桐生くんと転校生
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わかつくんは
関東に来ると寄ってくれることが増えて
私も何度か名古屋に行って
夏休みにはオープンキャンパスのために
満くんと本渡くんが泊まりに来て
シティガールや!女の子の部屋や!と
散々騒いで行ったり
オーストラリアに1か月の短期留学に行ったり
カフェや大学の売店でバイトをしたり
色んなことがあったし
体を重ねることにも慣れて、きたし。
雪が降るような寒い日に
可愛らしい大きな紙袋を持って現れたわかつくんは
白い息を吐いて玄関で笑った。
「早いけどな、クリスマスプレゼントやき」
「うそ、私まだ何も用意してない」
「ええんや、クリスマスんころ、俺忙しいき、会えんかもしれんから、フライングじゃて」
「わ、じぇらぴけ!わかつくん買いに行ったの!?おもしろ!」
「…完全に不審者やったき、一緒に行けばよかった」
「でもうれしい、ありがと」
ふわふわ、きもちい、さいこう、と
風呂上がりに新しいもこもこのパジャマで
脚にクリームを塗っていると
後からシャワーを浴びて出てきたわかつくんが
思い切り目をそらしながら小さい声で
に、におうとる、とつぶやいたのが
なんだか愛おしくてかわいくてついつい、
ちゃんと見て言ってよ~とからかっていると
ひょいと抱き上げられる。
あ、これは、スイッチ入ってるやつ。
実は私も期待してるんだけど。
桐生八は荒っぽいようで
実は繊細で器用で相手をよく見ている。
そんな性格が、こんなときでもしっかり出る。
太くてごつごつした指が
多分一瞬すごくいいところを掠めた
強い刺激に、驚いて縋ろうとする掌は絡めとられ
何度もそこを、触れられて
「すげえ、ぬれとる」
「やだやだ、きもちい、きもちいの、だめ、」
「だめやないき」
「ん、も、いれて、はやく」
「お前、いつの間にそんなになったんや」
「わかつくんが、…ん…んあ!」
味わったことのない
腹の底の方がびりびりくる感覚
漏れる声を抑えることも忘れて
必死でしがみついた
****
「大丈夫か」
「……だいじょうぶじゃないかも…」
「え!どっか痛いんか?俺やりすぎたか?水飲むか?」
「や、なんか、気持ち良すぎて変になりそうだった…やばい…」
「……それは、ええんやないんか」
「えー、でもなんか恥ずかしいんだけど」
「俺しか見てないき、ええんや」
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