちがうって、そこはチューするとこっす!と残念がった次の瞬間、ぽかんとした2人と目が合う。これはやばいと思ったときには瞬足の笠松センパイにとっつかまっていた。
「おめー、なにのぞいてんだ」
「だって!邪魔しちゃ悪いと思って!」
「なんでてめーが邪魔になるんだよ」
「笠松センパイだめすぎるっす、いまのはチューするところっす!」
「は!?なに言ってんだてめー!殴るぞ!」
「もう殴ってるっす…」
おれはエースなのに、2人にぼかすかなぐられてひどいっす。絶対いい感じだと思ったのにな。ほのかさん、石鹸のとてもいいにおいだ。
笠松センパイにとって、たぶんそれはちょっとちがう意味をもつ、ことにセンパイは気付いてなさそうだ。けっこう重症の女子が苦手な笠松センパイが唯一、ためらいなく名前を呼んで、肩を叩いて、目を合わせる、そういう相手だ。ほのかのこと大事にしてて、特大の信頼を寄せてるのが見ててわかる。そんな二人がウィンターカップの宿舎で、なんか話し込んでいるので、慌てて隠れる。お風呂上がりのかわいさと微妙な色気も平気なのかな、ヘアバンドで顕にされたおでこ、気になって仕方ない。
「そーゆーことだから、ベンチ頼む」
「まかせてください」
「あと明日の朝飯だけど」
「あ、朝言ってましたよね。10分早くするようにお願いしてます」
「おお、助かる」
「キャプテンのサポーターの替え、明日の朝までに乾くと思いますから」
「ああ、」
「じゃあそろそろ洗濯終わるんで。なんかあればメールとか電話でもいいですから」
「おう」
「あ、かさ…キャプテン、」
「あ?」
「頑張りましょうね」
「ったりめーだろ!」
そっとのぞくと笠松センパイが、ほのかさんのほっぺたを両手ではさんでいる。白くてつやつやのほっぺたが形をかえて、面白い顔になったほのかさんをみて、笠松センパイはいい顔で笑った。ちがうって、そこはチューするとこっす!と残念がった次の瞬間、ぽかんとした2人と目が合う。これはやばいと思ったときには瞬足の笠松センパイにとっつかまっていた。
「おめー、なにのぞいてんだ」
「だって!邪魔しちゃ悪いと思って!」
「なんでてめーが邪魔になるんだよ」
「笠松センパイだめすぎるっす、いまのはチューするところっす!」
「は!?なに言ってんだてめー!殴るぞ!」
「もう殴ってるっす…」
おれはエースなのに、2人にぼかすかなぐられてひどいっす。絶対いい感じだと思ったのにな。ほのかさん、石鹸のとてもいいにおいだ。