桐生くんと転校生
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久しぶりの東京、ジャージに大荷物で。
空港から地下鉄で移動して
途中から乗り換えるはずだった路線が
動いていないことがわかり
ちょっと想定外だったけど
近くの駅まで歩いて乗り換え
「すげえ人や…」
「いやあんたたちインターハイも出てるでしょうがよ」
「いやでも慣れねえ」
「苗字がおって今回は助かったな。さあ、とっとと開会式行ってこい、私らは体育館見てくるき」
「うっす」
初めてくる東京体育館
トイレがどこにあるとか
出入口はどうとか
水道の場所なんかも気になる
先生と会場図を確認して
一応写メも取って
開会式を終えたみんなと合流
うちは二試合目からで
会場内でアップをとって
無事快勝、
そこから宿に向かって
安心感からか
みんなで笑ってご飯を食べて。
「名前さんお風呂あがりすか」
「満くん本渡くん、おつかれ~、今日もきれきれだったね~」
「名前さんなんかいつもと感じ違うちょるね。かわいい」
「あー、髪の毛下ろしてるからかな。今日疲れたからお風呂気持ちよかったね」
「名前さん同じ風呂入ったのになんでこんないい匂いするんや?女の子やば」
「本渡くんもいいにおいだよ、せっけんの匂い」
「えー!おれローズのシャンプー使うたのにバラの香りせん?バラの!」
「えーバラ?言われてみればなんかフローラル?」
「えー!?そんなもん!?お泊り用の勝負シャンプーなのに」
「シャンプーに勝負とかあるの…?」
「あーあ、名前さんに呆れられた。八さんみたいに男らしく頭まで石鹸で洗っとけばよかったんや」
「悪かったな石鹸で」
「わかつくん!」
「よう風呂入るだけでそげん楽しそうにできるな」
「わかつくん顔!顔こわい!心配事ですか?」
「いや、なんもねえ…(風呂上りの苗字はいかん…ついつい目がいきそうになっちまう…気づかれてエロいと思われては…)」
***
「で、明日からのことやけど」
「うっす」
「明日一試合勝てば翌日に進む、明後日は二試合や。魔の三日目の一番きつい二試合目は梟谷がくる可能性が高い。まあ先のことを考えても仕方ない、まずは明日だ」
「…え?」
「どうした苗字」
「あ、あの、私、梟谷から来たんです」
「…まじ?」
「お前、東京としか言わねえから」
「すみません、びっくりしちゃって。心配しないでください、びっくりしたけど、みんなに勝ってほしいって気持ちしかないです」
「…そりゃあびっくりしたな、お前…大丈夫なんか?気まずくねえんか」
「気まずい雰囲気出すようなやつらじゃないから。大丈夫、みんなは強いからね、びっくりしたけど心配してない」
空港から地下鉄で移動して
途中から乗り換えるはずだった路線が
動いていないことがわかり
ちょっと想定外だったけど
近くの駅まで歩いて乗り換え
「すげえ人や…」
「いやあんたたちインターハイも出てるでしょうがよ」
「いやでも慣れねえ」
「苗字がおって今回は助かったな。さあ、とっとと開会式行ってこい、私らは体育館見てくるき」
「うっす」
初めてくる東京体育館
トイレがどこにあるとか
出入口はどうとか
水道の場所なんかも気になる
先生と会場図を確認して
一応写メも取って
開会式を終えたみんなと合流
うちは二試合目からで
会場内でアップをとって
無事快勝、
そこから宿に向かって
安心感からか
みんなで笑ってご飯を食べて。
「名前さんお風呂あがりすか」
「満くん本渡くん、おつかれ~、今日もきれきれだったね~」
「名前さんなんかいつもと感じ違うちょるね。かわいい」
「あー、髪の毛下ろしてるからかな。今日疲れたからお風呂気持ちよかったね」
「名前さん同じ風呂入ったのになんでこんないい匂いするんや?女の子やば」
「本渡くんもいいにおいだよ、せっけんの匂い」
「えー!おれローズのシャンプー使うたのにバラの香りせん?バラの!」
「えーバラ?言われてみればなんかフローラル?」
「えー!?そんなもん!?お泊り用の勝負シャンプーなのに」
「シャンプーに勝負とかあるの…?」
「あーあ、名前さんに呆れられた。八さんみたいに男らしく頭まで石鹸で洗っとけばよかったんや」
「悪かったな石鹸で」
「わかつくん!」
「よう風呂入るだけでそげん楽しそうにできるな」
「わかつくん顔!顔こわい!心配事ですか?」
「いや、なんもねえ…(風呂上りの苗字はいかん…ついつい目がいきそうになっちまう…気づかれてエロいと思われては…)」
***
「で、明日からのことやけど」
「うっす」
「明日一試合勝てば翌日に進む、明後日は二試合や。魔の三日目の一番きつい二試合目は梟谷がくる可能性が高い。まあ先のことを考えても仕方ない、まずは明日だ」
「…え?」
「どうした苗字」
「あ、あの、私、梟谷から来たんです」
「…まじ?」
「お前、東京としか言わねえから」
「すみません、びっくりしちゃって。心配しないでください、びっくりしたけど、みんなに勝ってほしいって気持ちしかないです」
「…そりゃあびっくりしたな、お前…大丈夫なんか?気まずくねえんか」
「気まずい雰囲気出すようなやつらじゃないから。大丈夫、みんなは強いからね、びっくりしたけど心配してない」